2013年9月13日 11:00
研究室DATA
石原 浩二 教授(先進理工学部 化学・生命化学科)
所在地:西早稲田キャンパス65号館
どんな研究室?
金属原子と非金属原子が結合してできる化合物「錯体」の生成メカニズムや、その性質を解明する研究室。錯体が生成するときに、どのような条件下でどのように反応するのか、原子レベルの正確な反応メカニズムを解析しています。ある反応のメカニズムが、推定されていたものとは異なることを実験的に証明したりするなど、今まで誰も知らなかったことを明らかにしています。
化学反応の理解は「推理小説の犯人当て」?
金属というとアルミニウムや鉄など、固いものというイメージがありますが、それに金属以外の原子・分子が結合すると、全く性質が異なる物質となってしまいます。その物質が「錯体」。この研究室では、金属のなかでも白金やル...
2013年9月13日 11:00
研究室DATA
合田亘人 教授(先進理工学部 生命医科学科)
所在地:早稲田大学先端生命医科学センター(TWIns)
http://www.waseda.jp/sem-godalab/
どんな研究室?
食生活や運動などの生活習慣が変化すると、最終的に細胞内外の環境を変化させ、細胞にさまざまなストレスを与えます。細胞環境の変化のなかでも、酸素の供給量と消費量のバランスが崩れて生じる「低酸素環境」に注目しているのが合田研究室。低酸素環境はさまざまな病気と関わっていることが明らかになっています。低酸素と細胞機能の関係を分子レベルで調べることによって、病気が発症するメカニズムの解明や治療方法の確立を目指しているのが、この研究室です。
生活習慣病には、細胞の酸素不足が関係している?
「私は医学部出身なので、患者...
2012年3月24日 11:00
研究室DATA
寺田 泰比古 教授
分子生物学研究室
(先進理工学部 化学・生命化学科)
所在地:早稲田キャンパス65号館
http://www.chem.waseda.ac.jp/terada/
どんな研究室?
化学と生命の領域が融合した分野で、DNAやRNAを中心に生物を分子の面から解明する「分子生物学」の研究室。ヒトゲノムの配列からそれぞれの遺伝子の機能を明らかにする「遺伝子ライブラリー」の設計・作製や、細胞が分裂する際の分子機構の解明などが主な研究分野です。細胞内の「オーロラ」という遺伝子を世界で最初に発見し、このタンパク質を阻害することでがん細胞を殺せることを見つけ出した研究室です。
遺伝子やタンパク質は毎日がんぱって自分の使命を果たしている!
生物を、DNAなどの分子のレベルから研究する分子生物学。寺田研究室では...
2012年2月24日 11:00
研究室DATA
武田 直也 准教授
武田研究室(先進理工学部 生命医科学科)
所在地:先端生命医科学センター(TWIns:50号館)
どんな研究室?
バイオマテリアル(生体材料)およびマイクロ・ナノレベルの微細加工テクノロジーの細胞工学ならびに医用工学への応用を目指しています。例えば、細胞の極性(形態)や遊走運動などの挙動、さらには幹細胞の分化など細胞の機能を制御するバイオインターフェース(微細な加工が施されたり硬さなどの物性が制御されたりすることで、細胞に接した際に様々な機能を発揮する生体材料の表面)技術の開発を行っています。また、このような材料やマイクロ・ナノレベルの装置技術を駆使して、ひとつひとつの細胞を並べて細胞のネットワークを構築したり、細胞から三次元的な筋肉や血管の組織を構築して、細胞間の情報伝達の仕組み解明や生体組織再生への応用を図っ...
2012年1月27日 11:00
研究室DATA
森島 繁生 教授
森島研究室(先進理工学部 応用物理学科)
所在地:西早稲田キャンパス55号館
http://www.mlab.phys.waseda.ac.jp/
どんな研究室?
未来を志向する応用物理学科の中でも特に、映像・音楽コンテンツの生成や画像の理解といった身近なテーマを取り扱い、研究成果によって人々の幸福や安全を実現することを最終ゴールに定めています。学生は各人個別のテーマに取り組んでおり、研究レベルとして世界の頂点を目指しています。実用化を強く意識し、実際にゲームソフトやアニメ作品等に取り入れられている技術も多数存在します。物理・数学という武器を自在に操り、困難な問題解決に向けて日夜努力を続ける。そして、一方で懇親行事等で研究室メンバーの結束を強め、一丸となって目標に向けて走り続ける。それが森島研の日々の姿です。
...