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早大生留学体験記

2014年3月12日 11:00

文化構想学部からの留学

文化構想学部 小谷友里乃




 元々ツアーコンダクターとして世界を飛び回るのが高校からの夢だった私は、あえて国際教養学部ではなく、文化を体系的に学べる文化構想学部に入った。国際教養以外でも留学を考えている人がいたら、ぜひ私の体験記を読んでほしい。


4人5脚で乗り越えた、社会言語学

 文化構想学部を四年卒業するためにゼミの代替授業として社会言語学を取った。しかし、受講者全員が「言語学基礎」を履修済みの「3年生以上」だったが、私はそのどれも満たしていなかった。

 教授に「どうしても取りたい、努力する!」と約束し、例外的に何とか取らせてもらえた。専門用語も授業内容も全く分からない私は当然授業に付いていけず、落ち込むこともあった。しかし、「何のために留学しに来たんだ!」と自分に喝を入れ、毎晩図書館が閉まるまで勉強した。教授とも話し合いながら、言語学専攻のアメリカ人の友達に何回も、何時間もチュータリングをしてもらった。同時並行で、クラスの友達にも授業の予復習やレポートのチュータリングをお願いした。

 おかげでどんどん言語学が好きになり、レポートやプレゼンも完璧とまではいかないが自分なりに精一杯尽くせた。サポートし続けてくれた2人のチューターと教授との4人5脚で獲得した成績のAの文字は今でも私の誇りだ。

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NY出身のBest Friend!!

言語学やアジア史のチュータリングをしてくれた仲良しのCaitlin! 留学後の夏休みも、NYにある彼女の家に泊まらせてもらった。そして今彼女は早稲田の大学院に通っているので、日本でもよく会っている。






日本人一人で、飛び込め!

 TSAプログラムでは20弱の日本人がいるため、日本人一人になるにはその環境を作り出し、異文化に飛び込む勇気が必要だ。私は多くの時間をクラスメートやルームメイトらと過ごした。とりわけ社会言語学を通じて、言語学専攻者と毎週お茶をしたり、別荘で行われる2泊3日の卒論発表会に参加した。また、料理が好きだったので、中国出身のルームメイトやブラジル人、韓国人、ペルー人の友達とそれぞれの得意料理を作りあうことで、自然と英語を話す環境を増やすことができた。そして何より美味しかった。

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言語学の卒論発表会@ミシガン湖近くの別荘

大学の別荘が大好きな私は、これが3回目。まわりは全員アメリカ人。本当にアットホームで楽しいメンバーだった。















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大好きなペルー人のメンター&メンティーズ!

日本人4人に対してメンターが1人ついてくれる、ローレンスのサポート。ペルー出身のVickyはいつも明るくて一緒にふざけあっている。














日本人じゃない人からしたら、私は「異文化人」

 東アジア史の授業では、アメリカ人や中国人から観た米軍基地や尖閣諸島問題について、彼らの本音を聞けたと同時に、日本人として私の意見を求められた。四川大地震を経験した中国出身のルームメイトに「東日本大震災の影響は今どうなの?」と聞かれたりもした。私が他文化に興味津々である様に、周りは日本に興味を持っており、思ったよりも私のことを「日本人」と思ってくれていると痛感した。日本について知らないことが多くて恥ずかしかったが、自分自身改めて学べる素晴らしい機会に恵まれた。


受け入れること、発信すること

 語学力、友達。留学で得られたものは数えきれないが、その中でも大きな変化と言われれば、間違いなく「価値観」を挙げるだろう。深夜4時まで彼氏とスカイプをし、日本から持参した調味料をすべて使い切ってしまう破天荒な中国人のルームメイト。困った、嫌だと思うだけでは何も変わらないため、相手の気持ちを考え、私の気持ちも伝えることでお互いの妥協点を見つけ出せた。また、受け入れるだけではなく、「発信すること」の大切さも感じ、ディスカッションを通じて意見を的確に伝えることに励んだ。

 そしてキャバレーという大学最大規模のイベントでは、日本のよさこい、ベトナムダンス、そしてファッションショーに参加するなど、積極的に発信することを楽しむように変われたのは、自分の中でとても大きな成長だったと思う。

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Vietnamese Dance!!

キャバレーという大学最大のインターナショナルイベントで、ベトナムダンスを踊ったチームメンバー。アオザイという民族衣装を着てセンスを使って踊るこのダンスは身のこなし方がとにかく大変だった。週2日練習していく中でとっても仲良くなっていった。












 思ったよりも留学は大変だ。そしてあっという間。留学で私は多くの友達・価値観・文化に出会い、多くの壁や挫折に直面した。「自分の意見は何なのか」を考えさせられることの連続だった私の留学は、「自分」を成長させ、大きな自信をつけさせてくれた最高の時間だったのだと感じる。

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ルームメイトとパーティーへGO!

たまに破天荒なルームメイトだが、お互いパーティー好きだったこともあり、金曜の夜がいつも楽しみだった。この写真はトガパーティーという、白いシーツなどを着るのがドレスコードのパーティーに向かうときのもの。



















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ホストファミリーと-20℃のMerry Christmas!!

ホストファミリーの家に泊まった時に、ホストマザーが働いている植物園のイルミネーションを見に行った時の写真。ウィスコンシンの冬はとても寒く、毛布にくるまってイルミネーションを見たが、それでもかなりの寒さだった。
























 
課外活動

 4月末に開催される大学最大規模のイベントに向けて、半年間よさこいとベトナムダンスの練習に励んだ。またファッションショー部門では日本代表のリーダーとして交渉・選曲・編集・着付けなどすべてを担当した。

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ファッションショーの舞台で

私がリーダーを担当したファッションショーの日本代表。アップテンポな「さくら」に合わせて舞台でポーズを決めている。ファッションショー部門で一番の喝采を浴びた。

 
一日のスケジュール(1)

7:00 起床
9:00-10:50 社会言語学の授業
11:30 ヨガ、友達とランチ
14:30-16:20 比較政治学の授業
16:30 チュータリング
18:00 チューターと夕食
20:00 勉強
21:30-22:00 ジムで運動
22:30 勉強
1:00 就寝
 
一日のスケジュール(2)

7:30 起床、勉強
9:00-10:50 社会言語学の授業
11:30 ヨガ、友達とランチ
14:30-16:20 比較政治学の授業
16:30 チュータリング
18:00 チューターと夕食
19:00 ベトナムダンス練習
21:00 勉強
0:30 就寝

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