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早大教員の授業における Good Practice &Tips 集

16 日本語教育研究科

2018年8月10日 00:00

単なる知識ではなく、「どこがおもしろいか?」を意識して学んでほしい

【早稲田大学ティーチングアワード2017年度春学期総長賞受賞者インタビュー】対象科目:対照言語研究B受賞者:窪薗 晴夫(早稲田大学非常勤講師/国立国語研究所 副所長 教授)自らが感じている学問の魅力を学生にも伝えたい。そんな教員の思いはどうすれば実現するのだろうか。窪薗教授が36年間の教員生活でたどり着いた授業スタイルは、その答えのひとつとなるかもしれない。 身の回りの「なぜ?」を意識することが学問の出発点  受賞対象の「対象言語研究B」という科目は、日本語の音韻構造を、英語をはじめとする他言語と比較して理解するという日本語教育研究科の授業だ。将来日本語教育に携わることを目指す学生に対して、単に知識を深めるだけではなく、日常生活の中にある日本語の構造を実感し、言語への直感と気づきを養わせることを目的としている。  「自分自身がおもしろいと思っていることを学生に伝えること」を大事にして...

2018年3月15日 17:25

並行した2つの授業で、日本語教育を実践と理論の両面から学ぶ

★早稲田大学ティーチングアワード総長賞科目名:日本語教育実践研究(6)教員名:小宮千鶴子 (日本語教育研究科教授) 日本語教育の専門家を養成する大学院として発足した日本語教育研究科。「理論」「実践研究」「演習」で構成されるカリキュラムのうち、「実践研究」は日本語教育の現場と連携し、教え方や授業運営を学ぶものだ。小宮教授は、本学の日本語教育研究センターに設置されている日本語科目と組み合わせ、学生の学び合いを活用して実践的な指導法を学ぶ授業が高い評価を獲得した。学習者任せではない語彙学習の指導法を実践 今回受賞した授業は、小宮教授自身が担当している日本語教育研究センターの科目とセットで設定された、大学院生対象の授業だ。履修生は大学院での授業に加えて、留学生向けのこの授業にも参加することが求められる。その授業を見学したり実際に参加したりしながら、大学院の授業では、背景にある理論的な説明...

2017年6月 5日 00:00

学ぶ意義と目的を明確にし、研究の内容と手法を能動的に学ぶ

★早稲田大学ティーチングアワード総長賞科目名:対照言語研究A教員名:新田 小雨子(日本語教育研究科 非常勤講師) 20年前に来日し中国人留学生として学んだ新田講師。自らの体験も活かし、対照言語学という領域を学ぶ意義を伝え、日本語を教える際に役立てほしいと考えている。そんな思いで行われているこの授業は、学生アンケートで「有意義であった」という項目で満点を獲得するなど、高く評価されている。 講義の意義と目的を最初に周知させる 「対照言語学A」は、日本語と中国語の対照比較研究論文を読み、両言語の相違点や類似点を極め、それに基づいた日本語教育における留意点を学ぶというものだ。日本語に加え中国語の知識が必要となることもあり、受講生は2016年度前期6人、後期8人のうち、前期の1人を除く全員が中国人留学生という構成であった。 この授業で新田講師がまず理解させたいと考えているのは、言語習得や言語の教育...

2016年10月 1日 00:00

留学生の発音指導を担当し、実践的指導力を身につける

★早稲田大学ティーチングアワード総長賞対象科目:日本語教育実践研究(10)受賞者:戸田 貴子(大学院日本語教育研究科 教授)戸田教授は日本語教育研究科の発音指導の実践授業において、自らが受け持つ留学生対象の日本語発音授業と連動させることで、双方に大きな学習効果を上げている。Course N@viを通じて非対面で発音を指導するという手法が、距離的時間的制約を解消するだけでなく、実践力の獲得に大いに役立っている。 「知的レベルにふさわしい日本語発音」のニーズに応えたい 日本語の能力が高いにもかかわらず、発音が悪いと日本語が下手だと思われるだけではなく、知的レベルまでも低く見られてしまいがちだ。「特に日本語を使って、就職や進学など、活躍の場を広げていきたいと願う学習者にとっては、『とにかく通じればいい』という問題ではありません。なめらかで自然な発音を身に付けることで、社会の中で、自信を持って活...

2016年4月 1日 00:00

教室での「理論」+現場での「実践」を統合したカリキュラムで、日本語教育の真の専門家を養成する

対象科目:日本語教育実践研究(3)受賞者:川上 郁雄(国際学術院 教授) 川上教授が指導する「日本語教育実践研究(3)」は、授業で「理論」を学ぶだけでなく、受講者が小中学校で実際に指導を行う「実践」に重きを置いていることが最大の特徴だ。また、実践を重視した教員養成の取り組みは、年々需要が高まっている年少者への日本語教育を広めていくという面でも大きな意義がある。 教育委員会と協定を結んだ上で、院生を「指導員」として派遣 「理論と実践の統合」は、日本語教育研究科全体の理念でもある。ただ、他の科目が、早稲田への留学生など成人を教育の対象としているのに対して、「日本語教育実践研究(3)」の場合は、対象が年少者で、実践の場が小中学校という点に違いがある。受講生は、毎週1回目黒区内の学校に出向き、「日本語教育指導員」の立場で外国籍や帰国生など日本語指導が必要な小中学生の指導にあたる。 「2...

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