QuonNet(クオンネット) まなぶ・つながる・はじまる・くおん




早大教員の授業における Good Practice &Tips 集

09 先進理工学部

2018年10月16日 19:00

毎回の授業を、ひとつのストーリーとして理解してほしい

【早稲田大学ティーチングアワード2017年度秋学期総長賞受賞者インタビュー】 対象科目:非線形問題 受賞者:篠原 晋(客員教授) 2017年度から本学の教壇に立った篠原教授は、その初年度において本賞の受賞となった。担当した科目が専門領域だったこともあり、「物理を専門とする学生に、この分野の魅力を伝えたい」という思いで講義に臨んだという。その情熱と使命感が、高い評価を受ける授業への原動力となったようだ。 数式の背後にある意味や概念を、言葉で説明して理解させる  「授業スタイルについては、特別なことはしていないです」と謙遜する篠原教授。「ただ、まさに自分が研究を続けてきた専門分野なので、その魅力を伝えやすかったのかなとは思います。私自身、カリキュラムだから教えなくてはいけないというのではなく、自分がおもしろいと思ったことを伝えたいという態度で臨めたことが幸運でした。伝えたいという...

2018年8月10日 00:00

板書の工夫などでメリハリをつけ、学生のノート作成を重視。化学の視点からの思考基盤構築が目標

【早稲田大学ティーチングアワード2017年度春学期総長賞受賞者インタビュー】対象科目:酵素工学受賞者:桐村光太郎(先進理工学部応用化学科 教授) 「知らないということを知る」  酵素工学は、応用科学科の学部3年生が履修する選択科目の1つであり、受講人数160名以上という大人数の講義である。化学の理解を前提として、講義の前半では酵素の性質を学び、後半で酵素機能から生命活動を理解させるとともに、産業利用や工業的利用などの「ものづくりの実例」について触れている。  講義はまず「酵素とは何なのか」ということから展開していくが、「生命とは何か?」「ヒトを含めて生物とは何か?」ということを考える思考基盤を持ってほしいというのが、桐村教授が学生に身につけてもらいたいと願っていることである。  「例えば酵素について正確に説明できるでしょうか?学生たちは、会話の中で何となく使えるかもしれないが、何を持...

2018年6月18日 00:00

各専門分野の学術論文を収集・分析・作成できるツールを開発。 特徴的な語彙や文法、表現などを学生が自ら学ぶことで、 論文を作成する際の適切な英語表現が身につけられる

★第6回e-Teaching AwardDoctoral Student Technical Writing(基幹/創造/先進理工学研究科設置科目)Laurence ANTHONY 理工学術院 教授日本人学生にとって、英語の学術論文を作成することは簡単ではない。なぜなら、学術論文には独特の言い回しや表現があり、さらに専門分野によっても使われる語彙などに違いがあるためだ。アントニ・ローレンス教授は、自身が開発した言語収集・分析・作成ツールを使って、博士課程の学生が各分野での適切な英語表現を自分で学べる授業を行っている。 時間の制約がある中、ICTツールの活用で論文表現の英語スキルを学生自ら高めていく  2017年度より開講している新科目「Doctoral Student Technical Writing」は、博士課程の学生に向けて学術論文を作成する際に必要なライティングのスキルを指導すると...

2018年3月15日 17:25

「生物化学」に興味を持ち、考えるプロセスを学んでほしい

★早稲田大学ティーチングアワード総長賞科目名:生物化学教員名:桐村光太郎 理工学術院教授、木野邦器 理工学術院教授、青野陸 理工学術院助教(写真左より) 医療や食品、環境などの分野で活用が進むバイオテクノロジー。その基本となる内容を扱っているのが、この「生物化学」という科目だ。化学の中でも比較的新しい学問であり、未知の領域も多いという。最近になって必修化されたこの授業が、授業運営の適切さにおいて高く評価され本賞の受賞となった。自ら学ぶ動機付けとなる授業をしたい 生物化学とは、生命現象を分子や化合物など化学的な視点から捉えていこうという学問だ。応用化学科では現在2年生の後期に履修する専門必修科目となっている。以前は3年の前期選択科目だったが、社会的な必要性の増加も考慮し必修化された。「最近ではマスコミなどでも扱われることの多い領域ですが、極めて断片的な情報が多いのが現状です。生物を形作るもの...

2016年10月 1日 00:00

高校での物理未履修者のモチベーションを高めて、挫折をさせない授業を工夫

★早稲田大学ティーチングアワード総長賞科目名:電磁気学B (3クラス)教員名:若尾 真治(理工学術院 教授) 「電磁気学B」は、先進理工学部 電気・情報生命工学科の主に1年生が学ぶ専門選択科目だ。3つのクラスがあり、そのうち「電磁気学B(3クラス)」は、高校で物理を履修しなかった学生を対象としている。2015年度秋学期にこの科目を担当した若尾教授は、物理を学んで来なかった学生が挫折せずに学び通せるように、さまざまな方法でフォローアップを行ってきた。 社会での活用例や実験を通して、電磁気学への興味を高める そもそも1年生の前期には「電磁気学要論」という専門必修科目があり、「電磁気学B(3クラス)」はその「続編」に当たる。「後期に関しては選択ですが、前期で学んだ学生の9割以上が後期の『電磁気学B(3クラス)』も受講していて、その点では電磁気学にすでに興味を持ってくれている学生が大半だと言えま...

 1  |  2  | All 次へ >>

プロフィール
大学総合研究センター
大学総合研究センター
教育方法研究開発部門(CTLT)
CTLTでは早稲田大学における優れた教育事例を収集し、Good Practice、
Tipsとして公開、教員間の活用を促す取り組みを行っていきます。
カテゴリーアーカイブ
01 政治経済学部 (15)
02 法学部 (3)
03 文化構想学部
04 文学部 (2)
05 教育学部 (15)
06 商学部 (5)
07 基幹理工学部 (16)
08 創造理工学部 (9)
09 先進理工学部 (8)
10 社会科学部 (5)
11 人間科学部 (10)
12 スポーツ科学部 (3)
13 国際教養学部 (2)
14 グロバールエデュケーションセンター (15)
15 日本語教育研究センター (6)
16 日本語教育研究科 (9)
17 高等学院 (5)
18 商学研究科ビジネス専攻 (2)
19 国際コミュニティセンター (1)
20 会計研究科 (6)
21 経営管理研究科 (4)
22 情報生産システム研究科 (4)
23 理工学術院 (1)
月別アーカイブ
2018年10月
2018年9月
2018年8月
2018年7月
2018年6月
2018年3月
2017年6月
2017年3月
2016年10月
2016年4月
2016年2月
2015年10月
2015年3月
2014年3月
2013年3月
最新記事
課題の提出や小テストの実施を通して、覚えた知識を定着させる
毎回の授業を、ひとつのストーリーとして理解してほしい
ライブ感のある授業で、学生の意欲を引き出す
会計のプロとして真に役立つ学びを提供したい
大人数の講義でも「生の人間による『実況』」を最重視。提出ノートはきめ細かくフィードバックし、学生の将来の資産になるよう企図

ページトップへ