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早大教員の授業における Good Practice &Tips 集

08 創造理工学部

2018年9月 4日 15:00

大人数の講義でも「生の人間による『実況』」を最重視。提出ノートはきめ細かくフィードバックし、学生の将来の資産になるよう企図

【早稲田大学ティーチングアワード2017年度秋学期総長賞受賞者インタビュー】対象科目:近代建築史受賞者:中谷 礼仁(創造理工学部教授) 「ライブ感」を重要視した講義形式  近代建築史は建築学科の専門選択科目であり、2年生以上が履修することができる。建築学科以外の学生でも受講可能ということで、大変人気がある科目となっており、2017年秋学期の履修者は192名であった。今回のティーチングアワードにおいて、創造理工学部で候補となり得る科目における学生授業アンケートで最も高い平均評点を獲得し、「丁寧でわかりやすい」などの評価を得た。階段教室を利用して行われる大人数の学生を対象とした講義であるが、中谷教授が大切にしているのは、その場で起こった反応を見ていきながら授業をする「ライブ感」。「実況・近代建築史講義」(LIXIL出版2017年)を上梓した教授の講義に対する姿勢は、この書籍名にも使われている...

2018年8月10日 00:00

実務に携わる立場から、若いエンジニアに語りかけるような授業を心がける

【早稲田大学ティーチングアワード2017年度春学期総長賞受賞者インタビュー】対象科目:空気調和衛生設備受賞者:大高一博(早稲田大学非常勤講師)  「空気調和衛生設備」は、創造理工学部建築学科の3年生以上を対象とした専門選択科目だ。担当する大高一博先生は、大手設計会社に所属しており、設備設計部門の責任者としても以前に活躍していた。実務をよく知る専門家という立場ならではの工夫が随所に取り入れられた授業は、「わかりやすく有意義である」と学生たちから非常に高く評価された。どのような工夫があるのか、授業の「方法」と「内容」の2つの側面から説明してもらった。 学生の意見も取り入れつつ、学生が理解しやすい授業方法を検討  授業の「方法」に関わる工夫は3つあるという。まず1つめは、最初と最後の授業で学生にB6判1枚の授業レポートを提出してもらうことだ。大高先生はこれらのレポートを重視...

2018年7月 2日 17:05

オリジナルの参加型シミュレーション演習を導入し、抽象度の高いモデル実験を可能に

★第6回e-Teaching Award経営システム工学入門実験A(創造理工学部経営システム工学科設置科目)中島 悠早稲田大学非常勤講師菱山玲子理工学術院 教授 「経営システム工学入門実験A」は、創造理工学部経営システム工学科に入学した1年生が春学期に初めて出会う実験科目である。この実験科目で学生達は参加型シミュレーション演習を通じて非常にユニークな「大規模アクティブラーニング」を体験する。抽象的な経営システム工学分野のモデル概念を学ぶ機会を与えるこのシミュレーションは、教員により独自にシステム設計・開発がなされたもので、国際会議の査読付論文やデモンストレーションを通じて学外へも紹介されており、対外的な評価も高いという。 大学で実験に参加する環境を整えることから始まる  実験の遂行・結果の整理、分析と考察、発表活動は理工系学生の基礎的なアカデミックリテラシーに位置付けられる。経営システ...

2018年6月18日 00:00

各専門分野の学術論文を収集・分析・作成できるツールを開発。 特徴的な語彙や文法、表現などを学生が自ら学ぶことで、 論文を作成する際の適切な英語表現が身につけられる

★第6回e-Teaching AwardDoctoral Student Technical Writing(基幹/創造/先進理工学研究科設置科目)Laurence ANTHONY 理工学術院 教授日本人学生にとって、英語の学術論文を作成することは簡単ではない。なぜなら、学術論文には独特の言い回しや表現があり、さらに専門分野によっても使われる語彙などに違いがあるためだ。アントニ・ローレンス教授は、自身が開発した言語収集・分析・作成ツールを使って、博士課程の学生が各分野での適切な英語表現を自分で学べる授業を行っている。 時間の制約がある中、ICTツールの活用で論文表現の英語スキルを学生自ら高めていく  2017年度より開講している新科目「Doctoral Student Technical Writing」は、博士課程の学生に向けて学術論文を作成する際に必要なライティングのスキルを指導すると...

2018年3月15日 17:25

全体討論を通じて「自分ならどうする?」を考えさせる

★早稲田大学ティーチングアワード総長賞科目名:水圏環境防災工学教員名:関根正人 創造理工学部、理工学術院教授 一方通行の授業になることなく、いかに能動的に学ばせるかは、学科や学年を問わず共通の課題である。関根教授はレポートやディスカッションおよび全員での討論を通じて、この授業で取り扱うテーマを自分の生活に密接に関わるものと捉えて主体的に考えさせる授業を展開し、学生からも満足度を獲得している。グループでの発表後、全員で討論する 最近、地球規模での気候変動が注目され、国内でもゲリラ豪雨と呼ばれることもある大雨などによって引き起こされた水害のニュースを目にする機会が多い。受賞対象となった「水圏環境防災工学」は、これらの被害の発生メカニズムを知り、防災・減災の対策について学び考えることを目的としたものある。「最近は気候変動の影響が顕在化してきており、将来どうなっていくのかを考えると今が変わり目にあ...

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