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早大教員の授業における Good Practice &Tips 集

2017年6月

2017年6月 5日 00:00

実際のデータを扱う体験型授業で、既存の手法を疑う目を育てたい

★早稲田大学ティーチングアワード総長賞科目名:情報アクセス評価基盤教員名:酒井哲也 基幹理工学部情報理工学科教授 最近よく耳にするようになった反転授業は、授業外での自主学習を促すことで教場での学びをより深いものにしようという試みである。酒井教授は大学院の授業において、講義と併用する形でこれを取り入れたハイブリッド形式の授業を行い、顕著な効果を上げている。最先端の研究を調査して発表する 「情報アクセス評価基盤」というこの科目は、情報検索システムの評価指標や統計的検定とその限界、さらに同分野における最新動向を論じることを目的としている。国際コースの学生にも開放しており、講義は英語で行われる。  この授業の特徴は、15回の内の約半分の回を学生による発表に当てている点にある。たとえば、評価ツールを使ってあるシステムの優位性を実証したり、あるいは最先端の研究で発見された新しい知見を調べたり...

2017年6月 5日 00:00

データを豊富に扱い、データ分析力を身に付けさせる

★早稲田大学ティーチングアワード総長賞科目名:MacroeconomicA01教員名:小枝 淳子 政治経済学部 准教授 EDESSA (English-based Degree Studies September Admission Program)は、政治経済学部が2010年9月より導入している英語学位プログラムだ。国際社会で活躍するリーダーの育成を目指し、世界水準の質の高い授業を英語で提供し、英語による授業履修のみで学位を取得することができるようになっている。このEDESSAにおいて高い評価を受け本賞を受賞したのが、小枝准教授だ。 できるだけ多くのデータに触れさせる 受賞対象となったMacroeconomicA01は、学部におけるマクロ経済学の中級レベルを対象としたEDESSAの必修科目だ。受講生の中には帰国子女など通常の日本語プログラムに属する日本人学生もいるが、授業はすべて英語...

2017年6月 5日 00:00

学ぶ意義と目的を明確にし、研究の内容と手法を能動的に学ぶ

★早稲田大学ティーチングアワード総長賞科目名:対照言語研究A教員名:新田 小雨子(日本語教育研究科 非常勤講師) 20年前に来日し中国人留学生として学んだ新田講師。自らの体験も活かし、対照言語学という領域を学ぶ意義を伝え、日本語を教える際に役立てほしいと考えている。そんな思いで行われているこの授業は、学生アンケートで「有意義であった」という項目で満点を獲得するなど、高く評価されている。 講義の意義と目的を最初に周知させる 「対照言語学A」は、日本語と中国語の対照比較研究論文を読み、両言語の相違点や類似点を極め、それに基づいた日本語教育における留意点を学ぶというものだ。日本語に加え中国語の知識が必要となることもあり、受講生は2016年度前期6人、後期8人のうち、前期の1人を除く全員が中国人留学生という構成であった。 この授業で新田講師がまず理解させたいと考えているのは、言語習得や言語の教育...

2017年6月 5日 00:00

中身の濃いコンテンツで、社会人学生の高い要求に応える

★早稲田大学ティーチングアワード総長賞科目名:企業の経済学教員名:入山 章栄(経営管理研究科 准教授) 大学院経営管理研究科(Waseda Business School、以下WBS)は、ビジネス社会において専門的能力と的確な判断力を備え、世界的視野で活躍できる高度専門職業人の育成を目標としている。主に実務経験を持つ社会人を対象にした教育で評価される授業とはどういうものなのだろうか。 直感的に腹落ちさせ、ビジネスへの示唆を与える 「企業の経済学」は、WBSにおける夜間プログラムの必修コア科目として設定されている。ミクロ経済学の基礎を学びながら、経済学の基本が現実のビジネスにどう応用されていくかを学ぶこの授業は、学生参加型の双方向性や有意義性において、学生からの高い評価を獲得している。  入山准教授が心がけているのは、直感的に腹落ちしてもらうということだ。たとえば、消費者理論を学ぶ...

2017年6月 5日 00:00

授業の振り返りにもつながる「つぶやき」欄と、全体のレベルを向上させるための工夫

★早稲田大学ティーチングアワード総長賞科目名:オペレーションズリサーチB教員名:蓮池 隆(創造理工学部 准教授) 経営システム工学科の専門選択科目である「オペレーションズリサーチB」では、「待ち行列理論」や「マルコフモデル」といった理論の基礎から応用までを学ぶ。一見無味乾燥にも見える数式を扱うことが多く、中には数学が得意ではない学生もいる。どのように学生のやる気を引き出し、学習に前向きに取り組ませているのか。蓮池准教授に授業での取り組みを聞いた。 何でも書いていい「つぶやき」欄が、授業を振り返る材料に まず特徴的なことが、授業中に配る演習用紙の中の「つぶやき」欄の存在だ。授業では60~70分間講義を行ない、残りの時間でその日の内容を復習する演習問題を解かせている。その際、用紙の最後に好きなことを「つぶやいて」もらっているという。 「授業内容に関する質問や感想を書く学生もいますが、まった...

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