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早大教員の授業における Good Practice &Tips 集

2018年9月 4日 15:00

大人数の講義でも「生の人間による『実況』」を最重視。提出ノートはきめ細かくフィードバックし、学生の将来の資産になるよう企図

【早稲田大学ティーチングアワード2017年度秋学期総長賞受賞者インタビュー】対象科目:近代建築史受賞者:中谷 礼仁(創造理工学部教授) 「ライブ感」を重要視した講義形式  近代建築史は建築学科の専門選択科目であり、2年生以上が履修することができる。建築学科以外の学生でも受講可能ということで、大変人気がある科目となっており、2017年秋学期の履修者は192名であった。今回のティーチングアワードにおいて、創造理工学部で候補となり得る科目における学生授業アンケートで最も高い平均評点を獲得し、「丁寧でわかりやすい」などの評価を得た。階段教室を利用して行われる大人数の学生を対象とした講義であるが、中谷教授が大切にしているのは、その場で起こった反応を見ていきながら授業をする「ライブ感」。「実況・近代建築史講義」(LIXIL出版2017年)を上梓した教授の講義に対する姿勢は、この書籍名にも使われている...

2018年8月10日 00:00

ケースの予習+ディスカッションで、授業への参加意識を高める

【早稲田大学ティーチングアワード2017年度春学期総長賞受賞者インタビュー】対象科目:人材・組織(夜間主)受賞者:竹内 規彦(商学学術院 教授)大学院経営管理研究科の必修コア科目である「人材・組織」。30代半ばを中心に、20代後半~50代前半までのビジネスパーソン約30名が、組織や人材をマネジメントする上での理論や方法を学ぶ。すでに実務経験があり、仕事も忙しい社会人学生たちの学習意欲を高めて、主体的に学ばせるためにはどうすればよいのか。竹内教授は、授業の進め方と評価の仕方という主に2つのポイントで独自の工夫を取り入れ、効果を上げている。 ディスカッション→理論の順で学ぶことで理解が深まる  大学院経営管理研究科(ビジネススクール)は、そもそも3年以上の社会人経験が要件ということもあり、ビジネスの最前線で活躍している人材が履修している。彼らが期待しているのは、ビジネスの現場だけでは学べない...

2018年8月10日 00:00

理論と実践の融合で、財務の分野でグローバルに闘える人材を輩出したい

【早稲田大学ティーチングアワード2017年度春学期総長賞受賞者インタビュー】対象科目:株主価値創造理論とIR受賞者:柳 良平 大学院会計研究科 客員教授(受賞時は早稲田大学非常勤講師)日本経済の発展には、企業の競争力強化と収益力の向上が急務と言われている。上場企業の現役CFOでもある柳教授は、現場で培った経験を盛り込んだ実践的理論を展開する授業で高い評価を得ている。就任以来、研究活動にも力を入れて授業内容をブラッシュアップしてきたのは、早稲田の卒業生に日本経済のグローバル化のリーダーとなって欲しいという熱い思いが込められているからだ。 人脈を活かし、他では得られないデータを活用する  企業価値をいかに高めるかをテーマにしたこの授業の目指すものは、理論と実践の遂行だ。論文や実証研究などを背景に、大学院としての高度な学術的理論を学ぶと共に、ビジネスの現場で経験を重ねてきた教員ならではの、実践...

2018年8月10日 00:00

「逆さ質問」「クイズ」などで発想の転換を促し、未開地を歩む者としての自覚を高める

【早稲田大学ティーチングアワード2017年度春学期総長賞受賞者インタビュー】対象科目:省エネルギーLSIシステム受賞者:篠原尋史(情報生産システム研究科 教授) 海外出身の学生から高評価を得た「超アナログ」スタイル  今回、2017年度春学期ティーチングアワード総長賞を受賞した省エネルギーLSIシステム情報生産システムは、北九州キャンパスの大学院情報生産システム研究科の専門科目である。受講している学生は年度にもよるが、留学生が多く、そのため他学部に比べて秋に入学する学生が非常に多いのが特徴の一つである。  秋学期でも同内容の講義を行っているが、人数は春学期の方が少なくなることが多い。2017年度春学期は、13名が受講し、全員がアジアからの留学生であった。そのためほぼすべてを英語で行った。  2017年度は、篠原教授が北九州キャンパスで教鞭を取って3年目であったが、年によって学生の出身...

2018年8月10日 00:00

単なる知識ではなく、「どこがおもしろいか?」を意識して学んでほしい

【早稲田大学ティーチングアワード2017年度春学期総長賞受賞者インタビュー】対象科目:対照言語研究B受賞者:窪薗 晴夫(早稲田大学非常勤講師/国立国語研究所 副所長 教授)自らが感じている学問の魅力を学生にも伝えたい。そんな教員の思いはどうすれば実現するのだろうか。窪薗教授が36年間の教員生活でたどり着いた授業スタイルは、その答えのひとつとなるかもしれない。 身の回りの「なぜ?」を意識することが学問の出発点  受賞対象の「対象言語研究B」という科目は、日本語の音韻構造を、英語をはじめとする他言語と比較して理解するという日本語教育研究科の授業だ。将来日本語教育に携わることを目指す学生に対して、単に知識を深めるだけではなく、日常生活の中にある日本語の構造を実感し、言語への直感と気づきを養わせることを目的としている。  「自分自身がおもしろいと思っていることを学生に伝えること」を大事にして...

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