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「早稲田スポーツモバイル」QuonNet分室

2013年10月 9日 16:09

【スタッフリレー】第9弾!スケート部(フィギュア部門)

スケート部第二弾はフィギュア部門の主務小川さんにお話をお聞きしました。

―自己紹介をお願いします。
早稲田大学スポーツ科学部四年の小川です。アイススケート部のフィギュア部門でマネージャー兼主務をしています。

―小川さんは何をきっかけにフィギュア始めたのですか?
私はもともとダンスを習っていました。その関係で採点競技が好きになったことがきっかけです。
私は都内に住んでいるおり、近くにリンクもある環境でしたので、フィギュアスケートも中学生くらいから好きになりましたね。ただ見るものだと思っていて、やるものではないと思っていました。
大学に入り、大学から始める人もいると教えられて実際フィギュアを始めました。

―ダンスからフィギュアも好きになったということですが、そういう方は多いのですか?
そうですね。私は学連の方にも入っていて、大会の運営の仕事もやっているのですが、そこで色々な選手を見ていると「この子は絶対ダンスやってたな」とか「この子は初心者だな」というのはわかりますね。体のキレであったり、上半身の使い方であったり、やっぱり違いは感じますね。

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フィギュア部門の様子を詳しく説明していただきました。

―テレビ放送枠拡大などによってフィギュアの人気は高まっていると思いますが、部員の増加には繋がっていますか?
どうですかね。スポーツ推薦などによって早稲田にはずっと有名選手がいたのですが、最近は全然いない状態です。
だからこそ入りやすいのではないかとも思います、技術を求められたりしないので。大学によってはトップ選手じゃないと部活に入れないところもあるんですけど、早稲田はそういうのを決めていなくて、スポーツ推薦で入りたければどうぞという形にしているので、経験者じゃない人もたくさんいますね。少しフィギュア人気の話とは関係なくなってしまいましたが。

―フィギュアという競技は幼少期から始められる方が多いというイメージがありました。
むしろ幼少期から始めた人の方が少ないのでは?と思います。早稲田の部の中にも二人、大学に入学してから始めた人達がいます。フィギュアスケートは最近人気がありますし、スケートリンクも都内に複数あるので、大学に入学したことをきっかけに始める人は多いですよ。
大学から始めても運動神経のいい人ならダブルジャンプぐらいなら出来るようになりますし、皆さんが考えているより敷居は低いスポーツですね。

―現在何名が在籍していますか?
四年は私と主将の飯田の二人、三年と二年に一人ずつ、一年に二人の合計六名で活動をしています。主将と主務は二年連続の役職です。

―スピード部門の主務は二年おきに一人ということでしたが、二年連続で役職についているということは、フィギュア部門も同じ方針ですか?
フィギュアは毎年最高学年がやることになっています。私達の一つ上の代は人がいなかったので、たまたま二年連続で主務や主将をやっています。私の学年は主将の飯田と私しかいなかったので、どちらかが主将でどちらかが主務という感じでしたね。
それで、飯田は本当に小さい頃からやっていて、スピードの大会にも出場していたので主将をぜひやって欲しいと。
私はもともと一年の時は大学のチアの部活に入っていて、2年の時からマネージャーという形で参加させてもらっていたので、事務作業ですし主務を引き受けました。

―マネージャーや主務の仕事というのは具体的に何を行うのですか?
新年度になった際に新しい選手の登録や継続の登録や大会の参加のための手続き、大会の時に泊まる宿を予約したりですかね。それと私は学連の役員の仕事もあるので、大会の運営の仕事などもしています。

―練習の時に何か行うことはありますか?
早稲田の他の部と違うところは早稲田スケート部で練習をしていないんです。練習は基本的に個人に任せていて、例えば他の大学と一緒に練習したり、個人でレッスンに行ったりという感じなので、他の大学のようにリンクを早稲田大学で貸切り合同で練習ということはあまりないです。そのためにマネージャーとして練習中に何かするということもないですね。

―では事務作業等のスタッフの数は足りていますか?
事務作業は私の方で全て行っているので大丈夫ですね。部での練習というのがないのもそうですし、団体戦というのがない個人戦の競技なので。インカレになるとAクラス、Bクラス、Cクラスというクラスに分けてその合計ポイントを大学対抗で競うということもあるのですが、やはり個人競技の集まりという感覚なので。

―主務の仕事で大変だと感じることは?
主務の仕事というよりもサポートする側として難しいと感じることなのですが、大会で選手が納得が出来る演技が行えなかった時にどのようなフォローの言葉をかけてあげれば良いのだろうか、と。
私は自分のチームの選手が出る大会の運営側の仕事をしなければならないので、試合前にあまり選手とコミュニケーションを取る時間がないんです。また運営の立場として、競技の予定要素を送ってもらっているので、次に何をやるというのが分かっています。
競技の要素がうまく出来なかった時、選手がとても悔しそうな表情をしてリンクから上がって来る所を見ると、サポートしている側としても辛いです。
他に主務の仕事で大変だと感じることは、今所属している部員のキャンパスが本キャンパス、西早稲田キャンパス、文学部キャンパス、所沢キャンパスと全て違うので、書類を書いてもらったり回収する際にはとても大変ですね(笑)。

―では逆に主務の仕事をやっていて良かったと感じることは?
いつも大学で会う普通の友人がアスリートになる瞬間を間近で見れることですね。部活を支える立場にいるからこそ見ることが出来る両面なので。
遊びに行く時は普通の格好でいても、試合当日、髪形もメイクも衣装も靴もセットしてリンクに立って演技をしていると本当に別人なんですよね。他の人が知らない面も知ることが出来るというのは嬉しいことです。

―主務の仕事をしながらご自身が滑ることはありますか?
私も出来れば滑りたいなとは考えているのですが、個人的に習っているダンスのウエイトが大きいのであまりないです。大学生が練習している時間というのが、大体日中で朝練か正午なので、その時間だと学部の関係で授業があり時間的な厳しさもあります。休日にほんの少し滑るということはありますが。

―小川さんや選手の方は、休日はどのようにして過ごしていますか?
ケガをしている選手は自分のコンディショニングに充てていますね。ケガをしてしまうということは、ケガをしてしまうポジションをとっていたり、ケガする部位が弱いということなので、そこを補うための筋トレだったり、陸上のトレーニングしています。
他には早稲田にメディカルクリニックという所があるので、そこに通ってトレーナーさんに診てもらったり、休日でもリンクが空いてる時があるので練習している人もいますね。部員によっては課題に追われたりしています(笑)。

―部としてのオフの日が決まっていたりするのですか?
全然決まってないです。部での練習がないので、選手個人でオフの日が違いますね。個人個人で指導していただいている先生の時間に合わせるということになってくると思うので、選手によってバラバラですね。貸切りリンクが取れているかどうかにも関係ありますが、基本的には一緒に練習するってことがないのでオフは統一されていません。

―この時期はやはり陸トレが主な練習ですか?
そうですね。選手自身が行くリンクには、選手に指導してくださる先生がいるのですが、多くの選手に教えているので忙しいことが多いんです。指導してもらう際には順番待ちになってしまうことも多いので、秋の大会に向けて今から振り付けなどを教えてもらい、練習をしている部員も多いです。
大学生にはインカレが一番メインな大会になるのですが、その予選に向けて十月の頭くらいからどんどん忙しくなっていきます。トップ選手は出る大会も多いので特に忙しいですね。なので練習日程もやはり選手によって全然違いますね。

―やはりシーズンに入り、大会が多くなるにつれてケガも増えますか?
やっぱり増えますね。刃が刺さるというような大きなケガはめったにないのですが、慢性的なケガが悪化したり、あとはジャンプの着地で失敗して骨折することもありますね。

―合宿などは行いますか?
スピード部門やホッケーは年に何回も行っていると思うのですが、フィギュアはほとんどないです。それこそ個人で行く合宿が多いですね。指導していただいている先生についていくという合宿もありますし、他の大学が主催になっている合宿に参加するということもありますね。「早稲田」としていく合宿っていうのはないです。
フィギュアには選手によって級があり、皆で一緒にこの練習を行おう、と言っても本当に基礎のスケーティングくらいしか出来ません。三回転ジャンプをやりたい人もいれば一回転の練習をしたい人もいるので難しいですね。

―級というのは?
大会に出場出来るのが三級からで、大学から始めると三級を取るのも大変なので、個人の技術も踏まえてもふまえて初級、一級、三級での練習と三級以上の組での練習と、七級等の浅田真央選手クラスのレベルで分けて練習しています。

―全体練習がないというのは早稲田の他部や他大と比べてみても珍しいですね。
そうですね。他大学では一級から七級までの選手がいて大規模での練習の時間をとっている所もありますが、早稲田にはそういう形態はないですね。これだけ少人数なフィギュア部はとても珍しいと思います。

―個々での練習が多いということですが、部としての目標というものはあるのですか?
インカレに出れる選手をなるべく多くしたいという目標はありますね。三級を持っていない人は卒業までに三級を取るという目標もあります。四級以上になるとほぼ予選を通過出来るラインになるので、級上げて予選を勝ち抜いてインカレの本選に出れるようになって欲しいです。

―将来フィギュアに関係する仕事に就きたいという希望はありますか?
フィギュアに限定せず、スポーツに関係する仕事がしたいですね。フィギュアのジャッジの資格を取得しようかとも考えましたし、スケート連盟の方と仕事をさせていただいてる中で、私も連盟登録をしようかなと考えたりもしました。せっかく選手と間近で触れ合う機会ができ、関係者になれたので、これからもフィギュア界に貢献したいなとも思いますしね。
ただまだ考えが漠然としていますし、フィギュアの大会で様々な仕事をさせていただくようになり、そこでジャッジの方や選手と関わったりする機会が多くあり、そういう経験を沢山させていただいたことで、ある意味でインサイダーになれたと思うので、そこからもっとスポーツ界に貢献出来ることを考えたいと大学院進学を決めました。

―フィギュアスケートの魅力というのはどういった部分ですか?
スポーツというくくりの中に入れられているのに、ものすごく芸術要素が強いところです。様々な採点競技を見てきて、例えばシンクロナイズドスイミングだったり体操競技だったりは、アスレチックな要素が強いと思うんです。
新体操は芸術要素が強いのかなと思いますが、やはりテクニカルな部分の方が目立つので。
フィギュアスケートは、ジャンプやスピン等があるのでそういう意味ですごいスポーティーだと言う人もいますが、やはり表現力という芸術要素がとても多くを占めるスポーツだと思います。
私が個人的にリンクサイドから見ていて、やはりジャンプを沢山使える選手が強いっていうのは確かにありますが、そういった選手よりも芸術的要素が優れている選手の方が目を惹くなというのは思いますね。
だからこそ芸術要素が強く、音楽に合わせて何かを表現するっていうのが根本にあるスポーツという意味でとても素敵だなと思います。

―この大学卒業までの半年間でやりたいことはありますか?
やりたいことではないのですが、選手全員がインカレで楽しく演技して欲しいなと思います。インカレに出れる選手はもちろん楽しく演技して欲しいですし、応援に行くメンバーも自分の練習を頑張りつつ、この大会に出たいというモチベーションになるような大会にして欲しいです。運営側としても、選手を支えるサポート側としても。
個人的には、将来フィギュア界、スポーツ界に関わっていく上で必要な能力を身につけていきたいと思います。あとは、やはり頑張っている選手が沢山いるのでそのみんなを精一杯サポートしていきたいですね。

この企画がスタッフリレーということで、前回のスタッフリレーでお話を伺ったア式蹴球部男子の阿部主務から質問をいただいています。「あなたのマネジメントとは」ということなのですが。
「説得力のあるサポート」ですかね。選手がこの人のサポートなら頑張れると思えるくらい自分自身も努力して、力になれるようなサポートがしたいです。

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以上、アイススケート部フィギュア部門の小川マネージャーにお話を伺いました!

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QuonNetコミュニティ | 2014年1月21日 16:15
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