QuonNet(クオンネット) まなぶ・つながる・はじまる・くおん




「早稲田スポーツモバイル」QuonNet分室

2013年7月10日 16:03

【スタッフリレー】第9弾!スケート部(スピード部門)

今回は、スケート部スピード部門で選手と主務を兼任されている由井太陽さんにお話を伺いました。

―自己紹介をお願いします。
早稲田大学スポーツ科学部三年長野県佐久長聖高等学校出身由井太陽です。スケート部のスピード部門で主務をしています。

―スケート部を一括する主務と各部門の主務は別?
別ですね、ただ総合主務という役職がありホッケー部の方が担当しています。

―主務になったきっかけとは?
キャプテンが主務は2年おきに作るというのも決めて、それが暗黙の了解という感じになってますね。ちょうど2つ上に主務の方がいたので自分たちの代で主務を決めることになり、自分が主務になりました。

―それではその狭間の学年は主務が1学年上か下になるということですか?
そうですね、覚えなければならない仕事が多いので、毎年主務を変えると教えるのが毎年になるじゃないですか。その都度主務を変えるよりも2年おきだと2年に一回教えればいいので隔年で主務を出すという決まりになりました。


01.jpg
笑顔で取材に応じる由井選手兼任主務

―スケート部という括りでショートトラックの方がスピード部門の主務になることはないのですか?
そういう話もあるのですが、やりやすさを考えるとに同じ種目の人がやった方がいいので。大会で種目が違うということで仕事の都合上でも難しいので。

―スケートを始めたきっかけとは?
兄がスケートをしていたというのが大きかったですね。兄の練習についていって遊んでいるうちにいつのまにか自分もやっていた、という感じですね。小学校2年生の頃からは本格的に競技スケートをやり始めていました。中学生まで野球をやっていましたが、当時は野球の方が好きだったかも知れません(笑)自分が中学校2年生の時に春大会で県大会で準優勝出来たというのも大きかったかも知れません、やっぱり勝ち上がるのはうれしいじゃないですか。しかし中学校3年生の時にスケートの全中(全国中学校体育大会)で優勝することが出来、黒澤先生(佐久長聖高等学校スケート部監督)に声をかけていただいたんですがそれまでは高校でも野球をやろうと考えていましたね。自分の生まれ育った地域は冬にはスケート、それ以外の季節は野球という感じでスポーツをやっている人が多かったです。

―早稲田にスポーツ推薦で入学されたそうですが、なぜ早稲田でスピードスケートをやろうと思ったのですか?
保育園から私と同じように兄の影響でスケートをやっていた同級生がいまして、その同級生の兄が早稲田大学でスケートをやっていたんですね。由井拓実さん(スポーツ科学部既卒)という方なんですが、その由井さんが大学を卒業される際に、高校のスケート部監督である黒澤先生のところに、その代わりに誰かいないかというお話をその当時の早稲田の監督さんからいただいたのがきっかけですね。また早稲田大学が長野県で合宿をするということもあり一緒に練習をする機会もあったんですね。練習は充実していましたし、チームの雰囲気もすごい良かったということもきっかけとなって早稲田に入ってスケートをしたいと思い始めましたね。

―それではもとから早稲田に対する印象はとてもよかった?
そうですね。早稲田大学のスケート部は名門ですし、早稲田大学というブランドにも憧れは少なからずありました。このような環境に身を置けたことは、両親や高校時代の監督、大学の監督に大変感謝しています。自分自身、早稲田大学で学ばせていただく中で色々な面で成長が出来たと自負していますしね。

―いままでお話を伺った主務の方は皆さん高校と大学の練習体系の違いや勉強との両立に最初は戸惑ったとおっしゃりますが、そういうことはありましたか?
確かに、高校時代は黒澤先生が練習メニューを考えてくださっていましたが、大学では監督はいるものの、練習メニューなどは自分自身で考えなければなりません。朝の練習はトレーナーさんに指示していただいていますが、夕方のメニューは自分で考えていますね。何の練習が自分にどのくらい必要なのかを考えながらメニューを作るのは大変です。

―大学では自主性が求められる?
そうですね。将来の自分のために何が必要か考える、というのは難しいです。大学の授業も遅くまである日があるので、練習に使える時間にどれだけ効率よく使えるかを常に考えています。高校の時と比べると、練習時間はもちろん減ってしまっているので練習の質を高めないと結果が出せません。でもそのおかげで考える力というのは培えているのかな、と(笑)

―練習時間が確保しづらいということは、合宿は貴重な期間になりますね。
合宿はGWと夏休み中に二回ありますが、貴重ですね。ただ後期には遠征というものもあります。GWは陸トレだけのですが、夏合宿は野辺山高原(長野県南牧村)の室内スケートリンクを使って練習しています。後期は大会遠征を転々と、とい形になりますので大学に行けない期間もあるので勉強についていくために必死ですね(笑)

-現在練習は週6回ということですが、一回の練習時間はどれくらい確保出来ますか?
確保出来る日で3時間弱ですかね。この時期は金曜日に高田馬場のシチズンプラザで滑ってます。他の日は陸トレを授業の合間にという感じですね。陸トレは長距離走だったり、ウエイトだったり。あとは自転車ですね。こういう練習があるので競輪選手にスケート選手が転向する例があるんでしょうね。

―勉強でも力を抜きたくない?
はい。教職課程も取得中なので遅くまで授業があります。選択肢の一つとして教壇に立つということも考えているので、母校を含めスケートを教えたいなという気持ちはあります。

―教壇に立つことも選択肢の一つということでしたが、将来的にプレイヤーとしてスケートを続けたいという気持ちは?
今は4年までやりきろうという気持ちでいますね。やはりスケートはお金もかかりますし、選手としての限界もある程度は感じています。ですが、スケートに指導者という形で携われればとは考えています。

―オフは何をして過ごしていますか?
掃除をしたりして過ごしますが、外に出て過ごすことが多いですね。やっぱり貴重な休みなのでぐだぐだして過ごしたくないというか、外に出るといい気分転換にもなりますし。友人と遊びたい時もあるのですが、大学の友人も部活をやっている人がほとんどなので、オフが合わず友人と遊ぶということはあまり出来ないのが残念ですね。

―選手兼任主務をこなす中で大変だった仕事は?
大会へのエントリーですかね。昨年は先輩がエントリーを行っていましたが、今年は自分がやらなくてはならない仕事なので責任重大ですね。やはりエントリーを忘れてしまうと自分だけではなく他の選手も出れなくなってしまうので。昨年も今の2年生が主務と選手間の連携がとれていなかったために、全日本ジュニアという世界大会まで繋がっている大会のエントリーが出来ないということがありました。そういうミスを見てる分エントリーは大変というよりはすごくプレッシャーを感じますね。全ての大会に全ての選手が出る訳ではないので連携を常に取り合うことでそのようなミスは減らせると思うので注意していきたいですね。

―エントリーの他にはどのような仕事をしていますか?
部費の管理とか、東京都スケート連盟などの連盟への登録などですね。

―他部の主務の方のようにドリンクの補給などの仕事は特にない?
そうですね、そういったことは各自でという感じですね。スピード部門は男子4人、女子が1人と人数も少ないですし、練習メニューは個々で決め行っている状況なので、部員全員で練習をすることはあまりないので。

-サッカーや野球に比べて競技人口が少ない分、他の大学との繋がりが強いということなどはあるのですか?また大学内で強い繋がりのある部活などはありますか?
そうですね、やっぱり中学から知っている人が続けていることが多いのですね。中には大学から始めた人もいるのですが、みんな知り合いということが多いですね。狭い世界です(笑)ただ狭い世界だからこそ、他大学の練習にいき混ぜていただくということも出来たりします。早稲田の他部とはスキー部との繋がりがありますね。これは個人的に仲がいい部活なのですが、部同士だとホッケー部との繋がりが強いですね。寮が同じということもありますし、七月に毎年鴨川に海合宿に行ったりしています。合宿とは言うものの泳いで飲んでというリフレッシュ合宿ですね(笑)

―大学生活、部活動のスケートも充実しているようですが、その中で苦しかった思い出などはありますか?
そうですね、昨年のシーズン前半はとても調子がよく成績もついてきていたのですが、シーズン後半は体調不良で学生選手権に出れず、そこから全日本選手権やインカレなどの大会で調子が上がらなかったことが悔しく、苦しかったですね。シーズン前半で結果がついてきていたのでもっと記録を伸ばしたいという気持ちが強く、練習に関してもオーバーペースになっていたのかなという反省はあります。

―では今年はシーズンを通して結果を出したいという気持ちが強い?
そうですね。とりあえず今年はユニバーシアードがあるので、それに向けて頑張っていきたいと思ってますね。大会に向けて体調管理にはすごく気をつけるようにしています。昨年の失敗を繰り返したくないですし、大学で選手として挑めるシーズンも少なくなってきたので今年はやりきりたいです。

-今年の目標は?
今年はやっぱりユニバーシアードとオリンピックがあるので、とにかく上へ上へという感じですね。それとあとは体調管理ですね。やはりうまくいってた分、昨年は無理をしたことがやはり多かったので。今年はシーズン以外にも食事面を含め体調管理には気をつけています。

-この企画がスタッフリレーということで、前回のスタッフリレーでお話を伺ったア式蹴球部男子の阿部主務から質問をいただいています。「あなたのマネジメントとは何ですか?」ということなのですが
難しいですね、自分が主務として一番心がけていることは、仕事に「責任」をもってやることなので「責任」という答えにさせていただきます。大会で選手登録を忘れてしまうとその大会に出ることが出来ず、その選手の努力を無駄にしてしまうので。

02.jpg

-ありがとうございました、スケート部スピード部門の選手兼任主務由井さんでした。次回はフィギュア部門の方にお話を伺います。

この記事へのトラックバック

【記事】【スタッフリレー】第9弾!スケート部(スピード部門)
この記事にご興味のある方は、こちらのトピックもご覧下さい 続きを読む
QuonNetコミュニティ | 2014年1月21日 16:15
プロフィール
早稲田スポーツモバイル運営スタッフ
早稲田スポーツモバイル運営スタッフ
「早稲田スポーツモバイル」は、早稲田大学のスポーツ情報をお届けする携帯サイトです。ラグビー、野球、サッカー、アメフト…早稲田のスポーツ情報は、いつでもどこでもワセモバで★ QuonNet分室でも、各部に密着した記事をお届けします!
http://waseda.sportsinfo.jp/
Twitter:@wasedasports_mb
月別アーカイブ
2013年10月
2013年7月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年9月
2012年7月
2012年6月
2012年5月
2012年4月
2012年2月
2012年1月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年9月
2011年8月
2011年6月
2010年1月
2009年10月
2009年8月
2009年7月
2009年6月
2009年5月
2009年4月
2009年3月
2009年2月
2009年1月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
カテゴリーアーカイブ
2010年までの記事 (147)
お知らせ (12)
コミュニティはこちら (2)
ワセモバイチ押し、今月のオススメ選手
体育各部スタッフリレー (19)

ページトップへ

カレンダー
<< 2015年04月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
最新記事
【スタッフリレー】第9弾!スケート部(フィギュア部門)
【スタッフリレー】第9弾!スケート部(スピード部門)
【スタッフリレー】第8弾!ア式蹴球部(後編)
【早スポ提供】ラグビー早慶戦(2012年11月23日)写真公開中!
【スタッフリレー】第8弾!ア式蹴球部(前編)
最新コメント
35年来のラグビーファ...
Posted by 中田 功
早稲田のOBで40年、早...
Posted by 藤村 俊一
ワセモバコさま 再アッ...
Posted by cookie
>cookieさま ごめんな...
Posted by ワセモバコ
なぜ「10.山中亮平」選...
Posted by cookie
最新トラックバック
【記事】【スタッフリレー】第9弾!スケート部(フィギュア部門)
from QuonNetコミュニティ
【記事】【スタッフリレー】第9弾!スケート部(スピード部門)
from QuonNetコミュニティ
【記事】【スタッフリレー】第8弾!ア式蹴球部(後編)
from QuonNetコミュニティ
【記事】【早スポ提供】ラグビー早慶戦(2012年11月23日)写真公開中!
from QuonNetコミュニティ
【記事】【スタッフリレー】第8弾!ア式蹴球部(前編)
from QuonNetコミュニティ