
2012年2月 1日 12:07
スタッフリレー第4弾の後編です。
新チームへの思いや、神宮での一日の流れなどを語っていただきました。
-新チームになるときの空気とは?
自分たちの代で優勝したいというのは当たり前なので、自分たちが最上級生として引っ張っていけるかどうか。
以前と目つきは変わってきていると思います。
下の代の時には言えなかったことも一番上になりますと、良い意味で自分たちのやりたいことを形にできるので、ひとつの優勝という目標に向かっています。
-キャプテンってどんな人?
佐々木は練習を真面目に一番こなすタイプなので、背中で引っ張ってくれます。
口ではなかなか伝わらないことも、佐々木が一生懸命プレーすることで「キャプテンがやっているならオレらも」という感じにもっていってくれればいいなと思っています。
-キャプテンはどう決まる?
話し合いというよりは、監督が指名するかたちですね。
-では、監督はどんな方?
監督は、細かい部分まできっちりしている方です。
選手一人一人のことを考えてくれていますし、野球では熱い方ですし、全面的に信頼しています。
-昨季からの飛躍をどうみせるのか。
秋に4年生が抜けたことで、戦力ダウンすることは間違いないので全体的に力を向上させなければ優勝は見えてこないと考えています。
野球は野球だけやっていれば勝つ、ということはないチームスポーツなので野球以外の私生活からしっかりしていく、特に最上級生が率先してやっていくということは同期で話し合っています。
私生活に関しては、自分が一番見られることだと思っているので自分もしっかりしますし、できてないやつには言っていこうと思っています。
全てにおいて早稲田大学野球部というのがもっともっといろんな意味で成長していかなければならない。
『早稲田の野球部は野球だけやっていればいいのか』と言われるのが一番嫌なので、私生活も野球もしっかり取り組んでいるのが早稲田大学野球部であると言われるように一人一人が意識を高く持って行動していきたいです。
-例えば挨拶など?
簡単なところから言えば、そういう部分もですね。
-部として指導している?
そんなことはなくて、最上級生が新チーム始まる時にミーティングで話して、自分たちがやっていれば下級生たちはついてくると思うので、口で言うだけではなく行動で見せていこうということは話し合いましたね。
-12月からこれからへの時期というのは?(収録は12月)
一番危ない時期だと思います。
近くにリーグ戦もないですし、目標も遠いので、一番楽をしようと思えばできる時期です。
逆にここを頑張れば他のチームと差をつけられるかなという期間でもあるので、学生コーチを中心にそういった意味でグラウンドでは締めるときは締めるというようにやっています。
一人だと甘えが出てしまうので、やはり新4年生を中心に全員で良い方に向いていければなと思っています。
-マネージャーの忙しさは時期に関係ない?
そうですね。臨機応変にやっていかなければならないので。
3月は沖縄キャンプ以外にもオープン戦もたくさんあるので各校のそれぞれの主務と連絡取ったりしてスケジュール管理はしてます。
3月の予定は全部埋まってますし。![]()
笑いも交えつつインタビューに答えていただきました。
-他のマネージャー(後輩)との関係は?
どうなんですかね・・・(苦笑)
やることできてなかったら怒ることもありますし。ただ、自分は下級生ができてなかったら自分のせいだと思いますし、指導も含めていかなければならないので。一言で表しにくい難しい関係ですね。
仲良くなってしまうと、どうしても言いたいことを言えなかったり・・・ということもあるじゃないですか。
そういった意味では、一線を保ちつつの付き合いという感じです。
-野球部というと上下関係がしっかりしているイメージがあるが?
そんなに厳しくはないですけどね。
まあ、でもある程度学年の差はあります。
-先輩からの教えってあります?
ノーコメントです(笑)
-新チームになりどんな思いでいるか?
マネージャーというのは、できて褒められることはなく、できて当たり前の世界です。
選手は良いプレーをすれば褒められますし、できなくても「ドンマイ」で終わりますけど、マネージャーという立場は仕事が出来なかったらチーム全体に迷惑がかかりますし、「ミスが許されない・できても褒められることは無い」という光の浴びない立場にあると思います。
僕は、早稲田大学野球部ということを誇りに思ってますので、マネージャーは直接試合に出ることはありませんし、試合で貢献することはありませんけど、試合に臨む準備の段階ではチームに貢献できると思っているので、選手が野球に集中できるような環境作りにしていくことがマネージャーの務めだと思っています。
マネージャーの一番の仕事は不安を作らないことですね。
例えば神宮球場に行ったときに、「コレナニ?」と選手たちが戸惑ってしまったら試合に集中できないと思いますので、一切の不安を作らないというのがマネージャーの最低限の仕事だと思います。
日々、考える時間も多いですしやることは多いですけど、その分優勝できたときの喜びは、「苦しまないと喜びは絶対無いと思うので日本一という目標のために、日本一になったときに報われるのかなと思いますが、今は辛いだけでいいかなと思っています。
期待はありますが、不安の方が今は大きいです。
それは仕方ないことだと割り切ってやっているつもりです。
日本一になったときに初めて喜びを感じられればいいです。
-神宮における一日の流れとは?
選手はバスで移動するんですけれども、僕は神宮球場に先乗りします。
下のマネージャーにバスで移動させて、自分は神宮にいてチケットの準備や試合で使うボールの準備だとか審判さんの道具の準備など、あらゆる準備をしています。
-審判さんのものまで!?
そうですね。あとは、ロッカー室の掃除だったり。控え室も掃除しますね。
リーグ戦に関わる全ての方に不安を与えてはいけないと思っているので、普通のことです。
あと、主務はメンバー表を書いたり、試合のスコアをつける仕事もあります。
試合が終わったら、選手は帰りますけど、自分たちは神宮に残って、他のチームのマネージャー業をサポートする仕事があります。
-休む暇がないですよね?
そうですね。朝から晩まで動きっぱなしです。
-話は変わりまして、部に入ってから印象に残っている思い出とは?
マネージャーになった時が一番ですが、他で挙げるならまだ選手をやってた頃ですかね。
今はグラウンドが人工芝なんですけれど、自分が一年生の時はまだ土だったんです。
それで新入生が全面整備をしなければいけないんですよ。今は寮住まいですけど、一年次は実家のある本川越から通っていたので、夏休みは毎日4時半くらいに起きて帰りが11時、12時とかでした。
辛くて、たまに同期と衝突することもありましたけど、その分何でも言い合える仲になれるほどの絆を深めることに繋がりました。
これという思い出は難しいですけど、選手として苦しんでた夏を思い返すと「あの時期があってよかったなあ」と今では思います。
苦しまないと成長はないというのが自分の中にありまして、道に迷ったときは辛いほうを選ぶようにしています。
マネージャーになった時も、自分の中でどっちが成長できるのかと考えたときに、マネージャーになる方かなと考えて、その道を選びました。
-主務になったことで野球観は変わったか?
主務になって一番大きいのは、仕事も大変ですし、やることも増えますし、下の学年の管理もしないといけない。
いろんなことがあるんですけれども、憧れを持っていた、そして誇りを持ってやっている早稲田野球部を自分が形にできるというか、自分のやりたいことを形にしていけるのが一番大きいです。
主務の仕事という点で、楽しみの一つではあると思います。
責任者ですので、外に出ても選手は野球だけですので、OB会などの社会に出て行くのは自分たちなので野球部の顔として誇りをもって役割をこなす。そういった部分で野球部を好きなように動かせる、やりたいことを形にできるというのは、これからの楽しみです。
-主務になってから大変だった仕事とは?
毎日が大変です。全部自分でやらないと誰も助けてはくれないので。今までは上の学年の先輩が助けてくれることもあったんですけど、自分が気づかなければ誰も気がつかないので、自分で仕事を探して。
もちろん監督も自分を頼りにしてくれてますし、そういった意味でも自分のことを考えている暇なく、選手、チームのことだったりを考えてやっています。
-個人的な注目選手は?
高橋直樹(スポ3)です。
自分の同期なんですが、水戸第一高校という進学校出身から一般入試で入ってきまして秋も何試合か出ています。
来春はレギュラーとしてやっていけるような存在になっています。
そうやって一般から入ってきて、レギュラーをとるというのは、自分も一般組なので誇りに思いますし、「名門で野球をやっていなくても、自分が頑張ればレギュラーになれるんだぞ」という希望を全国の高校生へ与えることができると思うので、頑張ってほしいです。
-昨季ブレークした高梨(雄平・スポ1)選手は直属の後輩ですが印象は?
いい意味で言えば、ピッチャー向きの性格をしています。
彼がここ(早稲田)に入ったときに高校の監督から、「お前がいるから、高梨を送った。」と言われました。
高梨はプロに行きたいという目標があって、僕もそれを応援しているので、ちょっと道を外しそうなときに声をかけられる存在でありたいなと思っています。
-前回にインタビューをした競走部の福島さんから質問が来てます!「主務の存在意義って?」というものです。
また、難しい質問ですね・・・。
僕は、マネージャーは目立つ必要がないと思っています。
「お前、居たの?」くらいでいいんです。ただ、結果的に「お前が居なかったら、今はない」と思われるようにありたいです。
マネージャーは影に隠れて裏方に徹するものだと思うので、「目立たず、しかしチームにとっては必要な存在」なんだという答えですかね。
チームに必要な存在と言うのは、どうしても表に出るといいますか、先頭に立って走る姿と言うのが普通だと思いますけども主務という立場は、「目立たないけれどもチームにとっては必要な存在」です。
-最後になりましたが、次の方への質問をおねがいします!
どんなのにしようかな・・・
『苦労が報われた瞬間とは?』というのはどうでしょうか?
-わかりました!この質問は次の方へ。本日はありがとうございました。
ありがとうございました!
取材を受けた経験ってあるんですか?との問いには、「いや、ないですよ!選手らはいっぱいありますけど。」と即答。
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