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“法務がHomeにやってきた”~Homu is coming Home.~

2014年5月

2014年5月23日 23:13

恒例ODR FORUM

 2008年当社を設立して以来、出来る限り出席しているODR FORUMが今年も開催されます。(2008年ビクトリア、2009年バンガロール、2010年ハイファ、2011年ブエノスアイレス、2012年プラハ、2013年モントリオール)そして、今年はパロアルト。

http://www.odr2014.org/

時々、エラい遠くで開催されることもあり(2011年ブエノスアイレス ※不参加、2010年ハイファ)交通費と宿泊費とその間の日本でも業務ができないので周到に計画しないといけません。

基本的には研究フォーラムでもあるので、大学が使われますが、今回はスタンフォードですが、なぜか前日に消費者関連の会議がサンフランシスコ市内であり、宿泊手配が面倒。。。でも、結局飛行機の関係で当日朝着なのでスーツケースを引き摺って初日会場へいき、夜に移動することとしましょう。

25日は、協業経済圏での消費者問題解決に関するカンファレンス。
午前中には、元eBayでこの業界重鎮かつリーダーのコリンルール氏が登壇。
そのほか、消費者保護、評判管理、オークションでのトラブル等々。
途中ハッカソン関連の5分プレゼンがあり、ODR分野でのを聞くのは初めてなのでちょっと楽しみであります。

(終了後、夜は、パロアルトへのバス移動がついているのでこれに参加しないと不便です。カルトレインを一人で夜乗るのはちと不安だし)

そして、26日ー27日は、スタンフォードロースクールでのODR FORUM本番です。
ODRの父と言われるEthan Katsh教授、AAAのCEOなどスピーチとハイファ大学からロビノビッチ女史の講演も楽しみです。こちらは5年前にハイファでお世話になりました(大学構内で迷子になったため。。笑)

また、ペースロー大学の長身ヴィッキロジャースとも再会ですが、こちらは3年前に日本政府や慶応大学教授に御引き合わせして以来。ブラックベリーユーザーでいてくれているだろうか。。。

27日には、国連で議論されているODR WORKING GROUPからの報告があります。こちらは、身近にいらっしゃる教授が日本代表なので、比較的新しい情報を持っている筈なのですが、それでも、最新のアップデートが期待されます。

まだAGENDAが固まっていないようで直前まで変更されるようですが、ここへの参加は当社の年中行事かつ存在意義(注;他にでる人もいないので)でもありますので、頑張っていってきます。

2014年5月16日 23:08

すぐそこにある漏洩

「では、こちらで。これからよろしくお願いします。」


NDAにサインして、いよいよ本格的なビジネスが始まる準備が整いました。

お客様との業務契約を進める上で最初に締結されるのは、守秘義務契約ーーNDA(Non-Disclosure Agreement)です。当社の場合、お客様のバックオフィス業務まで立ち入って様々な提案を提示するので、重要な情報、商売上の秘密、財務情報、場合によっては、お客様のお客様の情報など、センシティブな情報にも触れる可能性もありますので、このNDAは必須です。ずっと昔には、「信頼してるよ」の一言で済まされる場合もあったのも事実ですが、最近では、殆どの企業間で交わされる最初の契約と言えるでしょう。

NDAには、機密情報の定義に始まり、機密の管理や禁止事項、契約終了時の機密の返還や廃棄、損害賠償などについて記載されています。機密情報は、"これは機密だよ"と宣言したものが機密情報となるのが通常ですが、契約先によっては、"すべての情報"が機密扱いになる契約もあり、この場合、極端にいえば、会社案内でも非公開段階であれば機密情報扱いになります。(やがて公開するのですがね)

また、業務を協力会社などに委託している場合、こうした情報を当事者以外の協力会社が目にする事もあるので、それらの企業へも"当事者間と同様の守秘義務"を課すことになります。

業務開始した矢先、今回の業務を一緒に担当しているA社から納品物に関する資料がメールで届きました。確認していると、とんでもないことが判明。。。

なんと、私がCCになっているそのメールの宛先は、当社とはまったく関係のない会社のアドレスが入っています。どうやら私に送るものではない資料の送付先に私を含めてしまったようです。幸い、当社には有用でない情報でしたが、内部情報なので重大な漏洩事故です。即座に連絡しこちらの情報は削除しましたが、メールの場合、発信してしまえば最後、サーバーにアクセスできない限り、相手には届いてしまいます。恐らく、アドレスを打ち込む途中で宛先が絞り込まれて表示されますがその過程で類似のアドレスを選択してしまったのでしょう。悪気は勿論ないのですがこんなイージーミスで情報漏洩が起こります。

笑い話で、パスワードを忘れないようにコンピュータの画面脇に付箋で貼ってあるお話がありましたが、実務では、前述のようなメールご送信による漏洩も頻繁に起こりうる事です。こうしたメールご送信の漏洩は、送られたほうから見るとスパムメールとも見えるので気がつかない事も多く、実害には至らないかもしれませんが、"不注意であること"で、微妙に信頼感を損ねることになるでしょう。

かく言う自分もお客さんのアドレスを混在させてしまったことがありこっぴどく叱責されたことがあります。信頼感を維持しようと、毅然と謙虚に振る舞いましたが、実は、落ち込みはハンパなく、しばらくや立ち直れませんでした。

どれほど強固なシステムを入れても、電子メールの漏洩は、ワンクリックで起こります。そして取消ができません。注意!

2014年5月12日 23:48

オフィスはホントにないほうがいい?

先日の当ブログ【電子メールの労使協定 】では、

休日にもメールが届くー>休んだ気がしないー>休日はメールを見ては行けない労使協定が実施される

ことをご紹介しました。「決め(られ)た」「休日」をきちん休もう、それが健全だという考えに基づいています。健全という意味は、肉体的に、精神的に休んだ方がいいということと、規律として、あるいは宗教的な考えに基づいて健全ということでもあります。

ものすごーく大雑把に言えば、人類は、かつては日の出とともに起きて、行動(狩猟や収穫など働くことを含む)し、日没とともに休むのが、あたりまえのことだったのでしょう。少しずつ進化し、進歩し、太陽と地球の仕組みを知り、宗教がうまれ、安息日としての週末が広まり、様々な発明が生まれ、それは夜でも働けることを可能とし、効率が追求され、労働時間は賃金に反映され、資本家の搾取が指摘され、人権が"発見"され、労働組合が生まれ、産業革命が大量生産を可能とし、コンピュータが発明され普及し、インターネットが世界を繋げて、デジタル化が進展し、電話を使わず、安価でコミュニケーションができるようになり、それは、とても便利だったが。。。。休日にもメールが届く。。。ので、当たり前に休めなくなった。。に繋がってきたのです。

"今"がおかしい、"過去"に、"自然"に帰るべきだという論調もあります。

昔のように身の丈で、慎ましく、欲を出さず、余裕があるときは助け合って、支え合ってという。。。

でも、"身の丈で、慎ましく、欲を出さず"でいると、"余裕"は生まれにくくなり、"支え合う"ことがつらくなるのではないかと推測できます。"余裕"が生まれて、初めて、(継続的に)助けることができ、支え合うには、双方に(継続的に)余裕が生まれる必要があります。一方通行では、支える、支えられる側それぞれの"立場"が生まれてしまいます。継続的であるために、特定の一部ではなくそれぞれに余力を生み出すことを止めるべきではないと考えます。

実は、以前病み上がりの時、"もっと身の丈に"でいいんじゃないか?と思った時期もありました。無理することはない、今できることを無理せず、背伸びせずやればいいんじゃないかと。でもすぐに気付きます。身の丈+αでないと、次を考えられないこと。家族に関心を持つ余裕がなくなること。周囲の声を聞いている余裕がなくなってしまうこと。例えるなら、道を歩く時に、落ちてるお金しか眼中になく、周囲の景色や歩いている人々はおろか、落ちているゴミさえも気に留められないようなもの。


 *   *   *

「これ以上行くと。。。」という人と、「ここまで来たんだから。。。」という人がいます。私は後者のほうかな。それはね、なんでも便利であればいいというものではない、効率化ばかりを追いかけるのはどうか、時間にゆとりをもつためにやることを減らせ、その為には欲望を捨てろ。。。

いや。。それでも。寧ろデジタル化とネットワーク化の進展を精一杯利活用して生産力をあげながら"ゆとり時間"を生み出し、次を考える。。。ほうへ行きたいと思うのです。

その決め手は、移動時間だと見ています。
20数年前にも、在宅やサテライトオフィスへの実験的な勤務が盛んに実施されました。この結果は様々な遠隔管理、遠隔作業のノウハウやツールとなって現在にも応用されています。

ベンチャー企業Lincoin Loopは、オフィスを持たない会社故に出社の必要がなく、従って極端に言えばどこに住もうがかまわない。つまりどこの国に生まれても関係ない。とさえ、このベンチャーの経営者は力説します。

http://wired.jp/2014/05/02/newworkstyle-vmware/

彼は「「住む場所の自由」を手に入れると、幸せの度合いが増す」といってます。

「通勤」を前提にすれば、できれば近いところへ住みたいと思うでしょう。都会にあるオフィスに通勤するとなると付き物のラッシュの電車、渋滞の道路。幸せとは言い難い。住む場所は、仕事だけで決まるのではなく、その他の人生の要素ー家族、趣味、健康、仲間etc.. も同じように考えに入れて決めたい、決めるべきです。しかも、インターネットやデジタル化によって、嘗ては、勤務する場所で選ぶしかなかった居住場所は、かなり自由になってきました。

今ではオフィスにいかなければ手に入らないモノは少なくなりました。決まった時間に皆と顔を会わせて仕事をするために決められた場所へ移動するのではなく、今いる場所に情報を手繰り寄せ、オンラインで会話し、距離があっても時差があっても、仕事ができるようになりました。(もちろん店舗が必要なサービスなどは別ですが)

ところで「場所の自由」の最終形は、ちょっと前に流行った「ノマド」とは違うと思っています。出社しないで自由に仕事=フリーに動いて立ち寄ったおしゃれなカフェで仕事?電車の中でも必要に応じて?忙しないことこの上なし!休憩はキチンととりましょう笑 公共機関での移動は周囲のコトも考えて。自宅では家族が第一。でも自室では仕事の時間があってもいいじゃないですか。会議室を兼ねた小さなオフィスあるいは共用スペースは、便利な都会にあればいい。老親や旧友の住む町にも、仕事のできる環境を準備しておけばいい。

自由は、完全に何もかもからの自由では困るのです。

2014年5月 9日 23:11

マックのウィルスだけでなく

 普及しているブラウザ「インターネットエクスプローラ」に脆弱性があるとして4月28日米国国土安全保障省は、問題解決まで使用を控え別のブラウザを使うようにユーザーに勧告しました。

http://www.huffingtonpost.jp/2014/04/29/internet-explorer_n_5237063.html

XPの公式サポートが終わった矢先で心理的にもバタバタしていたのでこのニュースは強いインパクトで世界中で報じられ、米国だけでなく英国やオーストラリアでも同様の勧告が出され、ニュースだけを見ると少しパニック状態の様相でしたが、速やかに対策は講じられ弊社のお客様にも対応方法が即座に配布され一段落。しかし、セキュリティに対する関心は一気に高まったといえます。

それなのに、シマンテックのCEOは"ウィルスの侵入防止は不可能だ。45%しかできていない" http://www.usfl.com/?p=42707 などと不安なコメントを出し、侵入防止から、発見と被害の抑制に技術的軸足を移すといっています。

そこでふと気になり始めたのが、我が主力マシンのアップルコンピュータのマック。これまで、"ウィルスには強い"あるいは"標的になりにくい"とされ、自分でもそう思っており、最低限の対策をしてはいましたが、どうなっているんだろう。。。。

まずはこんなブログが出ています。これは、ウィルスチェックソフトのAVGの公式ブログですが、

マックにセキュリティソフトは不用は本当か?
http://blog.avg.co.jp/2013/09/マックにセキュリティソフトは不用は本当か?

・特定のversion以降のマックには、アンチマルウェアが搭載されていて(なるほど)

・Appleがアップデートを行った時に問題が生じる可能性があるので、Apple以外から出されているアンチウイルスをインストールすることはすすめていません(ありがち)

そもそも、WIndowsよりシェアが小さい(2013年のデータでは、まだ13倍の開きがあります。http://news.mynavi.jp/news/2013/11/05/044/ )のでウィルス製造者にとっては狙いがいがない?と言われていますが、最近は随分と盛り返しているので、その説は鵜呑みにはしないほうがいいと思われます。(これはホントにホントか?)

少なくとも、最新のOSアップデートには小まめにversionアップすることが最低限でまずは第一段階です。(正論)


私は、オフィスはもとより自宅のプライベート、家族用も含めて、10台もありますので、マック用のウィルスソフトSophos を入れています。このソフトは非常に動きが軽く、実際に、タイムカプセルのバックアップが動作中でも、全体の動作が遅くなったりもしませんし、自動でスキャンを実施しますので、Windowsのセキュリティと同じ感覚で使用できています。

他にも、マック用の無料のウィルスソフト http://blog.yamafd.com/antivirus_4_mac/ はいくつかありますので、こちらを参考に研究してみようと思っています。


マックのウィルスと言っても特殊なものではなく、ウィルスチェックで検出されるのは、殆どがemailに添付されてきたファイルです。ご多分にもれずこうしたモノも工夫されていて、シリーズ化されたメール勧誘のようになっていたり、射幸心を煽るもの、スケベ心をつつくものなどが主流です。結局、これらの怪しい、身に覚えのないファイルをクリックして開かないことにつきます。


   *   *   *

GW初日、熱っぽいなと思っていて出勤前に病院によったところ、インフルエンザB型と判明。家族や前後にお会いした人々にばらまいてしまい、せっかくの連休を台無しにした張本人になってしまいました。お医者さんに「熱が下がっても3日は外出禁止です」と宣告され幽閉。コンピュータのウィルスも同様に法制化される日は遠くないと思えます。

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