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“法務がHomeにやってきた”~Homu is coming Home.~

2014年2月

2014年2月17日 23:21

もうすぐ8%

 もう準備は万端?でしょうか。

弊社でも、小さいシステムではあれど、請求書や見積書、社内の会計システムなど、順次4月1日からの消費税率変更に備えています。1987年に最初に消費税が導入され、1998年に5%に変更されてて以来、17ぶりの変更です。 また、2015年10月には10%への変更も控えており、変更作業を想定することは勿論ですが、対応をしてみると更にいろいろと考えておかなければならないことがあります。


まず、請求書や見積もり書。これは、消費税の数値のマスターテーブルを修正するだけです。ついでに、すぐに施行される10%への変更の場合にも備えてテーブルにデータを追加しておきます。これで、次の変更の場合にも、マスターテーブルの切り替えだけで対応できます。

ついで、社内の会計システム。こちらも同様ですが、月次の明細表示でいくつか問題が生じました。現在の消費税率を表示する欄が、10%になると二桁必要なため、表示幅を変更しなくてはならなくなりました。集計を1枚に表示するために、表示幅を少なくしていたのですが、こちらもなんとか幅を変更できました。

続いて手をつけたのが、Excelの各種サブシステムです。こちらは、請求書などに連動しているのですが、その場その場で付け足したものが多く、消費税率を表内のあちこちに埋め込んでありました。したがってマクロの計算式やVBAなどのどこに消費税率が記入してあるか、探し出すのが大変です。このタイミングで直接記入することをやめて、マスターテーブルを参照するように切り替えます。

※この点、ERPシステムを導入している場合にも注意が必要です。マスターテーブルなどを修正しても、それが適用されない場合があるからです。特に別のソフトメーカーなどが開発しているアドオンのソフトなどの場合、後付けで導入されますが、マスターを参照するモードがあっても、設定されていない場合や、アドオンソフト内の消費税率を参照している場合もあるからです。

ところで、弊社の場合には直接関係してきませんが、小売している商品を持っている場合には、表示をどうするかという問題がでてきます。例えば、現在税込99円で販売している商品の場合、税抜き価格は、99円÷1.05=94円ですが、これを8%に対応すると、94円×1.08=101円になります。

さて。。。

99円が101円になって、購入者にマイナスの心理が働かないでしょうか。

これは、なんともいえません。

あるいは、価格据え置きになるように、利益を削って、売上増を狙うか。

まさに企業(事業)戦略の判断です。Excelのマクロの問題ではありません。

更に税理士さんから、経過措置のアドバイスをいただきました。

「契約形態や案件の内容にもよりますが、2013年10月以前に契約して、納品が2014年4月以降の場合、経過措置として5%で済む場合がある

とのこと。これは場合によっては、弊社のお客様へのメリットにもなるかもしれません。請負契約のシステム開発や、レンタル契約などの場合には適用される場合があるようです。(※残念ならが弊社の場合、毎月のサービス提供なので経過措置はありませんでした。)

注意しないと、払い過ぎになる可能性があります。

そして、2015年の10%導入時に、軽減税率が適用されそうです。これは、食料品など所謂生活必需品を対象に、税率を低くする措置をとり、低所得者層への税負担を軽くするためのものです。

ロイターの記事:消費税の軽減税率制度、「税率10%時に導入」で合意=自民・公明
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE9BA01R20131211

まだ、詳細が決まっていないので、なんとも対策をとりようがありませんが、品目が多い場合には、予めシステムでの対策を検討しておかないといけません。


参考:

ITPro Active 消費税対応、六つの落とし穴
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Active/20140205/534863/?ST=act-enterprise&P=1

2014年2月14日 22:30

時差ぼけはODRの香り

 誕生日前日から出かけた欧州への出張は、まさに弾丸。昼に日本を出発し、11時間+2時間で、ブリュッセルに到着したのは夕方。翌日は昼から欧州の某機関で会議、一泊して、翌早朝にバルセロナへ移動。10時半からバルセロナの某ODR機関で会議し、夕食を共にし、翌11時の便で帰路。。。3泊5日ではあるものの、各国での滞在は各1日という怒濤の出張から戻った翌日の今。やはり朝4時半頃には目覚めてしまいました。


時差ぼけです。

寒いので布団からは出られず、そのまま眠れるかと思いきや、沸々と湧いてくる遅延とそれによる乗り継ぎの不備に対するオランダ航空への怒り。

「今回はイヤな予感がする。"ブリュッセル"のときと同じだ」

機内上映の「ゼログラビティ」のジョージクルーニーのセリフを真似したくなるような旅でした。

信じられないことに、帰国便のKLMオランダ航空は自社の飛行機の遅れなのに乗り継ぎ便を待たずに出発してしまっていました。遅れは出発まで15分にも関わらずです。自社の代替便もなく、結局、同グループのエールフランス便でのパリ経由に変更。スキポール空港での待ち時間は五時間となってしまいました。

KLMは、お詫びのフリーミールクーポンを発行したが、これは、希望のオプションをチェックして郵送すると、クーポンが送られてくるという代物なので今日は使えないし、次にはもうKLMは使わないでしょうから、要するに役立たずです。

窓口の担当者は、「上がきめたことだから私には権限がない」の一点張り。「じゃあこのクレームの内容を上司に伝えて問題を共有してくれ」というと、「それはできない」という。通路側の席を約束させ、三人掛かりで思いっきりクレームして、ちょっとハシタナイ捨て台詞をしてきました。

日本への到着は11時間遅れ。特別食も用意されておらず、体調の関係で夕食抜き。

これはもう社長宛の手紙を書くしかないと決意して、PCの電源を入れました。薄暗い光が真っ暗な部屋をボンヤリ照らします。

KLMオランダ航空のカスタマーケアのHPには、「ご意見、ご要望に関するお問い合わせ」のページがあります。

http://www.klm.com/travel/jp_ja/customer_support/customer_support/contact/about/complaint_compliment.htm

そしてメニューには、"KLMカスタマーケアにメールを送信"がありました。
これですな。

しかし、これをクリックすると画面入力はできないPDFのフォーマットが表示されました。


emailのシンボルがありますが、"メールを送信"は、"手紙を送信"のことのようです。

プリントして書込んで郵送?これで書く気を削ぐ気ですな。
そうはさせるか。

"メールで問い合わせる"


こちらは、電子メールを送るフォームが出てきました。よし!!

"なるべく上の人宛に書くと効果的"
という友人のアドバイスを受けて、

Dear Mr. President.

つらつらと、深夜のラブレターよろしく、クレームを書き綴り送信。整理してみると私の怒りは主に地上勤務職員へのものでした。飛んでしまえば運命共同体。逃げ場のない中で必死に対応してくれるCAやパーサーの心はこちらに届きます。いい席に座れたかではなく、どんな対応をしてくれたのかで、消費者のクレームする気持ちは変るのではないかと思います。

疲れのあまり、「もういいや」と思っていたクレーム心を復活させたのは、時差ぼけでした。そんな夜中にも文句をいう手段が用意されてしまっているオンラインの苦情窓口は、顧客にとっては有効なものに違いありません。しかし、深夜のラブレターの"濃密"な"支離滅裂"は、カスタマーサポートの担当者にとっては、実は善し悪しなのかもしれません。

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