QuonNet(クオンネット) まなぶ・つながる・はじまる・くおん




“法務がHomeにやってきた”~Homu is coming Home.~

2013年10月

2013年10月30日 16:34

台湾の日本野菜には、まだまだ規制が。。。

以前にも、当ブログでご紹介した「「得意(経験・知識・スキル)」をオンライン上で売り買いするモノを売らないフリーマーケット」=ココナラ http://coconala.com/home で、依頼をいただいた調査、
"台湾における高級スーパーでの日本野菜の状況"

を調査してきました。

日本から台湾への野菜や果物は基本的には、http://www.pps.go.jp/travelerss/view/exp/list.html?id=15 のような規制があります。現在は、これに加えて、放射能関連の規制 http://www.jetro.go.jp/world/shinsai/20110623_01.html があり、これも解除にはなっていません。

そうした中で一定の手続きをパスしたものが店頭に陳列されます。

日本製は、一言で言うと「品質よし値段高し」。

地元スーパーではほとんど扱いがありません。
スクリーンショット 2013-10-30 15.44.25.png

日本製を扱っているのは、そごう、三越など日系の所謂"高級スーパー"に限られるようです。今回調査できたのは、台北駅の新光三越のスーパーが改装中だったため、そごう忠孝復興店シティースーパーと中山三越のスーパー2店でした。

そごう忠孝復興店シティースーパーでは、※日本秋の祭開催中でしたが、日本野菜については、取り扱いは多くないようです。ほとんどが、台湾、カナダ、米国製です。


ここでの日本産の展示があったのは、(1)果物の贈答品(りんご、ぶどう、柿など)セットですが、870元から2800元と高価。その時期の為替レートでいうと、3200円から11000円になります。ペットボトルが約80〜90円なので、2倍くらいの物価差と見ればよいと思います。

スクリーンショット 2013-10-30 15.44.35.png

(2)野菜類では、ヤマトイモ 238元(880円)、とうもろこし 真空パック 149元(550円)、タマネギ 100元(370円)、人参3〜4本 128元(473円)、かぼちゃ 350元(1295円)、長ネギ  128元(473円)。

キャベツ、白菜、ピーマン、インゲンなど日本品は陳列されていません。恐らく、価格差が大きすぎるため、競合展示もされないのでしょう。

(3)しかし、果物では、りんご、なし、みかんは日本製品用のコーナーあり、日本製品が主流です。リンゴ1個99元(366円)、みかん3〜4個128元(473円)、なし 258元(954円)など。

新光三越中山駅店は、生鮮食料品はそれほど大きくないため、陳列も限られていました。日本産のものは果物に限定されており、青森のりんご(青森富士 98元)、嵐山のぶどうのみで、野菜系のものはありません。

これら日本製の価格は、地元スーパーでのいくつかの地元産あるいは他国からの輸入品と比較するとわかりますが、約4倍の値段です。たまねぎ(日本産 2個100元、米国産 1個8元)、長ネギ(日本産 128元、台湾産 49元〜70元)、かぼちゃ(日本産 350元、台湾産 220元)、とうもろこし(日本産 149元 台湾 89元)。

それでも、日系スーパーで陳列があるということは、消費者がいるということです。ちなみに現地提携先のレストランオーナーにきくと、高くても売れているということでした。理由は、"味"。カボチャも、とうもろこしも甘みが違うのだそうです。

TPPでは、国内産業からは、安い品物が海外から入ってきて自国の農業などが崩壊するのでは?という懸念が多く語られますが、輸出産業では、自国にしかないいいものが今は高いがTPPで障壁がとれて売りやすくなるという面もあります。どうしたくないか?だけではなく、どうしたいか?を考えて、国際関係を創っていかなければなりません。


2013年10月26日 23:26

OSも無料化する。その未来。

マイクロソフトのWIndows8.1へのアップグレード無料化に続いて、アップルも最新OS X Mavericksへのアップグレードを無料とすることを発表し、同日に配布を開始しました。私もさっそく、新規に導入したばかりのMacBook Airにインストール。電池の持ちが格段によくなり嬉しい限りです。

http://wired.jp/2013/10/24/apple-ends-paid-oses/

つい先日、Yahooショッピングも出店料の無料化を発表しました。あるビジネスの主要な収入を無料化するということは、それ以外のところから収益をあげようという戦略とセットになっている筈です。そうでなければビジネスはなりたちません。Yahooショッピングの場合は、彼らの発表によれば、「広告収入へのシフト」となっていました。

それでは、アップルの場合は?

同社の収入源は、いくつかあります。一つはマッキントッシュコンピューター=iMac, MacBookシリーズ、iPhone, iPad, iPod。つまりはハードウェアと、iTunesによる音楽、映画などのコンテンツです。すでにiPhoneやiPadではOSはハードウェアを購入すると無料でついてくる。。。というより離れられないもので、ついていて当たり前のものです。そういえば、アンドロイド端末系もOSは不可分。消費者にとっては無料でついてくるものと位置づけられています。

マイクロソフト社は、Windows8.1の同社の最大の収入源であるOSの最新版へのアップグレードの無償化に踏み切りました。同時期に、ノキアを買収し、サーフェスを発表し、ハードウェアを扱う会社へ舵を切ったようです。

アップルは、そればかりか、Mavericks版では、主要なアプリケーションであるiWork, Pages, Numbers, Keynoteも無料でダウンロードできるようにしており、これで所謂オフィス系は購入しなくても使えることになりました。

これは、かつてのメインフレームメーカーが提供していたアプリケーションの領域(例えば、NEC製のビジネスパソコンN5200シリーズに付属していたLANWORD=Pages, LANPLAN=Numbers, LANFILE, LANGRAPH)と同じようになったと言えます。

Windowsでは、これまでもプレインストール版として、消費者には価格が見えないようにして販売されていた例はありますが、主力のオフィス系アプリケーションを無料と銘打ったのは初めてです。


アップル社も、マイクロソフト社も、グーグル社も、OSは無料化、ハードウェアを販売し、クラウドでサービスを有料で提供する。アプリーケーションやコンテンツは有償。かつて、マイクロソフト社は、それまでホスト機メーカーのビジネスモデルに占められていた垂直統合、ハードウェア有償、ソフト無償の世界に、水平統合ビジネスモデルを導入し、それまでの構造を変えてしまいました。


かつての垂直統合モデルでは、アプリケーションも各メーカーが供給するものしか使用選択肢はありませんでした。コンピューター自体が個人用ではありませんでしたので、ソフトウェアベンダーは、数多く販売するという市場ではないため、どうしても垂直統合の中でコンピューター機器メーカーに縛られるという状態でしたが、マイクロソフトの個人用OSが水平展開され、どのメーカーの機器でもWindows対応であればアプリケーションも動作することになり、ソフトウェアベンダーにとっては、市場規模が広がり、可能性が広がりましたが、今また自身が崩したモデルに回帰しようとしています。

2013年10月18日 23:07

スタイラスペンと万年筆

84歳になる父の誕生日に、10年日記と万年筆を贈りました。

帰省してお茶を飲みながらTVを見ているとき、父がちょいちょい大学ノートを取り出して、何かを書込んでいるのを目にしていたのですが、聞いてみると、

「ああ。。。その日のことをメモのように記録しておくんだ。。。」

と、いつもながら必要最低限の説明。「なんで?」と聞けないオーラを漂わせます。単なる日記なのか、ボケ防止か、はたまたボケを意識し始めて、メモらないと忘れてしまうのか。。。理由はそれぞれですが、なんで筆ペンなんだ??

そう。筆ペンなので。故に字がでかい!太い!読めない!!日記ですから、私が読みにくくても父は気にはしないでしょうが、少なくとも、今の大学ノートと筆ペンよりは、少しいい感じになるのではないかな。。。大きなお世話だと言われればそれまでですが。


今や一日の殆どをPCに向き合って過ごすようになり、こうした文章の執筆や、取引先とのコミュニケーションのためのメール、ちょっとしたことを記録するメモ、スケジュールをカレンダーに書込むことなど、キーボードのローマ字入力が中心になってくると、どうしても字を書く事を体が忘れてしまいます。

スケジュール帳は手帳を使っていますが、結局、社内で共有したり、アラームを出したりするのは、やはりデジタルカレンダーでないと不都合です。しかし、ネット接続できないと使えないという欠点もあり、落ち着いてじっくり見て考えるというときは、やはり紙を目の前にしたほうがいいと思うのは、「おっさん」世代だからでしょうか。文字、特に漢字を忘れていくのはとても悔しく情けなく不安にもなっていきます。

しかし。デジタルの時代にも手書きが生きている。

タブレットPCの普及は、キーボードでなく画面を直接触るというインターフェースを一気に一般化しました。そして画面をなぞるインターフェースは、画面上に手書きで書くインターフェースを身近なものにしてくれました。かつては、イラストレーター向けに提供されていた手書き用タブレットペンがありましたが、これは、画面とは別の機器に特殊なペンで書くので、目は画面を見ながら別の機器に書くということになり、慣れるまで時間を要するのと、何よりも、機器が嵩張るということが、誰もが使うという状態には至りませんでしたが、画面タッチタブレット+スタイラスペンは、キーボード世代、手帳世代に、手書きインターフェースを提供してくれることで、デジタルだけど漢字を書くことを残してくれる素晴らしい機器。。。かもしれません。

と、新しい環境に適応しようと思っていたところでしたが、前述の父へのプレゼントの万年筆を試し書きしてみると。。。

な、、、なんだ!これは???

1万円ちょっとの万年筆なのに、太字のペン先は、まるで、筆を使っているような感覚です。紙の上に残される文字は、ほどよく引きずったような感じになり、とてもいい気分です。

タイプする文字は、簡単にバックスペースで消す事ができるので、とにかく勢いで書く事ができますが、手書きは当然消す事はできませんので、次に書く文字、文節、文脈をよく考えなくてはなりません。思いついたことをどんどん打ち込んでいって、組み替え、消し、追加し修正できるタイプと、じっくり考え抜いて、書いて行く手書きの文字とどちらがいいのか。。

アップルコンピュータのスティーブジョブズは、2005年スタンフォードの卒業式の講演において、自分がドロップアウトした大学で、カリグラフィの授業に潜り込み、その美しさに魅了され、後にマッキントッシュを開発した際にその知識と体験が活かされ、美しいフォントを持つコンピュータが生まれたと語っています。

美しい文字とコンピュータのタイプが生み出すフォントの文字。右脳と左脳の使い方。

どっちらへ向かうのか。どういう結果の変化をもたらすのか。それはたぶんまだわかりません。

2013年10月16日 23:01

右側禁止は今度こそ徹底されるのか

今夜も最寄り駅からの帰り道、暗い夜道を車で走ると、車道の右側を走ってくる小さなライトが見えました。今日もまた命知らず?の自転車が右側を逆走してきます。ハイビームにして警告しますが、まるで臆する事なく軽快に走ってきます。

それだけではありません。先日は、別の道を走っていると、やはり右側通行の自転車、しかも、荷台に子供を乗せたお母さんが逆走してきました。

自転車は道路交通法では、軽車両にあたります。一部の広い歩道では自転車の走行も許されていますが、走行するのは車道の左側でなければなりません。
自転車の道路交通法は知らなくても、想像すれば右側通行は危険なのは明白です。

自転車で走っているとヒヤっとすることも頻繁にあるのですが、バイクも道路の左側を走ります。自転車が右側の端を走ってくれば正面衝突でしょう。
法的には、自転車の左側は明白なのですが、なかなか徹底されていませんでした。

しかしこのたび。12月13日を持って道路交通法の一部改正により、自転車の右側通行は、3ヶ月以下の懲役若しくは5万円以下の罰金となります。

道路交通法の一部を改正する法律要綱
17条の2関係
http://www.npa.go.jp/syokanhourei/kaisei/houritsu/250614/youkou.pdf
路側帯の通行に関する規定の整備(第十七条の二関係)
軽車両が通行することができる路側帯について、道路の左側部分に設けられた路側帯に限ることとする。

これまでも自転車の右側通行は罰金の対象でしたが、捕まった!という人には出会ったことがありません。これは、どうやら大目に見られていたようです。また、一部では右側と教わった事がないという人や、右側と教わった人もいるという見解もあるようで

http://www.quon.asia/yomimono/lifestyle/law/2012/06/04/3413.php

自転車を押すと歩行者になる、だから自転車に乗っても歩行者の延長とすら考えている場合もあるようで、はっきりしていない状態であるようです。

最近では、環境やエネルギーへの考え方にも通じて、自転車に乗る人が増えて来ており、休日や趣味としてだけでなく通勤にも使われており、ツーキニストなる言葉も生まれて来ました。自動車からは、チョロチョロ危ない乗り物と見られ、歩行者からは歩行者を脅かす危険な乗り物と思われ、肩身の狭い自転車。ここらでその法律上の位置づけを明確に周知して、安全を守ると同時にきちんとルールを守り、車両としての地位を明確にしたいと思うのです。

2013年10月11日 23:33

給料を払うということ

私が大学を卒業したのは1981年。今から、32年前です。当時は、メインフレームコンピュータが主流で、サーバーとクライアントが、ホストースレーブ型と呼ばれていました。まだPCが今のような形にもなっておらず、キーボードにCPUが組み込まれた形のPC98が発表された頃。米国大使館が、PC用のソフト会社を引き連れてセールスにやってきて、説明会で隣席になったのはソフトバンクを設立して間もない孫さん、そんな時代です。

私が入社した会社は、所謂当時のベンチャー企業。コンピュータはまだ所有していなくて、メーカーのホストコンピュータを時間で借りて、企業向けの給与計算サービスを行ない、主な社員はメーカーへ技術者として派遣されていました。

同社は、1997年に上場し、今では一部上場になっています。

在職中は、自社製品や独自サービスもなく、社名を家族に聞かれて答えても、誰も知らない状態がもどかしく、製品開発をしよう、独自サービスを展開しよう、市場の動きに合わせた製品を出そう、量販店で販売されるようなソフトパッケージを出そう、しまいには海外企業と提携して技術を輸入しよう等々、およそ若気の至りのような活動ばかりしており、また、企業もそれを許可してくれていました。

こうした動きの結果として、あるベンチャーを買収し、役員として出向、最終的には親会社に吸収されることになり、そのタイミングで退職。現在の会社を立ち上げ今に至っております。

さて。自分で会社を運営し始めて、改めて思うのは、「社員に給料を払う」ということの大変さと、それを実施し続けていることへの敬意です。前述の上場企業は、社員数2000名程の中堅企業で、年間売上200億強でしたから、社員一人当たりの売上規模は1千万円強。一般管理費の比率は恐らく20%前後とすると、20%の人々は外部から対価を稼ぐことはないわけですから、80%の人員で全部を稼ぎ出す構造になります。大雑把に考えると、平均の給与が例えば500万とすると、200人分=10億は直接稼がない社員への給与です。

毎月の業績には波がありますから、お金が入ろうと入るまいと、毎月約8億円を給与として支払うことになります。中には、売上のない社員もいるでしょう。入金されるのは年度末かもしれません。それでも、一人当たり40数万円を支給するためには、それだけの現金を保有していなければならないわけです。資金繰りがつかなければ借入してでも、給与として支給する。。。自分の会社でそれをやろうとした時の大変さ。。。本当に頭が下がります。

当時、売上を伸ばせ!拡大しよう!という経営方針に疑問を抱いていました。「大きくならなくたっていいんじゃないか?小規模でも特徴がある企業になるべきでは?」確かにそれも一理あります。しかし、それは不自由のない強者だからそう思うんだということが、出資したベンチャーに出向して気がついたのです。ベンチャーでは、大手企業では当然のように享受できた福利厚生が殆どありませんでした。社内のリラックスして息抜きをし、たまには他部門と情報交換をする休憩スペースなんてありません。家族を連れて行って安く泊まれる保養所もありません。そんな余裕はない。。。そう。そうしたことに使うための資金が稼げていないのです。規模の拡大。利益率が50%の高効率の事業でも、売上が100万円なら、利益は50万円。利益率が5%の事業でも、売上が200億なら、利益額は、10億円。規模は必要なのです。

企業は大きくなると社会貢献として障がい者の方を雇い入れたりします。場合にもよりますが、多くは本社スタッフとして。即ち、前述の一般管理費に計上される人件費になります。こうした貢献を行うためにも、規模は追求して余裕資金を蓄積しなくてはならないことになります。

そもそも経済成長が必要な意味 ちきりんの社会派で行こう!!
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1104/25/news009.html

これを、1企業ではなく社会に当てはめると、経済成長の意味は、
「弱者も生存でき、生活の楽しみを経験できる世の中にするためには、社会には一定の余裕が必要です。強者にとってはぜいたくに思えるかもしれない設備も、弱者には生活の必須アイテム」(そもそも経済成長が必要な意味 ちきりんの社会派で行こう!!より)を実現するためのものなのです。

給料を払うということ。会社をやるからには、少なくとも、雇用ができるようにならなくては。。。と今更に思うわけです。遅いか。。

※各数値は、あくまで例えばの一般論です。実際の企業の実績ではありません。

 1  |  2  | All 次へ >>

ページトップへ

カレンダー
<< 2015年03月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新記事
20150331 法務はHOMEにやってきたのか?(最終回)
国が変れば法律も変る − 海外支店の税金計算(1)
偽ブランドを差し止めろ
仮想病院は近いか
領空の上の雲(クラウド)
最新コメント
自分はコスプレ許せな...
Posted by あまとう
Marinonさん 友人でた...
Posted by 万代
「今丁度タイミングが...
Posted by Marinon
hinataさんご無沙汰で...
Posted by 万代
お元気ですか?いつも...
Posted by hinata
最新トラックバック
[講演活動]全国WEBカウンセリング協議会
from 握一点開無限
他行宛振込手数料無料でセコロジー
from がっちりお得なセコロジー
思わずクリックしちゃうタイトル
from QuonNet研究所