QuonNet(クオンネット) まなぶ・つながる・はじまる・くおん




“法務がHomeにやってきた”~Homu is coming Home.~

2012年8月10日

2012年8月10日 23:43

戒律

いろいろな国の人と仕事をすると、宗教行事に絡んで、様々な軋轢や葛藤の場面に出くわします。

とある国際会議。
今年度総会の開催時期について、次期議長の台湾より「11月の最終週から12月初めにかけてどうか?」という提案がありました。この国際会議は、東アジア、ASEANを中心に、米国、メキシコ、南アメリカ、ヨーロッパまでを含むもの。まだ随分先なので特に問題もないだろうと思っていると、米国から、「感謝祭の時期なのでずらしてくれないか?」と要望があがりました。なるほど。。そういえば、昨年の総会も同じ時期で、少しずらした記憶があります。

ロンドンオリンピックが始まっています。
ここには、様々な宗教や政治の国々が集まります。

断食守るかメダルか、ラマダン中の五輪に悩むイスラム選手
http://www.cnn.co.jp/showbiz/30007438-2.html

この期間、丁度イスラム教の重要な宗教行事であるラマダン(断食。日中に飲んだり食べたりできない)と重なり、戒律を取るか、競技をとるかという選択を迫られます。UAEから参加する柔道選手は、6試合を飲食せずに戦うことは不可能と、競技を取る事を選びました。女性のウェートリフティング選手は、悩んだ末に、やはり競技を取りました。ロンドンの夏は、日の出から日没まで17時間。残りの7時間で睡眠と1日分のエネルギーとなる食料と水分を取る事は、ちょっと厳しい。。。

ヨム・キプール 国が変われば価値観も変わる
http://www.quon.asia/yomimono/lifestyle/law/2010/10/04/2457.php
イスラエルで仕事をしていた時、緊急のバグを直してもらうために、ユダヤの人にとって最重要な行事ヨム・キプールに、仕事をお願いしたことが、後の裁判で非常に不利な証拠となりました。あの時は、法廷で味方弁護士までが、「。。。なんてことをしたんだ。。」という顔になったことは忘れません。

初詣は神社、結婚式はキリスト教、クリスマスを祝って、大晦日には除夜の鐘は仏教の煩悩を払う。。。八百万の神の国、日本。キリスト教も、「ああ、いいですよ。どうぞおいでなさい。神様の一人ですね。」とされてしまい、かつてキリスト教を布教に来た伝道師が嘆いたという、我が日本は、宗教の違いで戦争をすることもなかった国です。だから、一般の人が厳しい戒律で、悩むということはあまりないので、こうした宗教観は十分に注意する必要があります。
法律の違い以上に。

  *   *   * 

戒律とは関係ありませんが、1990年頃、当時のビジネス企画のために、ソルトレイクに言った際、現地企業のトップがゴルフに誘ってくれました。ゴルフ当日、コースにいくと社長はいません。変わりに、エンジニアの何とかさん(初めて会う人)が、陽気に挨拶。

「やあ、どうも。社長は急に、息子さんと遊ぶ事になったらしくて、私が変わりにきました」

後日、この話を旧知の米国人にした所、「ああ、それは仕方ないね。家族の事だからね。」

今となっては、私も仕事より家族を取ることはあるかもしれませんが、仕事人間だった当時は、そりゃあもう!驚いたものです。

ページトップへ

カレンダー
<< 2016年03月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新記事
20150331 法務はHOMEにやってきたのか?(最終回)
国が変れば法律も変る − 海外支店の税金計算(1)
偽ブランドを差し止めろ
仮想病院は近いか
領空の上の雲(クラウド)
最新コメント
自分はコスプレ許せな...
Posted by あまとう
Marinonさん 友人でた...
Posted by 万代
「今丁度タイミングが...
Posted by Marinon
hinataさんご無沙汰で...
Posted by 万代
お元気ですか?いつも...
Posted by hinata
最新トラックバック
[講演活動]全国WEBカウンセリング協議会
from 握一点開無限
他行宛振込手数料無料でセコロジー
from がっちりお得なセコロジー
思わずクリックしちゃうタイトル
from QuonNet研究所