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“法務がHomeにやってきた”~Homu is coming Home.~

2012年5月

2012年5月28日 23:39

空気

高校時代の友人は、地元で自治会の役員をしています。今年はその"長"(事務局長)を仰せつかったそうで、役員会の運営に奔走しているそうです。
但し、"長"といっても、50才そこそこなので、過去に"長"を経験した"長老"が大勢いらっしゃいますので、自治会内では、所謂"若造"の部類なんだとか。

先日、久しぶりに昼食を一緒に取ったときのこと。
「まいったよ~自治会」
「どうした?」
「いや~愚痴なんだけどね。。」...



定例の会合で、毎年恒例の催しについて検討したが、
「"いつも通り"でいきましょうか?」

という雰囲気の中、長老のうちの一人(長老1)が、
「どうもマンネリしているから、少し変えよう」

ということになった。これには出席者は全員賛成で、次回はその内容を検討するということで解散。
しかし、欠席した長老(長老2)がいたので、後日事務局長である友人が説明に出向いた所。。。

「なんで、変える事になったのかね?」
「いや、XXさんがマンネリしているから、変えようというご提案でして。。。」
「ふむ。。変えるかどうかという多数決はとったのかね?」
「いや。それは。。。していませんね」
「欠席者にも、それを確認しないといかんだろう」
「はぁ。。」

長老2の意見を持ち帰った友人は、会合の出席者にこれを伝えたところ、長老1以外は全員が「事務局長さんに任せるよ。」
しかし、長老1は、「多数決はとってないけど、反対者はいないんだから、いいんだ。長老2さんに言ってくれ」と、またも友人にボールが。。。


よく言われることですが、日本では集団の合意形成が重要で、多数決などの手続きやルールを決めてあっても、そのルールでの決定よりも、全員一致させることが大切なのです。

以前の記事(KYの出現は日本の変化の兆しか?~(2)http://www.quon.asia/yomimono/lifestyle/law/2009/09/28/1988.php)でも、紹介しましたが、聖徳太子の17条の憲法でも、和を以て尊しとなすが第一条と第17条に2度も出てくるように、日本では合意形成こそが重要で、合意さえ形成されれば、無理難題も達成できるということが、DNAに染み付いているのかもしれません。

  *   *   *

夏に向けて、原発の稼働が引き続き論議されています。
関西電力は、法的には運転許可の仮処分を申請すれば、運転は再開できるのですが、

池田信夫氏のTwitter
https://twitter.com/ikedanob/status/206607147528757248


「法律より「空気」が上位にある」

日本ならではの状態なのです。

2012年5月25日 23:42

like=いいね?

FacebookというSNSは、映画も上映され大きく話題になったので、既に説明は不要でしょう。Facebookには、利用者の歴史(出生から入学、就職、そして記事の投稿)を時系列に表示する「timeline(タイムライン)」と呼ばれる機能があります。私がfacebookに登録したのは2009年の2月28日というのがわかります。
http://www.facebook.com/eiichiro.mandai

facebookでは、誰かの投稿に簡単に意思を表明することができる機能があります。
英語では、"Like"ボタン。日本語では、"いいね"ボタンと訳されています。
このほかに、文字で意見や感想を書込める"comment"や、情報を他の人にも共有してもらおうという"Share"ボタンがあり、気軽にコミュニケーションを図れるところがウケているようです。

気軽に押せるので、気軽に押してしまうのですが、時々「あれ?これいいのかな?」と思うケースがあります。
例えば、訃報。マイケルジャクソンが急死したニュースが流れ、みんなが記事やお悔やみを書込みました。私もコメントし、中には素敵な言葉を書いた人がいたので、Like=いいね!を押そうとしたのですが。。。まてよ。。。?訃報にいいね!?文脈から考えると、亡くなったのを喜んでいるように思えます。

または、ある企業が経営再建でリストラを実施!おお!大変だけど、頑張って欲しい!
Like=いいね!。。。いや、友人がいるので、リストラ!いいね!?ちょっとこれもおかしい。。。友人が見たら、いやな気分がしてしまうのではないか。。。?

気持ちとしては、いいね!好きだ!だけでなく、同意!賛成!あるいは、見たよ!というとき、しっくりこないものがあります。

そんなしっくりこない感覚がやっぱりもめ事に。。

「いいね!」ボタンを押してクビが飛んだ役人たち
http://www.newsweekjapan.jp/column/takiguchi/2012/05/post-499.php

言論の自由の国アメリカで、likeボタンで表明した意思、意見が言論の自由で保護されないという判決が下されたそうです。

経緯は、
(1)選挙で敵陣営のサイトでLikeをクリック
(2)上司がクリックした部下をクビに
(3)部下は言論の自由侵害で訴え
(4)裁判所は、likeは言論の自由の保護対象外と判決

Likeボタンによる意思表示は、「なんかはっきりしないので言論の自由の保護対象じゃない」という判決ですが、やっぱり注意して押したほうがいいのでしょう。

というわけで、先日、仕事で関連している企業のリストラの記事が出てきました。Like=いいね!は押さずに、コメントを記入。

「まあ、そうなりますよね」

2012年5月23日 00:43

OMEGA 1882

友人が、海外の骨董街で、興味深いものを掘り出してきました。

竹製の本に書かれた論語。
美しい深翠のブレスレット。
美しい中華風味の花柄の茶器セット。

そのウチの一つが、球体のガラス製置き時計。

OMEGA Switzerland made1882
550465_3253438743419_1490561230_32691853_729078265_n.jpeg
の懐中時計型置き時計。球体なので懐中はできずです。
オメガは1848年にスイスのラ・ショー・ド・フォンにて創業していますので、年代に矛盾はなし。
周囲の金属部分の錆もほどよく、掘り出し物感が出ています。
裏側はスケルトンで、ムーブメントの動きがよく見えます。ゼンマイもスムースに巻けるし、程よい重量感ではあります。

さて、これは本当にOMEGA? 勿論鑑定書的なものはありません。

ニセモノだった場合は、関税法違反になってしまいます。

一般社団法人 日本時計輸入協会
偽物・レプリカについて
http://www.tokei.or.jp/fakereplica/index.html

関税法
http://www.houko.com/00/01/S29/061.HTM
【関税法第69条】
(輸入してはならない貨物の規定):
 特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権、著作隣接権又は育成者権を侵害する物品

【関税法第109条】
(輸入してはならない貨物の輸入に対する罰則規定):
  「輸入してはならない貨物を輸入した者は、7年以下の懲役もしくは700万円以下の罰金に処し、またはこれを併科する」

調べてみると、
Ωのマークは実は1894年から採用されたという情報がありました。
ということは、1882年は。。。?要調査です。。。

2012年5月20日 23:43

海外支店の税金計算

2011年度の決算は、それまで少なかった海外関連業務の経費が増加したために、税金関係に少々影響が出てきました。

それは消費税。
売上も経費も昨年と変らずなのに、納税する消費税額が大きくアップしました。
消費税は、売上は国内の企業からの売上が100%であれば、国内取引ですので消費税を含めた金額をいただいています。同じく、仕入れ先等に支払った経費にも、消費税がかかり、その分を支払っています。例えば、売上が3000万ならば消費税5%=150万!、経費が2300万ならば、消費税5%=115万は既に払っているので、控除されて35万程度を納めればよいのですが、昨年度は、支店を出すための準備等で、海外での取引が大幅に増加して、これらには消費税がかかっていないので控除する額がすくなくなってしまたためです。

当社の場合、こうした海外取引は、出張時の交通費だけだったのですが、国内の本社の経費から支出したものでも、「取引そのものが国内取引(→課税対象)なのか、国外取引(→課税対象外)なのか」で判断されるため、調査を委託した外注費、出張時の交際費、国際電話など通信費が大きく増加。控除額が大きく減ってしまったのです。

さて、今年度はこうした経費が全て台湾支店の経費として処理されます。実は、初年度はあまり売上収益が期待できそうにないので、台湾支店単体では赤字決算の見込み。

赤字の際の課税は以下のように行われるそうです。

【経費x5%方式】
経費+5%を収入と見なし、VAT(付加価値税)は、(経費+5%)x5%。事業税は、経費の5%に対して、17%。

ゆえに、経費 170,000NTD(476,000YEN)とすると
VAT (170,000x1.05)x5%=8,925NTD(24,990YEN)
事業税 (170,000x5%)x17%=1,445NTD(4046YEN)
(NTD=新台湾ドル)

なお、日本と台湾は、国交がない状態(大使館がなく、条約が結ばれていない)ので、二重に課税されますが、所得税のうち一定の限度で、台湾で課税された部分が控除される場合があるそうです。

日台は、個人、民間レベル、あるいは文化交流レベルでは非常にいい関係なのに、国交がない状態というのは、非常に違和感を感じますが、複雑な背景と、微妙なバランスの上にいるのです。

2012年5月15日 08:51

ホワイトアンドブラック

最近は以前よりも「メールが届かない」ケースが増えて来たように思います。

なかなか返事がこないなと思って電話してみると、「届いていない」といわれる。再送しても届かない、しかし、その他の人には届くので、送信側より受信側の問題が疑われるので、頼み込んで調べてもらうと、「SPAMになってたよ~」というオチ。

海外機関や担当者との交流や仕事情報のやり取りをしていると、時差の関係で、気軽に電話をできない場合も多く、SPAMブロックが発覚しにくい。

スパム対策ソフトウェアには、ホワイトリスト方式とブラックリスト方式があります。ブラックリスト方式は、「こいつはスパムね」と認定して、そのアドレスがきたらスパムとして扱う方式。意図的に拒否する方式です。アドレスやドメインを変更されると、通過してしまうので、またブラックリストに登録する必要があり、いたちごっこになりやすい。ただし、正しいアドレスをブロックすることはないので、混乱は置きにくい。
ホワイトリストは、「これは通していいよ」と、予め通過許可を出しておく方式。認めたアドレスしか通過させないので、スパムは受けにくいですが、通過させる相手が多いと設定が大変になります。また、相手先にはホワイトリストで拒否されたことを通知しないため、「メールを送ったのに」「届いていないよ」という状態になり易いのです。切り替えた当初は、受け取るべきメールが拒否されていないかを、頻繁に確認する必要があります。

法律でもホワイトアンドブラックがあります。

101本目の法律
https://www.google.co.jp/101本目の法律

これは、防衛に関する法律の話題です。
4月に北朝鮮が弾道ミサイルを発車した際に、「破壊措置命令」が出されましたが、この命令が出されないと破壊措置ができません。これはまさにホワイトリスト方式。「防衛せよ。ただし、やっていいことは、この場合(例えば攻撃と見なされる場合)のこれとこれ」。
事前に発射されることがわかっていて、上空を通過することも予測されていたから、こうした方法でもいいのですが、検討する時間がないときはこまります。ミサイルなのか衛星なのか判断できない状態で、自爆して落っこちて来た場合は、ホワイトリストにないので、なにもできないのでは、こまります。

国を守って。但し、禁止事項はこれとこれね。
防衛は、ブラックリスト方式にすべきです。

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