2011年11月 4日 23:08
技適マークの迷宮
アップル社の創始者で、カリスマ経営者のスティーブジョブズ氏が、膵臓ガンのため亡くなったニュースは、「いずれは。。」とは思っていたものの衝撃でした。ご冥福をお祈りします。そして、時を前後して発表された同社の新型iPhone4Sは、"For Steve"?とも解釈され、予約数は大変な数字になりました。
日本でも、ソフトバンク社に加えて、KDDI社でも販売を開始し、スマートフォンの普及にまたまた勢いがつきそうです。
日本では、このiPhoneのように、機種によって契約できる通信事業者が限定されていますが、欧州では複数の通信事業者と契約が可能で、米国でも2011年初頭から、AT&T社に加えて、ベライゾン・ワイヤレス社でも使用できるようになり、さらにiPhone4Sからは、C Spire社など小規模の事業者も使用可能になりました。
さて、携帯電話には、電話番号や契約情報などが記録されたICチップカード(SIMカード)が挿入されています。SIMカードを本体にセットして初めて電話機として使用できます。日本では、SIMロックといって、例えばソフトバンク社の携帯電話は、ソフトバンク社のSIMカードしか使用できないようになっています。だから、日本で販売されているiPhone(ソフトバンク社、Au社)を購入して、DocomoのSIMを挿入しても使用することはできません。
ところが、海外ではSIMフリーで販売されている機種もあり、これを日本に持ってきて、SIMカードを挿入すれば使用できるようになるのです。
SIM FREE版を専門に扱う事業者も登場しました。
http://www.expansys.jp/mobile-phones/sim-free-phones/
また、例えばDocomo社のSIMカードの大きさが違うので、SIMフリーの携帯電話に併せた大きさでないと、電話機に挿入できないのですが、専用のカッターも販売されています。
マイクロSIMカッター
実際に、台湾の光華商場では、台湾在住の方がもっていた電話機のSIMを取り出して、目の前でマイクロSIMカッターで切り取り、そのままiPhoneに差し込んで使用していました。
さて、海外で購入したSIM FREEを実際に使用しようとすると、実は問題が出てきます。
それは、総務省が許可する技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)がついていない無線機器は使用すると違法になるということです。