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“法務がHomeにやってきた”~Homu is coming Home.~

2011年2月

2011年2月25日 18:56

満で79、数えで81

海外旅行の為にパスポートを取得しにいった両親がケンカして帰ってきました。

母「まったくおとうさんたらあんなところで強情はって恥ずかしい」
父「あの(パスポートセンターの)係員の歳の数え方が間違っているんだからショーガねーべ」

パスポート取得時の書類には、生年月日と年齢を記入します。
1931年10月生まれの父は、現在79歳。10月がくると80歳になりますが、申請書類の年齢欄に、「81歳」と記入しました。実際には、2011年ー1931年=80ですから、誕生月10月になって80歳になるのですが、父曰く。

「だから数えで81だんべぇ」

満と数え。
そういえば、子供の頃、親が私のことを紹介するときに、「こいつも数えでもう10歳だからねぇ」と言っていたことを思い出しました。「まだ9歳なのになんで10歳というんだ?勘違いしてるのか?子供の歳間違えるなよ」と心でつぶやいていました。
実はその意味を把握しないまま、また特に使用するタイミングもなくここまできましたので、改めて調べてみると、

数え年(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B0%E3%81%88%E5%B9%B4


数え年とは、宗教的な考え方に基づいて、胎内にいる時間(所謂10月10日)も年齢に加算し、元旦に歳を加算する方法です。つまり、生まれた瞬間は1歳。以降、1月1日がくると1歳加算します。父の場合は、10月生まれなので、

           数え年  満年齢
1931年10月出生 1歳    0歳
1932年 1月   2歳    
1932年10月   2歳    1歳
1933年 1月   3歳    
1933年10月   3歳    2歳
(省略)
2010年10月   80歳  79歳
2011年 1月   81歳
2011年10月   81歳  80歳

満年齢は、生まれた瞬間は0歳で、誕生日がくると1歳加算されますが、
数え年では、元旦に、実年齢+2歳(誕生日を迎えると実年齢+1)となります。
2月に記入する書類は、父の数え年は、79歳+2歳=81歳となり、満年齢しか知らない我々には、「なんで2歳も多い?」という大混乱になってしまいます。

しかし、国際性向上や特に配給時の不都合によって、

1902年12月22日施行の「年齢計算ニ関スル法律(明治35年12月2日 法律第50号)
1950年1月1日施行の「年齢のとなえ方に関する法律(昭和24年5月24日 法律第96号)

により、満年齢の使用が義務づけられました。(但し、葬祭での年回忌は数えを使用) 特に、「配給では、0歳児を2歳と数えて、食べられないキャラメルが配給されたり、59歳が数えで61歳となり、配給が減らされるなどの問題」が起きてしまっていたようです。

因に、「数え年」は、日本だけでなく「中国・朝鮮半島・ベトナムの東アジア諸国」では古くから使われてきましたが、「現在は韓国のみ」で使われています。

さて、父はというと、まだ納得していないようで、パスポートを見ながら、

「この年齢は間違ってるんだいなぁ。。。」

と、つぶやいているそうな。

2011年2月21日 23:48

コッカコーラを飲もうよ♪

大したビッグイベントでもないのに、数少ない幼少時の記憶に残っていること。

幼稚園に入る前、母親が「宣伝してるヤツだよ」といって買ってきたコカコーラ。二人で飲んだところ、クスリの味しか感じられず、「こりゃあ不味いね」と笑ったこと。丁度、「1961(昭和36)年に貿易自由化によって」一般にも購入できるようになったころのことです。(それくらいインパクトがあったのか。。。興味深い)

※日本での、コカコーラの歴史は意外と古く、1914年(大正3年)に高村光太郎の詩にも登場しています。

コカコーラのレシピが新聞に掲載されているのが発見されたという記事。
http://www.cnn.co.jp/fringe/30001853.html
「1979年の米紙アトランタ・ジャーナル・コンスティテューションに、19世紀に手書きされたレシピの写真が掲載」されていたのだそうです。但し、実際には信義のほどは明らかではありません。
コカコーラ社によれば、レシピは銀行の金庫に保管されており、ごく限られた人しか、あけることはできないそうです。


さてレシピの件。
銀行の金庫に保管されているとされていますが、特許をとって法的に保護すればいいじゃないか?とも思います。しかし、特許権を取得すると、その方法を公開しなければなりませんし、有効期限は20年なので、それ以降は他社が同じ方法で製造できますから、コカコーラのように、「製造方法が簡単には解明できない」場合には、寧ろ秘密のままにしておいたほうがいいのです。

こうした企業秘密を守るには、商売として20年持たないな、あるいは、分析されれば分かってしまうなと考える場合は、特許登録。それ以上続けられるあるいは解明されないと考えられれば、「秘伝のタレ」の秘密として守り続けるのです。
但し、徹底した秘密管理が必要です。基本的な調合の方法はなるべく少ない人だけに伝達し、契約で縛るのは勿論のこと、"退職"する可能性ができるだけ低い人物だけに引き継ぐようにするなど。。。

所謂、都市伝説では、「コーラの製法は、基本一人、もしもの場合に備え二人」が、伝達されていて、さらに、もしもの場合に備え、その二人は同じ飛行機には搭乗しない」こと、と決められているそうな。。。




参考)コカコーラカンパニー  ウィキペディア

2011年2月18日 23:24

法律と健康

何年か前、マウイ島のショッピングセンターをうろうろしてたときに、知り合った米国人と雑談していたとき、

「お昼は食べたの?」
「いや、これから。子供が小さいのできっとマックかな」

というと、
「え~~~ダメよ!子供に食べさせちゃ!あれには、あんなモノやこんな成分が入っていて、成長を疎外。。云々。。」

米国で生まれたハンバーガーチェーンなのに、この言われよう。噂には聞いていましたものの、ちょっと驚きでしたが、少ししてから、こんなニュースが出てきました。

肥満になったのはマックのせいだ訴訟(2003年)
http://www.fps.chuo-u.ac.jp/~cyberian/Pelman_v_McDonald's_(I).htm

未成年の少女が、毎日マックのバーガーとポテトセットを食べてたら、肥満になって、糖尿病や心臓病、高血圧症になり、コレステロール値も高くなって健康を害した、どうしてくれるんだ!という、言いがかり?みたいな訴訟。

これは、原告が敗訴しました。

流石訴訟社会の米国。猫を電子レンジで乾かしたら死んでしまったのは、電子レンジメーカーに責任があるとした訴えが勝訴したという都市伝説があるような国ですが、前述の訴訟もその類いかと思いきや本当だそうです。

そして、11月9日にサンフランシスコ市議会で、可決された「ハッピーミール法」では、「ファストフードのおまけ付き子供用セットメニューには、栄養基準を満たすよう義務付ける」ことになりました。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2011/02/post-1944.php
「健康を増進して医療費を減らし、市民の減量と健康的な食事を手助け」するための試みだそうです。

企業と消費者、あるいは企業と労働者として見た場合には、より利益を出して売ることを使命とする企業には、歴史的に健康に関する規制がありました。明らかに人体に悪い原料を使うことや、労働者を酷使することは、製造物責任法や、労働安全衛生法によって義務を課せられてきました。
(労働安全衛生法 66条/事業者は労働者に医師による健康診断を行なう)
http://www.houko.com/00/01/S47/057.HTM#s7


勿論継続して売るためには、美味しくて、安くて、栄養価もあり、人体に害のないものを開発しますが、「栄養バランス」は単独ではどうしようもないところではありますが、ここまで法律の助けを借りないと健康管理できないのか?と思います。

健康増進法(文末に過去記事)の、喫煙制限のように、誰かの行為が健康に影響を及ぼす場合には、法律による規制も必要でしょうが、自分の日常の食べ物なんだから。。。ねぇ。。


《このブログの過去記事
(1)健康増進法
http://www.quon.asia/yomimono/lifestyle/law/2010/07/30/2389.php
(2)マンションベランダからの副流煙
http://www.quon.asia/yomimono/lifestyle/law/2008/12/19/1144.php

2011年2月14日 23:48

自己正当化の法則

友人は、買い物をするのに、散々時間をかけて悩んだあげくやっと購入したあとで、他の店で類似の品がないかを探すのが好きなようです。
それは、悩んだ結果の判断が間違っていなかったことを確認するためのようなのですが、時々、よりいいものを発見してしまい後悔しています。

一方私は、決めるまでにはそれなりに悩みますが、購入したら決して類似のものがありそうな店には寄りません。それは、自分の決定に自身がないからではなくて、自分の選んだ品物を"正解"と「位置づけておく」ためです。

慶應義塾大学教授の増井俊之氏がコラムで述べているのは、「自己正当化の圧力」です。 
「何気ない選択行動をした後でも、人間は常に自分の行動は正しかったと解釈しがちであることが知られています。自分の行動は正しかったと信じることによって心の平安が得られるから」

そうそう。
まさに私は、
「もう買っちゃったんだからあれこれ悩んでも仕方ない。交換や返品をする気がないんだったら、余計な情報は入れないで、平和な気持ちでいたい」
のです。 友人は、なんとか最後まで「正解」を探そうとします。そして、その「正解」は、自分ではない誰かがもっているかのように、いつも自分の判断に疑問を持っているようです。

精神衛生上、平和は気持ちでいたほうがいいに決まっています。自己正当化ができれば、さっさと次へ進めます。それができないと、ついクヨクヨと悩むことになるのではないでしょうか。

だから
「自己正当化力が強いほど生き残りに有利だったのかもしれません。」

と、教授は述べています。


しかし、あまり自己正当化力が強すぎると、困ります。
強すぎるのは、「頑固」ということでもあり、皆が自己正当化の固まりになれば「喧嘩」になってしまうかもしれません。寧ろ、相手が自分を肯定しやすいように、自己正当化力をコントロールしてあげるほうがいいと、教授も述べています。
例えば、初めての顔合わせの会合、例えば合コン(!)で、それぞれが話し易いように話を振る場合がありますが、これは、「初めてなので緊張するなぁ、ここにいていいんだろうか?」という否定状態から、話をしてみんながそれを聞いてくれて、笑顔を見せてくれれば、「私はここにいるべきだ」と無意識に自己正当化をするという心理を活用しているのです。

カップルの間でも、家族の間でも、友人の間でも、政党の間でも、国家間でも、相手の自己正当化をうまく活用して、いい関係を保ち、場を進めていくこともできるでしょう。


いろいろある人生、選んでも選んでもうまくいかないこともあります。
正解を選ぼうとするのではなく、選んだ道をいかに正解に繋げていくか。
自己正当化バンザイ!

2011年2月11日 23:07

サイクリングヤッホー

千鳥ヶ淵の交差点。

英国大使館を右に見ると、左側はお堀が青い空を映して濃い緑の水面に不思議なキレイさの青色になっているのを横目に、もう20年も前に買ったロードレーサーで皇居周りを1周するのが、お昼休みの楽しみとなった今日この頃。

反時計周りに走れば、半蔵門から桜田門にかけてはなだらかな下りが続き、ブレーキをかけなければ一度もペダルを漕がずに済んでしまいます。少し寒くても、美しい風景と皇居の厳かさは、リフレッシュするには、うってつけなのです。

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しかし、この時間帯の、この歩道は、ランニングコースとしても、ランナーの聖地。一人を抜き去っても、すぐ次の一団に追いついてしまい、また、時には自転車より速いランナーもいたりして、実際は、ブレーキをかけないわけには行きません。

結構なスピードで走るランナーは、歩行者にとっては結構恐怖です。ぶつかれば転倒、怪我にも繋がります。遊歩道には、「歩行者もいるので注意して」というランナーへの注意を促す看板があり、過去のトラブルの発生を想像させます。

そんな中ですから、自転車は更に肩身が狭いのです。例えランナーが速くても、衝突した場合には、メカ部分が多い自転車のほうが生身の人間にはダメージを与えますし、道路交通法上は、「歩行者と自転車がいる場合、歩行者優先」。これは、もしも皇居周辺が、「自転車歩行者専用道路」となっていても、同様です。

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=36390

現在は、自転車専用道路の目的で作っても、歩行者がいれば、法律上は歩行者を優先しなければなりませんが、民主党の提出している「地域主権推進一括法案」が成立すれば、「地方自治体は条例などによる独自の交通政策を定めることができる」ようになり、地方自治体が「道路の設置基準を決める」ことができるようになり、自転車愛好者としては、期待したいところです。

1987年に、北海道雄武町から斜里町までの200kmレースを走破した我が愛車は、既に錆びも出ていますが先日前後輪のタイヤを新調しますます快調。 暖かくなったら、お客さんのところにもこれで足を伸ばしましょうか。

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