QuonNet(クオンネット) まなぶ・つながる・はじまる・くおん




“法務がHomeにやってきた”~Homu is coming Home.~

2010年10月

2010年10月29日 23:49

"明るく引き蘢る"時代

我が娘(長女)は、「大体オマエは勉強もしないで。。。」と、ワナワナしている私の小言を、「はい!。。。はい!!。。。」と聞きながら、ものすごいスピードの親指連打で、ボタンも見ないでメールを打ちます。

次女は、キッチンにあるiMacの前に陣取り、ニコニコ生放送で声優の番組を見ながら、携帯でmixiにログインして、voiceをチェックし、さらに横目で見ている「嵐にしやがれ」に、反応して笑います。そして、おっと!「勉強は?」と聞こうとしたら、膝の上には宿題のノートを開いていました。

次女が部屋に戻って、机に向かったようなので、「TVを小さくしてあげよう」とニョーボに言うと、「イヤホンでiPod聴きながらだから大丈夫よ」。

ホントだ。。。

"ながら"の2重、3重奏。
いったいどうなってしまうのでしょう?

しかし、我が母はいいます。
「ウォークマンが出たときは、アンタも耳に突っ込んだまま食事していたわよ。お風呂にも持ち込んだり、学校の行きも帰りも音楽を聴いていたね。タマに机に向かっている時もね。ありゃぁ、勉強してたんかい?」

父親曰く、「オレんときゃぁ、勉強といえば、静かな場所でしたもんだがなぁ。。。」 。。。忘れていました。
私たちは「新人類」と呼ばれた事を。。。

それでも、私の時代では、深夜まで起きているのは、「オールナイトニッポン」や「セイヤング」を聴くためで、いつの間にか寝てしまい、気がつくと、もう「走れ歌謡曲」になってしまっている後悔の日々でしたが、今は徹夜でニコニコ生放送を見ながら、コメントを打ち込んでいる時代です。ラジオ番組では数も限られ、同じ番組を多くの人が聴いて、時代を共有していましたが、今や星の数程あるインターネット番組や個人がアップロードした動画を見て楽しむ時代です。

思えば、ソニーのウォークマンから、法則が変わり、"明るく引き蘢れる"時代が始まったのかもしれません。
「ウォークマンが登場するまで、音楽鑑賞は他人と共有する体験だった」と、ウォークマン誕生20周年の99年にソニー・アメリカのボブ・ニール副社長(当時) は、語ったそうです。
(ニューズウィーク日本版)http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2010/10/post-1748.php 

そして、この時期を境に、電話が携帯になり、レコードがCDになり、パソコンが普及し、携帯がスマートホンになり、インターネットが普及し、ブロードバンドになり、ネットワークがワイヤレスとなり、音楽プレーヤーが大容量になりました。

誰かと一緒でも、こころの芯は自分の世界へ。

車に乗ってラジオをつけると、専用の周波数に接続された誰かのiPodの音楽が聴こえてきました。

2010年10月25日 23:59

にわか人脈コネクター

Twitterで「facebookにアカウント持ってる人いる?」とか、「facebookに登録したのでそちらもよろしく」という書き込みがありました。同時期に複数名だったので、何かな?と思っていたのですが、もしかすると映画ソーシャルネットワークの影響でしょうか。 http://techwave.jp/archives/51515702.html
ともあれ、アカウントを持っている私は、さっそく届いた申請に対して、関連する何名かをお薦め(recommend)して、にわか人脈コネクターのような気分です。

それにしてもソーシャルネットワークは随分と浸透しました。
数年前に、ミクシィが始まりすぐに招待メールをもらって登録したのですが、最近は殆ど更新していません。特に、娘達がヘビーユーザーになったものですから、ネットで出会いたくない!との気分もあり、たまに旧知の人からメッセージがくるとそれに返信するくらい。所謂マイミクになっている人たちも殆ど更新しなくなっているようです。

ミクシィに登録したあとしばらくして、自分の仕事の方向性が変わったこと、更に新しいサービスが出てきたり、新たに紹介された事もあり、現在の自分としては、Twitter, facebook, LinkedinがアクティブなSNSになっています。

Twitterでは、follow。facebookでは、my friend。linkedinでは、my connection。各SNSともに、それぞれ、誰かと繋がるという機能があります。twitter以外の2つは、繋がること(友達になろう、知り合いになろう)に相互に合意すると繋がるという仕組みです。誰かに紹介されて繋がることもありますが、知らない人でも例えば同じ趣味などを切り口に、繋がりたいことを知らせて繋がっていきます。この点では、実生活での仲間作りや出会いの流れと似ています。これに対してtwitterは、一方的にfollowする方式です。followするとその人の書き込んでいる内容が見えるようになりますが、特に相手に承認される必要はありません。この点は、followする側からすると、既存の放送メディアとの関係に似ています。違うのは、自分の視聴者にあたるfollowerが何人いて、誰が自分の発言を見ているかが認識できる点です。

自分の各SNSでの繋がりを改めて見てみると、それぞれの個性が現れています。
Twitterは、かなり雑多です。一方的にフォローされている場合も、こちらが勝手にフォローしているだけの場合も多く、知人なのになかなかこちらをフォローしてくれない人もいます。

Linkedinでは、殆どがイスラエルの人。イスラエルで仕事をしていた時代の知り合いはなぜかここへの登録者が多い。基本的には、履歴書にあたる情報が登録されて、仕事に繋がることを期待する人も多いようです。(仕事きたことないけど。。)一人を除いて(幼なじみですがシンガポール在住)、所謂プライベートなお友達はいないです。

facebookは、アジア系が多いような。これは、丁度関わっていたアジア系の国際会議メンバーが多くなっているからですが、海外および遠隔地在住の日本の友人が個人的に利用し始めた時期とも重なったためかと。

こうしたSNSに共通するのは、そのサーバーがどこにあるのかを全く意識しなくていい、"クラウドコンピューティング"の状態であること。米国初が多いのでおそらくは米国にあり、我々の情報は全て海を越えている状態です。ホワイトハウス宛のTweetは、公文書として記録されていますし(Twitterでつぶやくと公文書に記録されてる? http://www.quon.asia/yomimono/lifestyle/law/2010/02/26/2231.php )、保存されたデータは、サーバーのある国(これらの場合は米国)のしかるべき機関が参照することも可能であるということです。

ところで、facebookでは、なぜかマレーシア人のフレンド申請が多いのですが、調べてみるとマレーシアには、"Mandai"さんが多い様でして、また、シンガポールにはmandai地区があるとのこと。マレー語でコメントもらってもわからんのですがね。

2010年10月18日 23:39

ややこしや

私の中学生時代(ですから、もう35年前)。実家の近くにあった店でいつものレコード店のより1/3の値段のTDKカセットテープを買いました。喜び勇んで家に帰って開封すると、なんとなく違和感。。。
「TDK」じゃなくて、「KDK」だ。。。。

海外のマーケット。
お土産に頼まれたナイキのシューズを探してみつけた格安品。勇んで買って帰って手渡すと、「コレ偽物じゃん!made in chinaになってるよ」
が~~~ん。。。。

ネット通販で見つけたO国製の人気のブーツ。
しかも半額。しかし届いたものがちょっと違う。発送元を見てみると中国の住所となっている。。。。「しまった。。。パチもんだ~~~」

というわけで、世に氾濫するコピー商品は、枚挙に暇がありません。偽物を購入することは、そうしたビジネスを助長させることになり、ひいては、自分が好きなブランドのビジネスの足を引っ張る事にもなりますが、特に、高級なブランドモノが本物より安く買えるとあれば、ついつい、目が眩んでしまうもの。
それでも、タグや製造元記載を見れば、どこで作られたものかは分かります。元のブランド以外の地域になっている製品は一応確認することができるようになりました。日本製が欲しければ、made in Japanになっているものを探せばいい。。。。

  *   *   *

しかし、やがて第二段階に入ります。最終加工地が日本ならばそれはMade in Japanだという概念です。
「XXX製商品」とは、"最終加工地XXX、または水を除くげ材料の50%以上がXXXなもの"(http://bit.ly/cpgk5W で検索されたページの一つ)と定義されています。例えば、生糸の原料51%を中国に持ち込んで、現地の生糸49%と合体し、生地を織り上げて、日本に持ち帰り着物に仕立てる最終工程を日本で行なえば、Made in Japanになります。(但し、包装やラベル貼りだけなどは、該当しません。 http://www.jftc.go.jp/keihyo/files/3/gensan.html

昨今のギョーザ事件、粉ミルク事件など、見た目だけの問題ではない事件が連発して、途中工程地も気にされるようになってきました。トレーサビリティ(http://bit.ly/bKkrBF)"物品の流通経路を生産段階から最終消費段階あるいは廃棄段階まで追跡"(wikipedia)という考え方も導入されます。これで、すこしすっきりするかと思いきや。。。

"イタリアのブランドは、イタリアで作られているものの、工場は中国人街にあり、低賃金で働く工員は中国の人々。" (ツヨシのイタリア生活日記ブログ http://blog.belgiappone.com/article/78321458.html)
生産地はイタリアでも、作業する人の低賃金が高品質を作るという図式は長くは成り立ちそうにありません。もう、"荏田町の山本さんが作るホウレンソウ"以外は信じられないのでしょうか?

  *   *   *

米人気カバン「中国製」が本物 「米国製」タグで偽物発覚
http://bit.ly/crFv17

"本物は中国で製造されており、タグは「メード・イン・チャイナ」。しかし、偽物の方は「メード・イン・USA」"
うーん、つまり?米国の製品の正規品が中国製で、偽物には米国製と記載。。。?
つまり、それだけ、製品の品質があがってきたのだ!ということでしょうか。
ややこし。

2010年10月15日 23:31

連携は法の連携

ここ2年程お手伝いをしているアジア太平洋を中心とした電子商取引に関わる国際連携の年次総会が無事終了しました。

国際連携の名称は、Asia-pacific Trustmark Alliance(略称:ATA http://www.ataportal.net/)。アジア太平洋地域の電子商取引サイトの安心安全を保証する信用マークを付与する団体の国際連携です。このATA、2003年より日本を含めたアジアの国で開始されたもので、現在の参加国は、韓国、台湾、シンガポール、ベトナム、フィリピン、米国、メキシコ、日本、そしてヨーロッパの同様の機関であるEuro Label(ユーロラベル http://www.euro-label.com/en/about-us/index.html)が提携先に加わりました。各国からは政府関係あるいは非営利の組織が参加しており、日本からは、TradeSafe(トレードセーフ http://www.tradesafe.co.jp/)ECネットワーク http://www.ecnetwork.jp/index.html が加盟しています。

連携の主な目的は、各国ごとの基準で付与している安心マークの土台を標準化し、消費者を保護しつつ電子商取引を発展させようというもので、ATAでは、GTO(Guideline for Trustmark Operator)、Euro-Labelでは、CoC(Code of Conduct)と呼ばれる基準が発行されています。
そもそも、各国に法があります。各国内の基準は各国の法に基づいて、あるいは準じて作られています。国際連携では、こうした別々の基準を持つ国々で作られ運用されている基準同士を対応させていくことが必要ですが、これが大変なこと。

まずは基準の内容がそれぞれ違えば、それをどうやってすりあわせるか?
日本では、"返品は受けませんよ"と明確に記載すれば、認められるとあっても、台湾では"返品は受ける"ことになっているような場合、じゃあ、台湾の人に売る場合は、返品はどうする?ということになり、どちらかに合わせれば一方には新たな負担になります。2国間での難しさは、多国間になればさらに複雑になります。
また、苦労して基準を決めたとしても、よその地域と連携しようとすると、今度は更に大きなくくりの基準同士のぶつかりあい。例えば、アジア諸国とEUが連携しようとすると、それぞれの基準を同じようにすりあわせなくてはなりません。これまた利害調整。

共通基準があればいいだろう?と思いがちですが、EUのように通貨まで統合されていないと、為替の違い、文化的背景、生活、所得水準なども異なり、法律もことなるので、その共通基準を決める事自体が難しいものになります。

歴史的背景もあります。ヨーロッパがやたらにプライバシーに敏感なのは、かつてナチの監視のトラウマが大きいと言われています。(ニューズウィーク日本版 「グーグルが甦らせるナチスの「悪夢」」http://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2010/09/post-1632.php?page=2)

 *  *  *

身近な例です。
例えば、同じ地域に立っているマンションAとマンションB。マンションAの近くにある共通の公園の使用規定を自治会で決めようとした場合、マンションAでは、治安の悪化を懸念して厳しい規定を制定したくなりますが、公園に遠いマンションBからは、いつでも自由に使用できるような規定にしたくなるでしょう。

駅から遠く、帰り道の人通りが少ないCさんの家では、子供の門限を設けています。駅に近く安全な道を通れるDさんの家の門限はそれほど厳しくなかったりします。子供の安全を考える話し合いでルールを決めようとすると、門限をしっかり決めることの重要性に対する捉え方が違ってくるでしょう。


 *  *  *

国際会議でも、こうした共通基準作りの議論はつきません。しかし、国境を超えた電子商取引は既に始まっています。より安全な取引がより多くの取引を促し、それぞれの地域の経済にも貢献し、ひいては、国際間の理解に通じると信じて、この国際会議が続く事を願っています。勿論、お手伝いは続けていこうと思っています。

会議の休憩中に、チリ落盤事故の最初の生存者が帰還ちたニュースを紹介しました。 参加者からの拍手。。。。

感動は、すぐに共通化できます。

2010年10月12日 11:29

超えてはいけないライン

前職で、入社以来、20数年近く、一緒に仕事をしてきた仲間達がいます。

登場するのは、M君とN君。
N君は、営業畑の人で、所謂元ヤン。高校時代は大分無茶なこともやったらしいと伝え聞いています。しかし、同時にキレ者で、交渉の渡り合いでも強引に押し込むのではなく、相手の懐に飛び込んで利害調整と関係維持を同時にやってのけるのが上手でした。
M君は技術系。どちらかというとハメを外さず正当派、固い感じです。高校時代は、生徒会などにも関わり、部活動にも打ち込んでいました。一方で、ヤンキー系、応援団系グループとも仲がよく、先生や父兄にも、「M君が一緒なら。。。」と多少の無茶も容認されてしまうことも少なくなかったそうです。

N君曰く。
「Mは、先生の受けのよい「いい子」でもあるけど、不良のキモチが分かる優等生」だよね。
M君曰く。
「Nは、ツッパリなんだけど、先生も一目置いているリーダー格」。
青春ドラマでは、得てしてこうしたコンビが活躍するものが数多くありましたが、それを地でいくようなコンビでした。

Nが主催する営業系の会議に、ゲストで招かれたM君。ある施策の実施に渋って、なかなか合意しない営業メンバーに、"技術の立場から"の必要性や実施の意義を語り、なんとなく営業チームを「その気」にさせてしまいました。
一方、Mが主催する技術系の会議に、Nが突然参加して、"営業の立場から"の理解と感謝を示して、技術陣の「やる気」を引き出したりする、二人はそんな微妙な協力関係を築いていました。

「あまり怒らないMが怒ると怖いんだ」
Mは普段ニコニコしているのですが、「会議の中で突然激昂する」ことがあるそうです。N曰く『「Mにとって許せないライン」があり、それは、「なにかの決断理由や拒否理由が、発言者自身の意見ではなく、"誰かがそういっていたので"という人任せの理由」だった時』だといいます。

人はそれぞれ、仕事上の行動、人生の行動で、超えてはいけない、超えることは許せないラインを持っています。
攻める方からは、「最後の一線を超える」「ルビコンを渡る」などと表現されますが、攻められる側からも、「それを超えたら(したら)怒るよ」というライン。


 * * *


尖閣諸島問題で、渋谷で約2,600人が参加した大規模なデモ(http://bit.ly/aYSR1Q)が行なわれました。
CNNでは報道されましたが(http://edition.cnn.com/2010/WORLD/asiapcf/10/02/japan.anti.china.protest/index.html)日本では、取り上げられていません(これは別の問題ですが。。。)
時事分析の記事が多いブログ(Blogos)(http://blogos.livedoor.com/list/)や、Twitterなどでも多くのコメントが寄せられ、久々に日本が全体的に怒っているように感じます。相手国だけでなく、日本の政府にも。

日本人の多くが感じる超えてはいけないラインを超えたのでしょう。
節度か、譲合い精神か、和を以て尊しか。

「ズーズーしく」も、過去の歴史経緯や自身が発信した書面、国際的にみた背景などから見ても根拠のないものを、自国のみの国益のために「領土だ」と主張する「自己チュー」さ、輸出規制的なことをしておいて「さあしらないよ?なんもやってないけど?」と、まるで現場が勝手にやっているみたいな「ずる」賢い狡猾、こちらが少し折れればさらに執拗に要求をしてくる「シツコさ」

これだけ揃うとヤッパリ日本人の心の一線を超えてます。 ただ、どれも国際間交渉では、重要。。。

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