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Webミュージアム3分美術館 アートのある風景

このシリーズでは、様々な芸術の楽しみ方をお伝えしていきます。今回は、印象派を中心とした西洋絵画の楽しみ方を、 早稲田大学文学部准教授 坂上桂子先生にお話いただきます。 講師:坂上 桂子 (早稲田大学文学学術院 准教授)

第17回 クールベ -出会い、今日はクールベさん

第17回 クールベ -出会い、今日はクールベさん

ギュスターヴ・クールベ(1819-1877) 写実主義(レアリスム)の画家。神話や過去の歴史を主題とするアカデミックな伝統に反発。つねにリアルな 現実としてあるのは、自分が見知っていることだけ、と考え、「天使は見たことがないので、描かない」、と言ったクールベ。理想化され、美化され、崇高化さ れた芸術を現実へと呼び戻した。そんなクールベが、南フランスのモンペリエを訪れ、描いた現実とは・・・

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第16回 ロートレック -ムーラン・ルージュ、 ラ・グーリュ

第16回 ロートレック -ムーラン・ルージュ、 ラ・グーリュ

トゥールーズ・ロートレック(1864-1901)。19世紀末フランスで活動した画家。当時、モンマルトル界隈では、夜のショー・ビジネスが、華麗に花 開く。ロートレックは奇抜な構想のもとに、それらをポスターのうちにとらえ、人々にアピールしては、ショー・ビジネスを成功へと導く一端を担う。だがそれ は同時に、自らが生活し、知り尽くした、パリの世紀末の夜の世界を、鋭く捉えた芸術でもあった。

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第15回 カサット -眠たがる子どもを洗う母

第15回 カサット -眠たがる子どもを洗う母

印象派の画家。アメリカに生まれ、フランスで活躍する。ドガと親しく交流、モリゾと並んで、印象派の活動に加わった女性画家の一人。お茶の時間、読書、観 劇など、女性たちの日常生活を、鋭い眼差しで捉えた。なかでも、母と子供の主題は、カサットがもっとも多く描いたテーマ。心温まる母子像は、しかしなが ら、伝統とは異なる、独自の視点で描かれている。

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第14回 ゴーギャン -かぐわしき大地

第14回 ゴーギャン -かぐわしき大地

ポール・ゴーギャン(1848-1903)。ポスト印象派の画家。幼い頃を、南米のペルーに過ごしたゴーギャンにとって、南国は、忘れることの出来ない憧 れの理想郷だった。1891年、困難を乗り越え、ついに、南太平洋の島タヒチへ赴く。原色の植物、見たこともない生物、たくましい女性たち。ゴーギャンは この地に、西洋にはない、原始的な美しさを見出す。地上「最後の楽園」といわれた地で、ゴーギャンは、自らの楽園を創造したのだった。

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第13回 ピサロ -りんご採り

第13回 ピサロ -りんご採り

印象派の画家。西インド諸島のセント・トーマス島から、画家を目指してパリへ。印象派のグループでは、長老的存在として、若い画家たちを導いた。ピサロが もっとも愛した対象のひとつは、緑豊かな大地。北フランスののどかな自然風景、そして農民たちが働く田園の様子。ピサロの眼には、それは、ある種の楽園、 ユートピアとしてさえ、見えたのだろう。

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第12回 セザンヌ -サント・ヴィクトワール山

第12回 セザンヌ -サント・ヴィクトワール山

ポール・セザンヌ(1839-1906)。ポスト印象派の画家。南仏エクサン・プロヴァンスに生まれ、育つ。文学者のゾラとともに過ごした少年時代、故郷 の風景。それらは、何よりもセザンヌの心の中に大切なものとして刻まれたのだろう。パリでの活動よりも、故郷での制作を選び、地元の風景を描き続ける。セ ザンヌは、印象派のように消えゆく「印象」ではなく、より「永遠的」な時間を、カンヴァスの上に描きとめた。

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第11回 バジール -ラ・コンダミンヌ通りのアトリエ

第11回 バジール -ラ・コンダミンヌ通りのアトリエ

フレデリック・バジール(1841-1870)南フランスのモンペリエ生まれ。医学を志しパリへ。が、間もなく画家へ転向。ラ・コンダミンヌ通りに大きな アトリエを構える。そこにはしばしば仲間たちが集り、芸術談義が繰り広げられた。訪れたのは、尊敬するマネ、友人のモネ、ルノワール、シスレー。画家たち だけではない。小説家のゾラや、音楽家のメートルもやってきた。そこは印象派芸術を育むまさに中心地となったのだった。

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第10回 ドガ -エトワール

第10回 ドガ -エトワール

エドガー・ドガ(1834-1917)印象派の画家の一人。大のバレエ好きで知られるドガは、パリのオペラ座へしばしば足を運んでは、バレエの公演をみ た。バレリーナたちの可憐な舞。しなやかで、軽やかな身体の動き。ドガはその瞬間の美に惹かれた。稽古場、リハーサル、本番と、くり返し研究された彼女た ちの踊り。スポットの光のなか、バレリーナが見みせる華やかな舞台を、ドガはいかに描いたのか。

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第9回 ルノワール -舟遊びの昼食

第9回 ルノワール -舟遊びの昼食

オーギュスト・ルノワール(1841-1919)。印象派を代表する画家。パリ郊外の行楽地に集まる人々は、ルノワールが好んで取り上げた主題の一つ。こ こは、アルジャントゥイユ、ブージヴァルと並び、ボート遊びで人気を呼んだシャトゥーにあるレストラン。ルノワールは、ボート遊びに訪れたこれらの人々の 楽しい交流の様子を逃さずとらえている。まるで彼らのしゃべり声や笑い声が今にも聞こえてきそうだ。

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第8回 シスレー -ポール・マルリーの洪水

第8回 シスレー -ポール・マルリーの洪水

風景を得意とした印象派の画家の一人。1875年、セーヌ川沿いのマルリー・ル・ロワに移住。そこで体験した自然のいたずら。シスレーは、一体ここでどん な情景を描いているのだろうか。常に鋭い観察力と深い洞察力をもって、淡々と、自然の姿を描き出している。この作品がもたらす穏やかな詩情は、画家の自然 を愛し、自然と向き合う誠実な姿勢こそがもたらしているようだ。

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第7回 マネ -鉄道

第7回 マネ -鉄道

19世紀フランスの画家。パリに生まれ、育ち、暮らし、描く。当時パリは、産業化、都市化によって、大きく変動していた。マネが捉えたのはそんな近代社会 とそこに生きる人々の様子。カフェ、劇場、街角。歩きまわっては、ふと見かける新しい都市の情景に、鋭い眼差しを向けた。
アトリエを構えたバティニョール界隈で、今、マネが目にした情景は、どのようなものだったのか。

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第6回 ミレー -種をまく人

第6回 ミレー -種をまく人

ゴッホと並んで、日本でも古くからもっとも馴染み深い西洋の画家の一人ミレー。特にこの作品は、山梨県立美術館が所蔵していることもあって、実際に作品を ご鑑賞された方も多いだろう。バルビゾン村に移住したミレーは、農民を対象にした絵画を生涯書き続けた。『種をまく農民の姿』に、ミレーはどんなメッセー ジを込めようとしたのだろうか。

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第5回 モリゾ -舞踏会で

第5回 モリゾ -舞踏会で

女性が国立美術学校にも入れなかった時代、 画家として活躍した女性は非常に少なかった。そのような時代背景において、モリゾはマネ、ルノワール、ドガらと交流し、日常の生活をテーマに多くの絵を残 した。当時女性はどんな生活をしていたのか。今回の絵は華やかな舞踏会-着飾った女性が描かれている。そこには男性の描いた絵とは少々異なる視点が感じら れる。

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第4回 カイユボット -雨のパリ

第4回 カイユボット -雨のパリ

印象派と共に活躍したギュスターヴ・カイユボット(1848 -1894)。仲間の作品のコレクターとしても知られる。19世紀後半、パリの街は近代都市へと変貌。 カイユボットは、パリの新しい町並みを早速とらえている。 石畳に街路灯、まっすぐ続く道、雨に濡れて趣きを増したパリの街角。そんな街を行き交うお洒落なパリジェンヌにパリジャン。 カイユボットの絵は、私たちを当時のパリへと誘ってくれる。

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第3回 スーラ -サーカス

第3回 スーラ -サーカス

パリ生まれのジョルジュ・スーラ(1859-1891)は近代化の波の中、変貌するパリと、そこに生きる人々の姿を描きとめた。晩年に手がけた主題がサー カス。描かれた「点描」が、不可思議なサーカスの雰囲気を醸しだしている。描いているのは、当時ロシュシュアール大通りにテントを張っていたフェルナン ド・サーカスのショー。サーカスの華やかな場面にスーラは何を見ていたのだろうか。

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第2回 モネ -睡蓮

第2回 モネ -睡蓮

晩年、モネはパリから80キロほど離れたジヴェルニーに移住。自邸の広大な敷地に「花の庭」、「水の庭」を作り、専らその風景を描いた。中でも一番多く描 いたのが睡蓮の池。花、水、光、風。これらが織りなす色彩の限りない変化。モネのタッチは、素早く的確にその特徴をとらえる。自然が一瞬に生み出す、儚い 美への熱い思いがこめられている。

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第1回 ゴッホ -星月夜

第1回 ゴッホ -星月夜

オランダ生まれの画家フィンセント・ファン・ゴッホ。1886年、弟で画商のテオを頼ってパリに出る。その後、明るい太陽を求めて南フランスへ移住。孤独 の中、不安定な精神状態にあって、ゴッホがこの地に見出したのは、昼の太陽だけではなかった。-満点の星と月の輝く夜空。遠い異国の地において、まばゆい ばかりの星空に、ゴッホはひとり一体何を夢想していたのだろうか。

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