
2009年9月 8日 01:02
前回シルバーセンターのお話を書いてからまたずいぶん経ってしまいました。
そんな中、シルバー人材センターでお仕事をされている方からコメントをいただき、とても嬉しく思っています。ありがとうございます。
http://www.quon.asia/yomimono/business/woman-career/2009/07/01/1729.php#comment
ところで、「シルバー人材」と聞くと、おじいちゃん、おばあちゃんのイメージがありますが、Nさんは、はっきり言って「シルバー人材センターの方」というのが申し訳ないくらいにお若いです。
この「シルバー」というネーミング、何とかならないものかなあ、といつも思ってしまいます。
登録者の条件のひとつに「60歳以上」という年齢があるのですが、60歳でシルバー?うーん・・・?
まあ、これはきっと「シルバー」=お年寄りという定着したイメージがあるせいかもしれませんが・・・。
話がそれましたが、Nさんは、基本的に週1回、月曜日に来てくれます。(たまにお願いすると別の日にもきてくれます。)
まずは次男を保育園まで迎えに。その後2人で遊びながら楽しく帰ってくるそうです。(下の子はそれがとても楽しみ!)
帰宅後は、学童から帰ってきた長男の分と一緒にご飯を用意してくれます。
食材は前もって私が買っておき、メモを残します。
「○○と○○と使って、○○を作ってください。」
というような。
でも、最近では、
「冷蔵庫に●●が入ってます。適当に何か作ってください、お願いします!」
というかなりアバウトなメモを残しても、子どもたちが喜ぶような献立をその場で考えて作ってくれます。しかも美味しい薄味で!
子どもたちには、Nさんがお料理をしている間に、お風呂に入るように伝えてあります。
ただ、最初のうちは、時間配分がうまく行かず、私が20時に帰宅したときにまだお風呂も入ってなく、ご飯も食べてない、という状態でした。
でも最近は子どもたちも慣れてきたようです。
私が帰る前にはお風呂から出ていて、ご飯をゆっくり食べている、という感じになってきました。
今日も、
「ただいまー」
と玄関を開けると、
「おかえりー。今日はNさんにカレーを作ってもらったんだよ!」
と子どもたちの元気な第一声が飛び込んできました。
疲れて帰宅する私には嬉しい瞬間です。
20時まででNさんのお仕事は終わりなので、私が帰宅すると、Nさんが帰るという流れになります。
あとは、ちょっと片付けて、歯磨きをして寝かせるだけ。私もとても楽です。
こうして、一日が終わります。
忙しくて早く帰ることのできない私に代わって、子どもを迎えに行ってくれたり、ご飯を作ってくれたりすることなんて、本当にありがたいですね。
でも、何より一番嬉しいのは、仕事に家事に子育てにと手が回らず、まったくゆとりのない私と違い、Nさんはゆったりと構え、子どもたちとじっくり向き合ってくれることです。
Nさんは、子どもたちのささいな話にも耳を傾けて、あれこれ聞いてくれているようです。
「余裕があるからですよ。」とNさんは笑いながらおっしゃいますが、そんなNさんの存在は、子どもたちにも、いえ、私にとっても、今ではものすごく大きいものになってきているのです。
子育てしながら働く女性について、
「保育園や他人に子どもを預けてまで働くなんて、子どもがかわいそう。」
という考えを持つ方も世間にはいらっしゃいます。
確かに、さびしい思いもさせているかもしれません。
でも、子どもは親だけの愛情でなく、いろんな人の愛情を受けて育つものだと思うのです。
子どもに対する愛情は、仕事をしているからと言って決して減るものではありませんし、
子育てだってちゃんとやろう、子どもともしっかり向き合おう、という気持ちはどんな親にだってあると思うのです。
しかし、親も完璧ではない。だから、できないところを助けてもらう。
それでいいのだと思います。
助けてもらったことで、子どもも親も、周囲の優しさを感じたり、成長できたりするのですから。
「もう本当にたくさん食べてくれるから嬉しくて。」
「いっぱいお話してくれるんですよ。」
と今日もNさんは笑顔で報告してくれました。
いつもありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします!
2009年7月 1日 00:01
ずいぶんと更新を怠ってしまっていました。ごめんなさい。
ほんの少し、言い訳をすると、6月はとにかく忙しかったのです。
この忙しさのしわ寄せは当然、子どもたちにも行くわけで・・・
6月中、保育園に次男を迎えに行けたのはたったの2日でした。
私が行けない残りの日は、夫、「ママ友」、母と、毎度おなじみの助っ人に、お願いしていたわけですが、それでもどうしてもまかないきれず、ついに公共のサービスを利用することにしました。
公共の育児支援サービスには、「ファミリーサポート」などがありますが、私が選んだのは「シルバー人材センター」です。
HPを見ると、草取り、ふすま張り、大工仕事といった仕事のほかに、「育児サービス」もしっかり書かれていて、その中には、幼稚園・保育園の送迎、家事援助などといった項目もありました。
「これこれ、これだ!」
しかし、問い合わせは平日の9時~17時。仕事中なのでとても無理です。
どうにかこうにか夫に頼んで、電話をしてもらったのですが、結局、センターまで申し込みに行かなくてはならないとのこと。
実は、センターは家から非常に近い場所にあるのですが、開いている時間に行くことができません。
忙しいから助けてもらいたいのだけど、忙しくて申込みもできないなんて、なんだかなあ、と思いつつ、月日だけが流れていったわけです。
シルバー人材センターは、特に働く人向けのサービスを提供しているというわけではないから、受付時間が短いのも仕方ないのかもしれませんが、そういえば、先日、保育園の保育料振込口座を変える手続きをした際にも、同様の思いをしたことを思い出しました。
振込口座を変えるのに、書類ひとつ出せばいいのかと思ったら、そうではなく、自分でわざわざ銀行まで行かなくてはならないというのです。
銀行の窓口は、9時~15時まで。その時間を捻出するのに本当に苦労しました。
こんなことひとつとっても、時間がなかなか取れないことが非常にストレスになります。
フレックスタイム制度でもあればよいのかもしれませんが、あいにく私が働く職場にも、夫の職場にもありません。
結局、下の息子が熱を出して保育園をお休みした際、仕事を休んでくれた夫に頼んで、シルバー人材センターへ登録をしに行ってもらったのでした。
ところで、シルバー人材センターへは、「やってもらいたいことの希望」を出すのですが、こちらの希望は
「週1~2回、18:00~20:00の間で、次男を保育園に迎えに行き、夕飯を作って、長男、次男に食べさせてくれる」こと。
そんな内容で登録した後、何日かして、仲介役のセンターの方から
「該当するヘルパーさんが見つかりましたよ!」
と電話がありました。
早速、日程を調整し、我が家での顔合わせを行いました。
そこでお手伝い内容の確認等をするわけです。
双方が合意するといよいよサービスの開始となるわけですが、いらしていただいたNさんのお人柄に惹かれ、5月末から基本的に週1回、お手伝いをお願いしたのです。
(つづく)
2009年5月11日 22:30
働くママたちの最大の悩みは、「時間に限りがあること」だと思います。
あとちょっと残業すれば終わるのにな、と思っても、保育園のお迎え時間が優先され、バタバタと慌しく職場を後にします。
地下鉄の階段をダッシュで駆け上り、電車にぎりぎりセーフで滑り込む・・・。
おそらく多くの方がこんな毎日を送っているのではないでしょうか。
ところで、保育園の保育時間というのは、園によって違うのですが、うちの息子が通う保育園では、朝の7時15分から、夜は最大8時15分まで預かってくれます。
保育時間のうち、夕方6時15分からが延長保育。つまり、夕方6時15分以降は、通常の保育料のほかに、延長保育料がかかることになります。
保育時間というのは、家庭によって異なり、送迎する人の就業時間と通勤時間を考えて、申請します。
ちなみに、我が家の保育時間は、朝7時45分から夜7時15分まで。
下の息子は、ほぼ半日、12時間近くを保育園で過ごしているわけですね。
送迎については、朝は基本的に夫が送りに行き、帰りは私が迎えに行く、というルールをここ3年くらいは続けています。
その前は、私の勤務時間が夫より緩かったこともあって、送りも迎えもほとんど私が行っていたのですが、朝もバタバタ、帰りもバタバタと、これが結構大変でした。
それで、ある時から、夫が朝、私が帰り、と分担するようになったわけです。
もともと夫は帰りの遅い仕事でしたが、私はそこまで帰りが遅いわけではなかったので、この分担が一番しっくりきていたのです。
勤務先が私より遠い夫が送りに行くことで、必然的に、朝、送り届ける時間も少し早くなってしまいましたが、朝の送りを夫に頼んだおかげで、私の負担はかなり減りました。
共稼ぎの場合、保育園の送迎を含む子育て部分は、どちらか一方だけではやりきれません。双方の勤務形態や、子どもの成長、園の対応にもよりますが、こうした「役割分担」は絶対に必要だと思います。
そしてもちろん、夫以外の人の助けも時には必要でしょう。
たとえばご両親。
保育園でも、おじいちゃん、おばあちゃんが、ママやパパの代わりに送り迎えをしている光景をよく目にします。
実際、私も自宅から電車を使って30分くらいのところに住んでいる実家の母に手伝いに来てもらうことがあります。
決して近いわけではないので、しょっちゅうはお願いできないのですが、きてくれる時は、迎えに行った後、夕飯まで作ってくれるので、子どもたちも大喜び。本当にありがたいし、助かっています。
そして「ママ友」。
これは持ちつ持たれつですが、私の場合、同じクラスの「ママ友」にお願いして、自分の子どもと一緒につれて帰ってもらうこともあります。
迎えに行ってくれた友人から、
「ついでだから、ご飯食べさせておくよ。お風呂もね。」
というメールが届くこともあり、涙が出るほどありがたく思ったこともありました。
こんな風にして、時間がない部分を誰かに助けてもらうことで補っている毎日ですが、子育てしながら働くということは、自分だけの問題では決してなく、保育園や学童なども含め、いろいろな人たちの助けがあってこそなんだなあとつくづく思います。
毎日時間に追われたり、時間がないことがストレスにはなりますが、周囲に助けてくれる人たちがいることは、本当に幸せなことです。
そして何より、遅くまでがんばってくれている子どもたちにはいつも感謝です。
2009年5月 5日 00:21
5/2(土)に放送された「エチカの鏡」で、44歳にして初めてパートとして働きに出て、50歳にして社員に、その後営業部長にまでなった主婦のことを特集していました。
彼女は、学生結婚をしてすぐに子どもができたため、社会に出ることなく、44歳まで専業主婦として家事育児に専念していたそうですが、子育てもひと段落したころ、このままではいけないと思い、仕事をしようと決意したそうです。
彼女が選んだのは、駅でお弁当を売る仕事。
働いたことのない彼女が、「これなら私でもできそう」、と思って選んだ"時給800円"の仕事でした。
仕事を始めてからは、"お弁当を売ること"、そして、"売れること"がとにかく楽しかったそうですが、主婦ならではの視点で、気づいたことやアイディアをどんどん口にし、改善すべきところは改善し、その結果、売り上げを年3000万もUPさせるまでになったというのですから本当にすごい!
その後、50歳を過ぎて異例の正社員採用。現在では部下を60人も抱える営業所長に抜擢されるまでになったそうです。
ただ、これはあくまで個人的な印象ですが、営業所長にまでなった彼女は、特にバリバリ働いているという感じではありませんでした。
それより、
「どうせ働くなら楽しく働きたい。」
「営業所長なんて肩書きより、現場で働くほうがずっと楽しいんですよ。」
と笑顔で話しているのがとても印象的で、本当に仕事を楽しんでいるのだなあというのが伝わってきました。
実際、営業所長になった今でも、暇さえあれば現場に出て、お客様と直接会話をしてお弁当を売っているそうで、それが何よりの楽しみだということです。
さて、ここで、彼女のスゴイところ。
まず、何と言っても「仕事を楽しんでいるところ」。
仕事上、アイディアや提案を出さなくてはならないことは多々ありますが、苦しんでいるときには、なかなかいい案がでません。それより自分が楽しみながら取り組んでいることの方が断然いいアイディアが生まれます。
自分が楽しんでいると、アイディアもどんどん出て、売り上げも上がる。ますます楽しくなる・・・。まさにプラスの連鎖ですね。
また、パートだからと遠慮をせず、思ったことを口にしてみる。これも良かったのだと思います。
「どうせパートだから」と躊躇っていたら、そこで終わっていたでしょう。
採用される、されないは別として、まず提案してみる。その一歩が彼女の仕事人生を変えたのだと思います。
そして何と言っても、「これなら自分にもできそう」と、とにかく社会に出てみたところ。
「時給800円かあ」、などと躊躇っていたら、今の彼女の成功はなかったはずです。
専業主婦の方など、長いこと社会から遠ざかっていた方が、社会復帰しようとするとき、この第一歩を踏み出せるかどうかが大事なのではないかと思います。
「まず資格を取ってからにしよう」とか、
「できるだけいい条件のところを見つけてからにしよう」
とか、あれこれ悩むことももちろん必要なことかもしれませんが、でも、そうこうしているうちに月日だけが経ってしまい、結局諦めてしまった、という話もよく耳にします。
躊躇っているうちに社会復帰の意欲が薄れてしまったり、諦めることになってしまったのでは本当にもったいないですよね。
仕事をしていると、よく感じるのですが、会社には実に多くの「仕事」があります。
わかりやすいところで例えると、「商社」と言っても、海外とのやりとりをするだけが商社の仕事ではなく、国内の取引先に関する仕事もあれば、経理や広報といった仕事もあったり・・・と言うのと同じです。
こういうことは、働いてみて初めて気づくことです。
また、番組内で、彼女が、
「働くのに年齢は関係ない」
と言っていましたが、私も全く同感です。
もちろん、年齢制限がある仕事もありますが、そうでない仕事もたくさんあるのです。
むしろ、主婦であった経験が活かされる仕事だってあるのです。
とにかくアレコレ考えたり、躊躇う前に、まずは「これならできそう」とか、「ちょっと楽しそう」というくらいの気持ちで一歩踏み出してみましょう。
この一歩こそが、後々の"可能性"につながる大きな一歩になるのだと、思うのです。
2009年3月25日 00:19
が、息子は春休みだからと言って、家でゆっくり休んだり、どこかへ出かけたりすることもなく、朝学校へ行く代わりに、朝から学童クラブへ通います。
小学1年生~3年生までの児童で、親が仕事を持っている子どもたちの多くが、放課後、学童クラブ(以下、学童)を利用していますが、春休み、夏休み、冬休みなど、学校がお休みの期間中は、1日をその学童で過ごすのです。
仕事を持つ身としては大変ありがたいのですが、給食は出ないので、お弁当を持っていかなくてはなりません。このお弁当作りが、働く親にとってはかなり大変なのです。
初日は、5時半に目覚ましをセットしておいたのですが、あっけなく寝坊。
6時に慌てて起きて、そのままものすごい勢いでトンカツを揚げ、卵焼きを焼いて・・・と大忙しでした。
2日目は、前日の反省を活かし、前日から煮物やおかずを作っておいて、朝はそれをチン。
2品ができているだけでも余裕です。
しかし3日目は、前日帰りが遅かったために買い物もできず、冷蔵庫の残り物で何を作ろうかと頭を悩ませました。
4日目もなんとかクリアし、ようやく週末。
が、ほっとしている間もなく、明日からまた1週間お弁当づくりです・・・。
春休みのお弁当作りをしていると、ちょうど1年前のことを思い出します。
そう。1年前。
保育園児だった長男は、卒園式が終わっても、3月31日まできっちり保育園に通い、翌4月1日からは私の作ったお弁当を持って、自分の足で学童へ。
昨日まで親の送迎つきで保育園に通っていた子どもが、今日は自分で歩いて学童へ行き、そこで1日を過ごし、また一人で帰ってくるわけです。(ちなみに、学童までは子どもの足で15分ほどかかります。)
親も昨日までは保育園に預けておけば何の心配もなく安心して仕事に行けたのに、今日からはお弁当を作ったり、
「ひとりでちゃんと学童まで行けたかしら」とか、「無事に帰ってこれたかしら」
という心配もしなくてはならず・・・。
最初のうちは親も子も慣れずに、へとへとだった記憶があります。
でも、1年経ってみると、子どもはすっかり学校と学童の生活に慣れ、朝は元気に「いってきまーす!」と出て行き、帰ってくればお弁当箱を片付け、洗濯機にハンカチなどの汚れ物をいれ、明日の用意。
あとは親が帰ってくるまで、本を読んだり、テレビを観たり、子どもなりの時間管理をしながら、過ごすことができているようです。
本当にずいぶん成長したなあと思います。
それに比べ、親の方は相変わらずお弁当作りに慣れませんが、愛情だけは込めることにして、明日からまた頑張ろうと思います。