
2009年5月31日 00:07
「結局、自分がやっている仕事なんて、自分でなくても誰でもできるんだなあ。
私にしかできない仕事なんて何もないし、私でなくても仕事は回っていくんだなあ・・・。」
と、悩んだことがあります。
業務体制が変わり、これまで担当していた業務を他の人に引き継ぐよう言われたときです。
自分なりに懸命に取り組んできたつもりなのに・・・という気持ちがあったため、結局私でなくてもいいんだ、という、ちょっと卑屈な思いを抱いてしまったわけです。
でもそのとき、上司がこんなことを言いました。
「仕事というものは、むしろ自分でなくても誰でもできるようにしておいた方がいい。自分はいつもそうしている。そうでないと、自分自身が次のステップに進めないでしょう?」
その言葉にハッとして、改めて自分の仕事を振り返ってみました。
当時、自分の担当として多くの業務を抱えていたのですが、確かに、ただそれをこなすことだけで、満足した気になっていました。
でも、本当はその先に、もっと自分自身の「やるべきこと」があったのです。担当業務にこだわるあまり、そういうことを見失っていました。
それ以来、業務体制が変わったり、移動など仕事上でさまざまな変化があったとしても、「それは次のステップに進むため」と気持ちを切り替えるようになりました。
「自分に課せられた新たな課題(次のステップ)に取り組もう」と。
そしてさらに、「仕事」や「業務」そのものにこだわるのではなく、自分だったらこうする、自分ならこういう役割をする、という「自分らしさ」へのこだわりの方が、仕事をしていく上では必要なのではないかと思うようにもなりました。
つまり、「自分にしかできない仕事」を目指すのではなく、「どんな仕事(業務)でも、その中で自分らしさを出す」ということを目指していこうと思ったのです。
その「仕事(業務)」をする人は他にいても、「自分」には代わりはいないのですから。
2009年5月11日 22:30
働くママたちの最大の悩みは、「時間に限りがあること」だと思います。
あとちょっと残業すれば終わるのにな、と思っても、保育園のお迎え時間が優先され、バタバタと慌しく職場を後にします。
地下鉄の階段をダッシュで駆け上り、電車にぎりぎりセーフで滑り込む・・・。
おそらく多くの方がこんな毎日を送っているのではないでしょうか。
ところで、保育園の保育時間というのは、園によって違うのですが、うちの息子が通う保育園では、朝の7時15分から、夜は最大8時15分まで預かってくれます。
保育時間のうち、夕方6時15分からが延長保育。つまり、夕方6時15分以降は、通常の保育料のほかに、延長保育料がかかることになります。
保育時間というのは、家庭によって異なり、送迎する人の就業時間と通勤時間を考えて、申請します。
ちなみに、我が家の保育時間は、朝7時45分から夜7時15分まで。
下の息子は、ほぼ半日、12時間近くを保育園で過ごしているわけですね。
送迎については、朝は基本的に夫が送りに行き、帰りは私が迎えに行く、というルールをここ3年くらいは続けています。
その前は、私の勤務時間が夫より緩かったこともあって、送りも迎えもほとんど私が行っていたのですが、朝もバタバタ、帰りもバタバタと、これが結構大変でした。
それで、ある時から、夫が朝、私が帰り、と分担するようになったわけです。
もともと夫は帰りの遅い仕事でしたが、私はそこまで帰りが遅いわけではなかったので、この分担が一番しっくりきていたのです。
勤務先が私より遠い夫が送りに行くことで、必然的に、朝、送り届ける時間も少し早くなってしまいましたが、朝の送りを夫に頼んだおかげで、私の負担はかなり減りました。
共稼ぎの場合、保育園の送迎を含む子育て部分は、どちらか一方だけではやりきれません。双方の勤務形態や、子どもの成長、園の対応にもよりますが、こうした「役割分担」は絶対に必要だと思います。
そしてもちろん、夫以外の人の助けも時には必要でしょう。
たとえばご両親。
保育園でも、おじいちゃん、おばあちゃんが、ママやパパの代わりに送り迎えをしている光景をよく目にします。
実際、私も自宅から電車を使って30分くらいのところに住んでいる実家の母に手伝いに来てもらうことがあります。
決して近いわけではないので、しょっちゅうはお願いできないのですが、きてくれる時は、迎えに行った後、夕飯まで作ってくれるので、子どもたちも大喜び。本当にありがたいし、助かっています。
そして「ママ友」。
これは持ちつ持たれつですが、私の場合、同じクラスの「ママ友」にお願いして、自分の子どもと一緒につれて帰ってもらうこともあります。
迎えに行ってくれた友人から、
「ついでだから、ご飯食べさせておくよ。お風呂もね。」
というメールが届くこともあり、涙が出るほどありがたく思ったこともありました。
こんな風にして、時間がない部分を誰かに助けてもらうことで補っている毎日ですが、子育てしながら働くということは、自分だけの問題では決してなく、保育園や学童なども含め、いろいろな人たちの助けがあってこそなんだなあとつくづく思います。
毎日時間に追われたり、時間がないことがストレスにはなりますが、周囲に助けてくれる人たちがいることは、本当に幸せなことです。
そして何より、遅くまでがんばってくれている子どもたちにはいつも感謝です。
2009年5月 5日 00:21
5/2(土)に放送された「エチカの鏡」で、44歳にして初めてパートとして働きに出て、50歳にして社員に、その後営業部長にまでなった主婦のことを特集していました。
彼女は、学生結婚をしてすぐに子どもができたため、社会に出ることなく、44歳まで専業主婦として家事育児に専念していたそうですが、子育てもひと段落したころ、このままではいけないと思い、仕事をしようと決意したそうです。
彼女が選んだのは、駅でお弁当を売る仕事。
働いたことのない彼女が、「これなら私でもできそう」、と思って選んだ"時給800円"の仕事でした。
仕事を始めてからは、"お弁当を売ること"、そして、"売れること"がとにかく楽しかったそうですが、主婦ならではの視点で、気づいたことやアイディアをどんどん口にし、改善すべきところは改善し、その結果、売り上げを年3000万もUPさせるまでになったというのですから本当にすごい!
その後、50歳を過ぎて異例の正社員採用。現在では部下を60人も抱える営業所長に抜擢されるまでになったそうです。
ただ、これはあくまで個人的な印象ですが、営業所長にまでなった彼女は、特にバリバリ働いているという感じではありませんでした。
それより、
「どうせ働くなら楽しく働きたい。」
「営業所長なんて肩書きより、現場で働くほうがずっと楽しいんですよ。」
と笑顔で話しているのがとても印象的で、本当に仕事を楽しんでいるのだなあというのが伝わってきました。
実際、営業所長になった今でも、暇さえあれば現場に出て、お客様と直接会話をしてお弁当を売っているそうで、それが何よりの楽しみだということです。
さて、ここで、彼女のスゴイところ。
まず、何と言っても「仕事を楽しんでいるところ」。
仕事上、アイディアや提案を出さなくてはならないことは多々ありますが、苦しんでいるときには、なかなかいい案がでません。それより自分が楽しみながら取り組んでいることの方が断然いいアイディアが生まれます。
自分が楽しんでいると、アイディアもどんどん出て、売り上げも上がる。ますます楽しくなる・・・。まさにプラスの連鎖ですね。
また、パートだからと遠慮をせず、思ったことを口にしてみる。これも良かったのだと思います。
「どうせパートだから」と躊躇っていたら、そこで終わっていたでしょう。
採用される、されないは別として、まず提案してみる。その一歩が彼女の仕事人生を変えたのだと思います。
そして何と言っても、「これなら自分にもできそう」と、とにかく社会に出てみたところ。
「時給800円かあ」、などと躊躇っていたら、今の彼女の成功はなかったはずです。
専業主婦の方など、長いこと社会から遠ざかっていた方が、社会復帰しようとするとき、この第一歩を踏み出せるかどうかが大事なのではないかと思います。
「まず資格を取ってからにしよう」とか、
「できるだけいい条件のところを見つけてからにしよう」
とか、あれこれ悩むことももちろん必要なことかもしれませんが、でも、そうこうしているうちに月日だけが経ってしまい、結局諦めてしまった、という話もよく耳にします。
躊躇っているうちに社会復帰の意欲が薄れてしまったり、諦めることになってしまったのでは本当にもったいないですよね。
仕事をしていると、よく感じるのですが、会社には実に多くの「仕事」があります。
わかりやすいところで例えると、「商社」と言っても、海外とのやりとりをするだけが商社の仕事ではなく、国内の取引先に関する仕事もあれば、経理や広報といった仕事もあったり・・・と言うのと同じです。
こういうことは、働いてみて初めて気づくことです。
また、番組内で、彼女が、
「働くのに年齢は関係ない」
と言っていましたが、私も全く同感です。
もちろん、年齢制限がある仕事もありますが、そうでない仕事もたくさんあるのです。
むしろ、主婦であった経験が活かされる仕事だってあるのです。
とにかくアレコレ考えたり、躊躇う前に、まずは「これならできそう」とか、「ちょっと楽しそう」というくらいの気持ちで一歩踏み出してみましょう。
この一歩こそが、後々の"可能性"につながる大きな一歩になるのだと、思うのです。