
2009年9月30日 09:16
前回、対策を立てて、選んで実行するところまで、お医者さんの事例を使いながら、問題解決の手順を学んできました。
さて、ふつうお医者さんは、薬を処方したり、注射を打ってくれたあと、どうしますか?
では、今回も見ていきましょう!
⑧効果を確認する
薬を処方したり、注射を打つなど、なにかしらの対策を打ったあと、お医者さんは、ふつうこう言いますよね。「では、~日後にもう一度来院して下さい。」と。
実際に処方した薬・注射が効果を発揮して、問題が解決されたのか?
実際に事実を確認しないといけませんね。通常の仕事の際、抜かしがちな手順ですので、気をつけましょう!
⑧-①効果がなかった場合
みなさん、お医者さんの立場で考えてみましょう。どうしますかね?
おそらく、今まで行ってきた手順のどこかに立ち返り、もう一度手順に従って、問題解決に取り組むでしょう。つまり、問題の設定が正しかったのか?
原因の仮説で抜けているものはなかったか?原因の仮説検証は正しく行われていたのだろうか?はたまた、対策として処方した薬は、別の物の方がよかったのではないだろうか?いろいろ考えられますね。
ここでみなさんに誤解して頂きたくないのですが、こうして手順を戻ることは、失敗でも何でもないということをご理解いただきたいと思います。間違えることも当然あるわけです。人間ですから。(もちろん、医療現場で問題解決上の手順戻りはなるべく無い方がいいですけど。。お医者さんはホントに大変な職業です。)
むしろ、手順を戻らずにそのまま放置してしまうことこそが、最も行けない行為だということを共有して頂ければと思います。なぜなら、そうしたら、絶対問題は解決ないからです。正々堂々と手順を戻りましょう!
⑨仕組みを作る
効果が出た場合、それでめでたしめでたし!といってお医者さんは、何もしないでしょうか?
おそらく、再発防止策を取るように患者さんにアドバイスを行いますね。
手洗いの奨励など。今まで取っていた行動と違うことを実践することを要求し、原因がもう一度発生することを抑えにかかるでしょう。これが仕組みを作るということです。
今までと違った行動が必要になるということです。
どうでしょうか?今まで問題解決の手順をお医者さんの事例を用いながら、①~⑨まで説明してきました。一度通してご覧いただければ、なぜ問題解決には、手順が決められているのか、納得して頂けると思います!
2009年9月29日 09:02
前回、原因の仮説検証まで終了しました!いよいよ対策の立案・実行ですね。
お医者さんの事例で早速考えてみましょう。
⑥対策を立てる
いよいよ対策です!注射、薬の調剤、ひょっとしたら手術!?いろいろな対策が考えられます。ポイントは、原因を取り除くことが出来るかどうか?ですね。
⑦対策を実行する
いろいろな対策が選択肢として、挙げられていると思います。で、どうでしょう? お医者さんは全部の対策をいっぺんに実施しますか?
ふつう、効果が最もありそうで、患者さんの負担(何を負担と感じるかは患者さんによって変わりますが)が少ないものを選びますよね。
こうして、問題に対する対策がようやくうたれました。
これで、おしまいでしょうか?違いますね。まだ、効果の確認と仕組み作りが残っていますね。具体的にどういうことなのか、次回またお医者さんの事例を通じて学びましょう。
2009年9月28日 20:50
前回の続きです。
問題解決の手順①~③によって、問題が設定されました。お医者さんの事例では、来院の目的が分かり、現状熱が出ているということが、定量的にもわかり、いついつまでに治しましょう!という目標もはっきりしました。
では問題がはっきりしたので、いきなり対策として「注射」を打てるか?というと、どうやらそうではない、ということがはっきりしたのが、前回でした。
そうです。対策を打つ前に、原因を明らかにする必要がありました。手順で言うと、④の原因の仮説を立てる、⑤の原因の仮説を検証する、にあたります。
つまり、お医者さんでたとえると、
④原因の仮説を立てる
うーん、熱が出ている。最近新型インフルエンザがはやってきている、他に考えられるケースは・・・・・・。と頭の中で熱を引き起こしている原因を探します。
⑤原因の仮説を検証する
その頭の中で考えた原因が本当なのかどうか、いよいよ血液検査や、鼻の粘膜の液体を調べることによって、確認をします。
ここで、立てた原因の仮説が、事実として正しいことが分かって、初めて対策を立てられる訳ですね。
つまり手順で言うと、⑥に進むことが出来ます。
次回、対策立案以降の手順を学びましょう!
2009年8月31日 20:56
こんにちは。
前回問題解決には、手順が決まっていることをお伝えしました。9つの手順がありましたね。では、今回はなぜそのような手順が必要なのか、医者の事例を用いて説明したいと思います。
まず、問題を明らかにしましょう。
手順の①~③ですね。
①まず目的を明らかにするので、医者は患者に対して、どうされましたか?
とたずねて、来院の目的を明らかにします。
②患者の「熱っぽくて。」という発言を聞いて、「ではまず熱を測りましょう」と言って、現状を把握します。
③そして、医者は、「いついつまでに治るようにしましょう。」と言って、目標を定めます。
これで、「問題」が設定されました。
では、質問です。
「この時点で、お医者さんは、患者に注射や、薬を投与することが出来るでしょうか?」
みなさん、もしこの時点でお医者さんが注射をいきなりしてきたら、どう思いますか?
僕は、駄目ですね。。。めちゃくちゃ焦ります。だって、熱を引き起こしている原因がわかっていないんですよ。インフルエンザかもしれないし、O-157かもしれないし。。少なくともその原因がわからない限り、いきなり注射や薬って言われても。。。
というのが、正直な気持ちです。
仕事に置き換えてみると、どうでしょうか? 同じように「問題」の原因がわかっていないと、対策しても、効き目があるかどうか、自信が持てませんよね。
よって、問題を設定したら、必ず、その問題を引き起こしている原因を明らかにする必要があるのです!
次回、引き続き手順のお話をしたいと思います。
では!
2009年8月24日 20:38
こんにちは。
今まで問題解決をするためには、「問題」そのものをはっきりさせる必要があるということで、問題をしっかりととらえるためのノウハウをいろいろと共有してきました。
では、問題がはっきりとしたから、すぐに解決出来るかというと、ところが、そうはいかないのです。(苦笑。。めんどくさいですよね)
問題解決には、解決するための手順が決められています。
それは、以下の手順です。(教える方によっては表現などが違うかも知れません)
①目的(テーマ)を明らかにする
②現状を把握する
③目標を決める(②と③は、順序が逆になってもよい)
ここまでが、問題を定義するところですね。
④原因の仮説を立てる
⑤原因の仮説を検証する(事実かどうか確認する)
⑥対策案を立てる
⑦対策を絞り込んで実行する
⑧効果を測る
⑨仕組みを作る
こうした手順になります。
次回は、なぜこの手順が必要となるのか、医者の事例を用いて説明したいと思います。
では!