
2009年8月31日 20:56
こんにちは。
前回問題解決には、手順が決まっていることをお伝えしました。9つの手順がありましたね。では、今回はなぜそのような手順が必要なのか、医者の事例を用いて説明したいと思います。
まず、問題を明らかにしましょう。
手順の①~③ですね。
①まず目的を明らかにするので、医者は患者に対して、どうされましたか?
とたずねて、来院の目的を明らかにします。
②患者の「熱っぽくて。」という発言を聞いて、「ではまず熱を測りましょう」と言って、現状を把握します。
③そして、医者は、「いついつまでに治るようにしましょう。」と言って、目標を定めます。
これで、「問題」が設定されました。
では、質問です。
「この時点で、お医者さんは、患者に注射や、薬を投与することが出来るでしょうか?」
みなさん、もしこの時点でお医者さんが注射をいきなりしてきたら、どう思いますか?
僕は、駄目ですね。。。めちゃくちゃ焦ります。だって、熱を引き起こしている原因がわかっていないんですよ。インフルエンザかもしれないし、O-157かもしれないし。。少なくともその原因がわからない限り、いきなり注射や薬って言われても。。。
というのが、正直な気持ちです。
仕事に置き換えてみると、どうでしょうか? 同じように「問題」の原因がわかっていないと、対策しても、効き目があるかどうか、自信が持てませんよね。
よって、問題を設定したら、必ず、その問題を引き起こしている原因を明らかにする必要があるのです!
次回、引き続き手順のお話をしたいと思います。
では!
2009年8月24日 20:38
こんにちは。
今まで問題解決をするためには、「問題」そのものをはっきりさせる必要があるということで、問題をしっかりととらえるためのノウハウをいろいろと共有してきました。
では、問題がはっきりとしたから、すぐに解決出来るかというと、ところが、そうはいかないのです。(苦笑。。めんどくさいですよね)
問題解決には、解決するための手順が決められています。
それは、以下の手順です。(教える方によっては表現などが違うかも知れません)
①目的(テーマ)を明らかにする
②現状を把握する
③目標を決める(②と③は、順序が逆になってもよい)
ここまでが、問題を定義するところですね。
④原因の仮説を立てる
⑤原因の仮説を検証する(事実かどうか確認する)
⑥対策案を立てる
⑦対策を絞り込んで実行する
⑧効果を測る
⑨仕組みを作る
こうした手順になります。
次回は、なぜこの手順が必要となるのか、医者の事例を用いて説明したいと思います。
では!
2009年8月17日 10:17
こんにちは。
前回は、問題をとにかく紙に書いてみることをお勧めしました。頭の中で考えていることを実際に形にすることって、意外と難しい!と感じていらっしゃる方(僕も含む)が多いように感じたので、お勧めしてみました。
さて、今回は紙に書いて明らかにした問題を、「他の人に見せる」ことをお勧めします。
以前立場が変われば、問題が違って見えてくるというお話をしました。せっかく紙にした問題なので、それで本当に良いかどうか、周囲の人に見せてみませんか?
すると、こんなメリットがあります。
●その問題が誰にとってもわかりやすいものになっているかがすぐわかる
●自分と違った角度の意見をもらえる
●周囲に自分が取り組んでいる仕事、問題について知ってもらえる
●解決に役立ちそうな、情報、社内外の人物などを紹介してもらえる
などなど。
せっかくですから、一人で問題を抱え込まずに、周囲の人を巻き込んで力を借りてみませんか?いざ、原因の追及、対策実施の段階になったとき、きっと助けてくれると思いますよ。
では!
2009年8月 6日 10:05
こんにちは。
前回まで、立場を変えて、問題をみると自分の問題がはっきりすることをお伝えしてきました。いかがでしたでしょうか?
今回と次回は、最終的に問題を確定させる上で役に立つちょっとしたヒントについて書いてみたいと思います。
みなさんは、頭の中に描いていることをすぐに形にすることが出来ますか? 僕はこの作業がとても苦手です。。。
しゃべっているときや、頭の中でいろいろなことを考えているときには、すべてがはっきりしているような気がするのですが、いざ、ほかの人に説明する段階になって、きちんと書面化することが求められたりすると、いきなり、ぱたっと筆が止まってしまう、なんてことがよくあります。
いろいろな企業の方々のお手伝いを通じて、僕と同じような悩みをみなさんも抱えていらっしゃるんだなぁと、最近感じます。
研修で説明をした後、理解されているかどうかを口頭で確認したときには、「ばっちり!」だった方が、いざ、現場に帰って実際に問題を設定してみたら、「?」ということがよくあります。
また、組織内の問題というのは、自分だけでなくいろいろな方がかかわって解決するものが多いですから、まずは書面にして、本当に問題として成立しているかどうか、確認することをお勧めします。
メモでもなんでも結構ですから、とにかく紙に残しましょう!
では。