
2011年12月25日 01:54
今年の大きな出来事は何といっても3月11日の東日本大震災でした。
被災された方にお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方
に謹んでお悔やみ申し上げます。
この震災は直接被災しなかった方々にも、多くの影響を与えたよう
に思います。
そのとき、私は東京の自宅にいましたが、勤務先にいらっしゃった
方が多いかと思います。
自宅に戻れずに会社にそのまま泊まった方、何時間も歩いて帰った
方、家族に車で迎えに来てもらった方、あるいは、一部動いた地下
鉄でようやく帰宅できた方などさまざまでした。
また、携帯電話が繋がらなくて、家族との連絡を取れず居ても立っ
てもいられなかったという話しも聞きました。
その後、何度も放映されるテレビニュースには大きな衝撃を受け
ました。
それから9ヶ月以上が過ぎました。人々の日常生活の行動にもその
影響を感じることがあります。
首都圏では電車が事故で止まってしまうことがときどきあります。
そんとき、乗客が、
「開通するのが何時になるのか分からないとはないだろう!」
「きちんと状況を把握しろよ!」
「何をやってんだよ!」
などと、駅員に噛み付いている光景を見ることがありました。
しかし、最近は同じよう状況でも、そのような光景を見ることが
ほとんど無くなったように思います。
節電対策で街や駅の電気が薄暗くても、
「この程度でも問題ないよね」
との声も聞こえてきました。
駅のエスカレータが動いていても、横にある階段を使う人が以前
よりも多くなったような気もします。
私の実家は茨城県北部ですが、屋根瓦が落ちて、まだ復旧して
いない家がたくさんあります。
「瓦の生産が間に合わないのですね」
というと
「津波で流された人に比べたら、何でもないですよ」
と返事が返ってきます。
私自身が一番変わったのは、先延ばしをすることが少なくなった
ことです。
私の部屋には本棚が二つあります。
「地震がきたら、倒れて下敷きになるよ」
と家族からいわれていました。
地震は幸い昼間だったので、下敷きにはなりませんでしたが、
本棚は二つとも倒れてしまいました。
夜なら私は本の下敷きになっていたでしょう。
これは危険だと感じ、翌日早速コンテナを発注して本を整理し、
倉庫にしまいました。即断即決、行動の早さに驚きました。
それ以来、先延ばしをすることが減ったような気がしています。
そうそう、倉庫入りした本は、2012年3月11日まで一度も
ダンボールを開けなかったら、中味を見ずにブックオフに持って
いくことにしました。
体験が人の考え方や行動を変えるということを実感しています。
2012年は明るい年になりますように。
この記事へコメントする