
2012年5月13日 23:16
私は学生時代、漢字を書くのが苦手でした。
というと、今は得意のように聞こえますね。
「新入社員の頃は、英語が話せなかったのです」
「当社の商品は、品質が良くないといわれてました」
聞き手は、
"今は英語が話せるんだ"
"今は品質が良いといわれているのだ"
と思い込んでしまいます。
事実であれば問題はありません。
相手が勝手に思い込むように意図して言う人もいます。
冒頭から話がそれてしまいました。済みません。
私は今でも漢字が苦手です。勉強をしないだけなんですが・・・。
社会人になって間もない頃の出来事です。
社内の連絡文書を書くよう上司からいわれました。
当時はワープロなどなく手書きでした。
出来上がり、上司に提出すると。
「この文書を駅前で配るつもりか?」
「えっ! どうしてですか?」
「そう書いてある・・・」
「そんな・・・」
「ほら。"配布資料は次のとおりです"と書いてあるじゃないか。
資料を駅前で配るのか?」
「???」
意味がよくわからず、持ち帰り調べました。
このときの上司からの指摘は今でも覚えています。
感謝です。
ところが、この間違いは私の周りでしばしば見かけます
私の感覚では90%以上の人が間違えています。
購読しているプレゼンテーションのメルマガで、私と同じ間違い
をしているのに気づきました。
あまりにも頻繁に書いてあったので、メールを差し上げました。
暫くして返事が届きました。
お恥ずかしいことです。確かに私の漢字は間違いでした。
今まで全く気づきませんでした・・・
次に配信されたメルマガでは修正されていました。
ところで、何が間違いなのか?。
皆さんなら、既に気づいていると思います。
"配布資料"ではなく、
"配付資料"が正しいのです。
「配布」:多くの人に行き渡るように配ること。
駅前でティッシュを配るときなどに使います。
「布」はひろげる。ゆきわたる。と言う意味です。
「配付」:関係者めいめいに配って渡すこと。
「重要書類を配付する」「配布先」などと使います。
「付」はつけるという意味です。
なので、社内文書や、顧客先でのプレゼンテーションの際に配る
資料は「配付資料」と書くのです。
私が知る限り「配布資料」と書いていることが多いようです。
私はしばしば漢字を間違って書くことがあります。
不安になったら辞書で調べるようにしているのですが、
不安にならないのが怖いです。
2012年4月29日 21:40
何か習慣化したいと思っていることがあったら、
0.2%だけ努力をしてみませんか?
サラリーマン時代の体験です。
友人と飲んで帰りました。
家に着いたのは午前0時過ぎ、そのままベッドにダイブ。
翌朝4時に気持ちよく目覚めました。
8月なのでかなり明るいです。
「良く眠った~~」
寝起きの悪い私ですが、スッキリと目が覚めました。
おそらく程よいお酒で、熟睡したのでしょう。
そのまま起きてしまいました。
シャワーを浴びて、スッキリです。
涼しいうちに会社に行ってみようと思い家を出ました。
駅まで歩いて10分。
人通りは少なく、ひんやりとした空気がとても気持が良いです。
朝一番の電車に乗りました。
余裕をもって座ることができました。
混雑している通勤電車とは少し雰囲気が違います。
クーラーが効いています。とても爽やかです。
会社に着いたのは5時45分でした。
いつもは9時スレスレに到着するので、ざわついていますが、
さすが静まり返っています。
電話のベルが鳴ることもありません。
そこで資格試験の勉強をしました。
涼しくて、静かで、誰にも邪魔されずに集中できます。
8時までの2時間みっちり勉強に集中できました。
そして、8時から9時までの1時間は今日やる仕事の段取りです。
人に依頼するもの、今日中に必ずやらなければいけないこと、
今日準備をしておくと後々楽になることに分けます。
そして、どのような順番でやれば、楽ができるかを考えます。
その日は、仕事がスムーズに進み定時に帰ることができました。
一日を振り返ってみると、気持ちよく会社に行けて、
勉強に集中でき、仕事も捗りました。
これに味をしめて、翌日から同じ時間に同じようにしました。
一週間を終えると、何か充実した気分でした。
翌週からも全く同じ時間に同じようにしてみました。
1ヶ月続けました。
夏なので、気持ちよく続けることができたと思っています。
こうなると、もうやめられません。
ついに、それが習慣となってしまいました。
このとき私が思ったのは1ヶ月続けると習慣化するものだと
いうことでした。
米国では21日間続ければ新しい習慣に慣れる、といわれています。
それを実感しました。
新しい習慣を身につけるときは、1ヶ月間続ければ良いのです。
人生80年として、40歳で新しい習慣を作ろうとしたら、
残り40年間のうち、1ヶ月間だけ実施すれば良いのでしょう。
たった0.2%の努力です(30日÷365日÷40年)。
一日フルにやるわけではないので、もっと少ない努力で済みます。
一日1時間やるとすると0.01%の努力です。
何か新しい習慣を身に付けようとしたら、簡単なコツがあります。
それは、3つの条件です。
上記の内容から汲み取れた方もいらっしゃるかもしれません。
何年間も毎日ブログを書いている人がいます。
その人もそのコツを身につけています。
何か簡単なことを身に付けたいと思ったら、
0.2%だけ努力してみませんか。
2012年4月21日 22:08
"人の名前を覚えることは得意ですか?"
得意な方がいらっしゃる一方で、苦手という方が多いようです。
早稲田大学オープンカレッジでの「NLPコミュニケーション講座」
での初回のアイスブレークの場面です。
「1チーム12名のグループになってください」
グループができたところで
「これから、11人の名前を覚えてください」
すると
「エー! 私、人の名前を覚えるのが苦手なんです。ムリムリ」
「できないよ」
そんな声があちこちから聞こえてきました。
同じグループ内にお互いに知っている人がいないことを確認して、
やり方を説明しました。
「取り敢えず、やってみましょう」
各グループがそれぞれ始めました。
グループにより時間差はありましたが、6分程で全グループが
終わりました。
お互い初めて出会った11名の名前を全員覚えることができました。
やる前は、できないと思い込んでいたのに、実際にやってみると
きちんと全員覚えることができました。
「ヘエー、覚えようと思えば覚えられるのですね」と
皆さん、自分の能力に驚いていました。
そうなんです。覚えようと思えば覚えられるのです。
余談ですが、英語を話せないあなたが、英語圏のある国に拉致
されたとしましょう。そして、そこで1ヶ月以内に英語で日常
会話ができるようにならなかったら処刑する、と言われたら覚え
るに違いない。日本で英会話教室に通うより効果が上がるかも。
このワーク中に気づいたことは、楽しく笑いながらワークをして
いるグループは早く終わったことでした。
楽しくワークをすると学習効果が上がるのですね。
私自身も人の名前を覚えるのが苦手でした。
しかし、何の仕掛けもなく、ちょっと集中するだけで覚えることが
できるようになりました。
一週間後、講座終了後に懇親会をしました。
その席で、同じグループだった人の名前はほとんどの人が覚えて
いました。
「覚えているものですね」
皆さん自分の能力に感心していました。
仕事で名刺交換をした際も同じようにすれば覚えられるものです、
というと納得していました。
やり方の詳細は長くなるので省略しますが、簡単にいうと
集中と繰返しです。
もう一つノウハウがあります。
それは"人の名前が覚えられない"という思い込みをなくすこと
です。
すなわち"人の名前を覚えることが得意だ"と思うことです。
2012年4月10日 19:48
花冷えの週末、目黒川の桜を見に行きました。
ここは、全長約4km、800本近い桜並木で、都内の名所のひとつに
数えられています。川沿いにはブティックや雑貨店があるので女性
に人気のスポットです。
昔勤めていた会社から1分足らずのところにあります。
当時、この時期になると早めにお昼を済ませて、の~んびりと散歩
したのを思い出しました。
残業をしたときは、夜桜を見ながら帰ったこともありました。
またあるときは、ほろ酔いセットなるもので楽しんでいたら終電に
間に合わず、タクシーで帰宅したこともありました。
桜を鑑賞をしていると、当時のいろいろな光景を思い出しました。
そうそう、こんなことがありました。
残業から帰ろうとしたときに、同僚の女子社員に会いました。
「目黒川の夜桜を見学しながら駅まで行こうか?」
「良いわね~」
お酒の好きな女性でしたが、お店には予約なしではとても入れま
せんでした。ただ歩くのみでした。
川に架かる橋の上からの光景は、両側にある桜の木が川を覆い、
桜のトンネルのように見えます。
ちょっとロマンチックな気分で夜桜鑑賞でした。
彼女は文学部出身で詩やことわざが大好きなのを思い出しました。
川の水に浮かぶ桜の花びらを見ていると、あることばを思い出し
ました。
「桜の花びらが流水に身を任せている姿は情緒があるね。
俺たちみたいかな?」(ちょっとキザでした)
「う~ん」
「"落花流水の情"っていうところかな」
「・・・」
【落花流水の情】とは
男女の相思相愛を表す言葉です。
花には、散って川の流れに身を任せたいという
思いがあります。一方の川にもそんな花を浮か
べて流れていきたいとう思いがあります。
落花に情があれば、流水にもまた情がある。
男に女を思う情があれば、女にもまた男を慕う情
が生まれることの例えです。
この場合、落花が女性で、流水が男性ということ
になるのでしょう。
「"落花流水の情"っていうところかな」
「・・・」
:
:
彼女が答えました
「落花情あれども、流水意なしかも・・・」
「・・・」
"落花流水の情"
とても美しい日本語ですね。
2012年4月 5日 01:12
今年は平年よりやや遅めですが、桜の開花が始まりました。
サラリーマン時代、会社から1分足らずのところに桜の名所があり
ました。昼食を早々に済ませて、暖かい日差しを浴びながら、
気持ちの良い散歩を楽しみました。
また、歩いて10分くらいのところには公園もありました。
「明日のランチは花見にしよう」と誰かが提案します。
すると、周囲から声がかかります。
「私はお弁当を作ってくるね」
「一人じゃ大変よ、私も作ってくる」
「じゃ、私はお茶を入れて持ってくるわ」
「俺はビニールシートを持ってくる」
「酒っていうわけにはいかないよな。仕事中だから」
自然と自主的に役割分担が決まっていきます。
仕事のときとは少し違う・・・・・。
当日、
「混雑するから早く行こうよ」と誰かが言い出します。
「今日のランチは花見をするので、戻るのは2時頃だ」
当たり前のようにセクレタリーに伝えて、出かけます。
会社の行事ではないのですが・・・
仕事をしている人もいます。
公園では、ビニールシートを敷いて、ランチを楽しみます。
ときどき、お弁当の中に桜の花びらが落ちてきます。
「うわ~。きれい~。食べるのもったいない」
「お酒があるといいな・・・」
「日本酒を持ってきたわよ」と女性の声
「仕事中なんだから、飲みすぎないようにね」
「この桜を背景に私の写真を撮ってくれない?」
「いいよ」
彼女のデジカメで、満開の桜を背景に撮ろうとしました。
背景と彼女のバランスを考えて、デジカメの画面を覗きながら
私が一言呟きました。
彼女に聞こえるか、聞こえないくらいの大きさの声で、
しかし聞こえるように
「桜が霞んで見えるな~」
すると。彼女は満面の笑顔になりました。
その瞬間にシャッターを切りました。
素敵な写真が撮れました。
あっという間に、2時間が経ってしまいました。
2時過ぎに会社に戻ります。少々赤い顔をして。
大丈夫です。マネージャーも一緒だから。
そんなことが許される企業でした。
このイベントで私が得た最大の収穫は何か?
"自主的に役割分担が出来上がるチームワーク"
ではありません。
"世界で1,2を争う外資系の企業文化"
でもありません。
実は
"女性をどのように褒めると心から喜ぶか"
でした。