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グローバル化は足元からやってくる ~国際学で切り取る世界と社会~

2018年9月23日 00:00

2018年モンゴル訪問記(2): 青空トイレを堪能する

神戸ユネスコ協会理事/日本経済大学ユネスコクラブ顧問として、9月2日~9月12日までモンゴルでボランティア活動に従事してきました。学生8名、私を含めて神戸ユネスコ協会理事7名の合計15名の団体です。国籍別としては日本(6名)、ネパール(1名)、ベトナム(5名)、中国(2名)、モンゴル(1名)の5カ国に跨る多国籍チームでした。

【2日目前半】
9月3日、朝からウランバートルから車で4時間のところにあるドントゴビ県フルド村の遊牧民の生活圏に行くことになりました。

今回のボランティアチームの事実上の「団長」である(神戸ユネスコ協会青年部の会員で、私のゼミ生でもあります)エナさんのお父様のご友人が遊牧をされているということでお邪魔することになりました。

当初、ボランティア活動をした後に、遊牧地域を訪れる予定でしたが、週末に天候が崩れてしまい、ゲルと呼ばれる遊牧民の家に宿泊するには寒すぎるということと、ちょうど、3日にお祭りがあるということで、順番を入れ替えました。

何と、急遽アクセサリー・デザイナーのエナさんのお父様と内科医のお母様も同行して下さることになり、貸し切った15人乗りの小型バスで出発しました。30分も走ると草原が見えてきました。「きれい!」「素晴らしい!」という歓声が学生たちから上がりました。

こちらに来る前にモンゴル映画を何本か観たのですが、本当に映像通りの美しい草原が広がっています。

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貸し切ったバスで、何時間も草原の間を走り続ける

しかしながら、私たちはその「美しさ」を得るには代償があることを直ぐに知ることになりました。

トイレがないのです。

2時間もバスに乗っていますと、トイレに行きたくなりますが、草原です。日本のドライブインのようなところはありません。

最初は、幹線道路の両サイドにはちょっとした石があるところもあり、その陰で用を足すしかないのです。

Image_eda5a1a.jpg

牛や羊の糞も沢山、ありますので、人間も動物だと思うしかないのですが、やはり抵抗があったのは事実です(正直、「先生、見える!」とか女子学生に言われながら、用を足すのは苦痛です)。

Image_e9f4ecb.jpg
羊や牛と共に

この後、翌日にウランバートルに帰るまで、私たちは青空トイレ、星空トイレを「堪能する」ことになります。

唯一、立ち寄りました「ドライブイン」で、昼食をとりました。うどんのような麺に、羊の肉が入っていました。中国人学生のAさんは気に入ったようで、「美味しい!」と喜んでいましたが、4人のベトナム人の女子学生は皆、羊の肉が苦手なようでした。私は、その真ん中のような感じだったかもしれません。

羊の肉とのお付き合いは、モンゴルを出るまで続くことになります。

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プロフィール
安井裕司
安井裕司
エジンバラ大学、バーミンガム大学博士課程に学ぶ。その間、ルーマニア・アカデミー歴史学研究所研究生。国際政治学博士(PhD)。国連大学国際紛争研究所インターン、夏期講習クラスコーディネーター、法政大学国際日本学研究所客員研究員等を経て、現在、早稲田大学エクステンションセンター講師、日本経済大学神戸三宮キャンパス教授。
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