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グローバル化は足元からやってくる ~国際学で切り取る世界と社会~

2018年9月22日 00:00

2018年モンゴル訪問記(1): ゴビ砂漠を「2回」渡り、暖房を付けて寝たモンゴルの夏の夜

神戸ユネスコ協会理事/日本経済大学ユネスコクラブ顧問として、9月2日~9月12日までモンゴルでボランティア活動に従事してきました。学生8名、私を含めて神戸ユネスコ協会理事7名の合計15名の団体です。国籍別としては日本(6名)、ネパール(1名)、ベトナム(5名)、中国(2名)、モンゴル(1名)の5カ国に跨る多国籍チームでした。

昨年9月に、ボランティアでネパール訪問したことは、当ブログでも記してきました。今年は、モンゴルに行くことになりました。

なぜ、モンゴルなのか。1年前のネパールでのボランティア活動でも活躍したモンゴル出身のエナさんの存在が大きいです。ユネスコクラブの代表も務めた彼女のリーダーシップによって今回のモンゴルでの活動が現実になりました。

【1日目】
9月2日、私たちは関西空港に午前7時に集合し、中国国際航空CA162 便で北京に飛びました。

北京空港に到着後、何と私はiPadを機内い置き忘れたことに気付いたのですが、どこを探してもでてきませんでした。また、荷物検査では、同僚の理事の1人が防犯ベルを、ベトナム人の女子学生が買ったばかりの日焼け止めを没収されながら、何とかウランバートル行きのフライト(CA955便)に乗り換えました。

北京発は15時15分、1時間ぐらい飛行したところでゴビ砂漠が見えてきました。しかし、直ぐに砂漠は終わり、もうすぐウランバートルに到着かと思ったところ、「当機はウランバートルの悪天候のために北京空港に引き返しています」とアナウンスが流れ、そもそもあのゴビ砂漠は蜃気楼だったのかもと思っていると、直後に北京空港に着陸しました。

Image_a32da1b.jpg
北京空港に着陸しながら、機内で待機する私たち

北京空港着陸しても機内から出られず、着席した状態で3時間程待たされ、乗客の子供たちは泣き出したり、モンゴル人乗客の男性グループがトランプに夢中になっていました。

21時過ぎに再びウランバートルに向けて離陸し、真っ暗な中、3時間飛行した後、24時近くにウランバートル・チンギスハーン国際空港にやっと辿り着きました。

Image_79dc45c.jpg
ウランバートル・チンギスハーン国際空港

さて、入管のパスポートコントロールを通らなくてはいけないのですが、上記の通り、私たちは日本、ネパール、ベトナム、中国、モンゴルの国際チームなのです。日本人はビザが要らず、簡単に通過できたのですがなかなか出てきません。

後ほど、聞いたところ、ネパール人とベトナム人学生たちは別室に連れていかれて、根掘り葉掘り聞かれたというのです。ネパール人がモンゴルでボランティアというのは、モンゴル人的には納得できない発想だそうです。中国籍の学生と理事が、何とか説明して、かなり遅れて6人が出てきました。

くたくたになった私たちを、上記のボランティア「団長」で先に母国に戻っていましたエナさんが手荷物受取所の外で、笑顔で迎えてくれました。

深夜のウランバートルを快適に小型バスで走り、市内のホテルにチェックインしたのですが、「0度近くになるよ」とエナさんに言われていた通り、かなり冷え込み、早速、暖房を入れることに。

こうしてゴビ砂漠を2回通るという不思議な1日が終わり、暖房に温まりながら休みました。

プロフィール
安井裕司
安井裕司
エジンバラ大学、バーミンガム大学博士課程に学ぶ。その間、ルーマニア・アカデミー歴史学研究所研究生。国際政治学博士(PhD)。国連大学国際紛争研究所インターン、夏期講習クラスコーディネーター、法政大学国際日本学研究所客員研究員等を経て、現在、早稲田大学エクステンションセンター講師、日本経済大学神戸三宮キャンパス教授。
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