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グローバル化は足元からやってくる ~国際学で切り取る世界と社会~

2013年11月

2013年11月30日 00:00

スイスにおける企業経営者の最高報酬制限案の否決

11月24日、スイスで行われました国民投票で、企業経営者の最高報酬を最低の12倍までに制限する法案が反対多数で否決されました。全国において賛成は34.7%、反対は65.3%となり、26のすべての州で反対が賛成を上回りました。

スイスの大企業経営者の報酬の平均は、1984年には国民平均の6倍でしたが、2011年には43倍にまで拡大しており、近年、大企業に格差の是正を求める声が挙がっていたと報じられています(日本経済新聞、2013年11月25日)。

一方で、2012年12月1日の当ブログにて記しました通り、スイスは最低賃金として月換算で4,000スイスフラン(約45万円)が基準となる国でもあります(swissinfo.ch. 2012年1月27日)。

最低賃金は、一部の州しか導入されていないのですが、現段階においてもフルタイム労働者で月給4,000フラン以下は1割しかいないとされており(同上)、実質、スイスの殆どの働き手は月4,000スイスフラン以上の賃金を得ているのです。

上記を踏まえ、スイスでは一部において、単純労働で高所得を得る人々を批判する声があるのも確かです。

隣国フランスの2013年における最低賃金は、月1,430ユーロ(約20万円)ですので、スイスの実質の最低賃金4,000フラン(約45万円)がいかに高額であるかが分かります( "Salaire minimum interprofessionnel de croissance (SMIC)"  INSEE )。スイスでは、どのような仕事をしても、フランスの最低賃金の倍以上が得られる可能性が高いのです。

しかしながら、スイスには多くの多国籍企業が本社を構えており、経営者は世界のトップクラスの報酬を得ており、世界最高レベルの「最低賃金」を持っても、スイス国内においては相対的な格差が生じてしまっています。

今回の国民投票において、65.3%が最高報酬を最低の12倍までに制限する法案に反対した理由は、グローバル企業の人材の流出を招くと懸念されたからです。スイス国内で、報酬の上限を決定することはできなく、12倍制限法案が通れば、最悪の場合、グローバル企業の本社、支社の国外移転を導いてしまうかもしれません。

いくら、実質上の「最低賃金」が4,000フランの高額であったとしても、経済的に二極化をもたらすグローバリゼーションの中で、グローバル企業の経営者の報酬を「最低賃金」の12倍以内に抑えるのは困難なのです。

スイス国民の選択は、格差化してもグローバル企業をスイス国内に留めるという決断でした。そして、社会全体が潤うことで、最低でも月4,000フランの賃金を維持していこうとしているのです。

問題は「格差」です。これ程、最低レベルにおける高額賃金があれば、「格差」は容認されるのか。それとも、これ程の高額な最低賃金でも「格差」は許されないのか。スイスは、社会的実験を試みているように見えます。

2013年11月27日 22:15

答えなき答えを探すこと:新型出生前診断と羊水検査を考える

毎日のようにブログを書いているのですが、本当に記したいことはなかなか書けないものです。

医師や医療関係者による共同研究組織「NIPTコンソーシアム」によれば、妊婦の採血で胎児の三つの染色体の病気が高い精度でわかる新型出生前検査が今年4月に導入されて以来、9月末までの6か月間で陽性の判定を受けた67人のうち、その後の羊水検査などで確定診断がつき、流産もしなかった54人中53人(98%)が人工妊娠中絶をしていたそうです(読売新聞、11月22日;朝日デジタル、11月22日)。

新型出生前検査とは、妊婦の血液の中に含まれている胎児のDNAを、最新の医療技術を用いて検出するものです。胎児の染色体の数が正常であるか、増加する異常を持っているかどうかを調べることができます(結果として、胎児が、ダウン症等となる染色体系の異常があるかどうかが判るとされています)。

私は、このニュースに特に驚くことありませんでした。なぜならば、ヨーロッパ諸国でも同様の数字が出ていることを知っていたからです( 例えば、BJOG: An International Journal of Obstetrics & Gynaecology, Volume 115, Issue 6,  pages 689-696, May 2008)。

しかし、辛かった日々を思い出しました。

現在、3歳の長男を妻がスイスで妊娠した時、出生前検査を受け(拒否しない限り、自動的に受けるシステムでした)陽性の判定を受けました。羊水検査に進み、最終的には陰性という結果となりました。しかし、出生前検査の陽性の判定を受けてから、羊水検査の結果が出るまでの約1ヶ月は非常に苦しみました。その間に、結論を出さなければならないからです。

それは、答えなき答えを探す作業です。ダウン症の子供を育てられるのか。共働きは難しいでしょうから、どちらかがキャリアを諦めなくてはなりません。どちらが働くのか。どちらが主婦、主夫になるのか。私たち夫婦が亡くなった後はどうするのか。当時、4歳の長女の負担にはならないか。皆はどうしているのか。

このプロセスの中で、数多くのヨーロッパ諸国において、約9割の陽性妊婦が堕胎する道を選んでいることを知ります。残る1割は宗教的な理由であろうとも推測しました。結果として、欧米では「1割」のダウン症の子供が、国家によって手厚く保護されているのかとも考えました。

そんな中、You Tubeで明治安田生命CM「たったひとつのたからもの」を観ました。生後1ヶ月でダウン症を発病して6歳で亡くなった加藤秋雪君と御両親の写真が、小田和正さんの名曲『言葉にできない』をBGMに写しだされます。

「あなたに会えてほんとうによかった」
「嬉しくて、嬉しくて言葉にできない」
(1982年発売 シングル『言葉にできない』、1991年発売アルバム『over』収録 作詞、作曲小田和正)

思考停止です。何度も泣きました。しかし、考えても、泣いても結論はでません。不本意な妊娠ではない限り、生まれてくる我が子に会いたくない親はいないでしょう。

その頃、ハーバード大学のサンデル教授の『白熱教室』がブームでした。「あなたは時速100kmのスピードで走っている車を運転しているが、ブレーキが壊れていることに気付きました。前方には5人の人がいて、このまま直進すれば間違いなく5人とも亡くなります。横道にそれれば1人の労働者を巻き添えにするだけですむ。あなたならどうしますか?」

当時の私は『白熱教室』に、全く熱を感じられませんでした。哲学を否定するつもりは毛頭ありませんが、羊水検査後の「決断」のような究極な「問い」には、「痛み」が伴います。「痛み」の大きさ故、「あなたならどうしますか?」と簡単には問えないのです。

私の息子は、ダウン症ではありませんでした。ただ、羊水検査後、堕胎を決意した夫婦(カップル)とダウン症のお子さんと一生懸命生きている親御さんがいるのは事実です。私にも、両方の可能性があったのです。

私は、苦しんだ両者の「決断」を尊重したいと思っています。そして、苦しみを与える出生前診断と羊水検査を現段階における社会の「必要悪」として断腸の思いで受け入れます。

ダウン症の子供を育てることが、夫婦のみならず家族全員の人生を変えてしまう(必ずしもマイナスとは限りません)可能性がある限り、出産前の夫婦や家族が、その可能性について知りたいと思う気持ちを否定することは難しいのです。

その上で、中絶率を下げたいと皆が思うならば、行政や社会がどのようにサポートすべきかを考える必要があります。私たちは、社会全体として、堕胎をしなければならない夫婦の「痛み」に共感し、世に生まれてきたダウン症の「天使たち」を包み込んでいかなければならないように感じています。

2013年11月24日 23:59

男性が育児をするだけで映画になった時代:映画『赤ちゃんに乾杯』の歴史性

少子化対策において、女性に子供を産めと政府が主張しても、3年の育児休暇を奨励しても、女性の社会進出だけを促しても不十分です。女性が社会進出し、男性と共に働き、男性もまた、家事・育児に参加して女性と共に家庭を築くしかないのです。この点において、日本は著しく遅れているのですが、他の先進国も四半世紀前は、今の日本とそれ程変わらなかったようです。

『赤ちゃんに乾杯』(原題:  3 hommes et un couffin)

制作国 フランス
制作年 1985年
監督   コリーヌ・セロー
主演   ローラン・ジロー、ミシェル・ブジュナー、アンドレ・デュソリエ
受賞 1986年(第11回)セザール賞最優秀作品賞、助演男優、脚本賞

あらすじ
【80年代のフランス、パリ。国際便客室乗務員のジャック、広告代理店勤務のピエール、漫画家のミシェルの 3人の男たちが、パリの高級アパートをシェアしながら、独身貴族を謳歌していた。ある日突然、3人のアパートに「ジャックの子供」として赤ちゃんが届けられ、その子の母親は仕事のためニューヨークへ旅立ってしまう。それから、3人は育児をこなすことを余儀なくされる。悪戦苦闘しながら半年が過ぎた頃、母親が舞い戻り、今度は3人から赤ちゃんを取り上げてしまう。3人はほっとしながらも大きな喪失感を覚える。】

当ブログ2012年7月15日に、1993年制作のフランス映画『愛するための9章』を紹介しました。ヨーロッパの先進国の中では、いち早く、2006年に合計特殊出生率2.0を回復して、少子化対策の成功例として挙げられるフランスも、実は1970年代に2.0を下回って以降、右肩下がりとなり、そして、1994年には出生率が1.66にまで落ち込んだのです。

そのような歴史を振り返りますと、3人の独身男性が育児に目覚めるというテーマを1985年に描いた映画『赤ちゃんに乾杯』は、時代の先を見据えた作品だったと言えます。

内容は、独身を謳歌する3人の男性が育児に奔走するという非常にシンプルなストーリーです。それ故に、これが映画となった1980年代のフランスにおいて、男の育児参加がそれ程、珍しかったということが浮き彫りにされているように思えるのです。

「男性も育児ができる・すべきだ」「男性も育児をしたい」という本作品のメッセージは、今のフランスでは社会規範となっています。ですから、この作品は、2013年の今日のフランスでは映画として成立しないでしょう。つまり、フランスの「歴史」を映し出しているに過ぎないのです。

フランスに遅れて約30年、今、日本はイケメン3人の俳優を起用して『赤ちゃんに乾杯』の日本版をリメイクする必要があるのではないでしょうか。

2013年11月23日 00:00

ガード下で首飾りを売ること

勤務校に在籍する中国からの女子留学生が、手作りの携帯ストラップをくれました。

彼女は、将来、装飾品のお店に出す(自分のお店を出したいと希望してます)手作りの首飾りや携帯ストラップを、今、実験的に創っているようでした。

私が、「有難う」、「しっかり勉強して下さい」と言うと、彼女は、「違いますよ。勉強駄目だったら、こういうのを色々なところで売るんですよ」と返事をしてきました。「鉄道のガード下とかでも?」と私が聞き返すと、彼女は「ハハハ」と笑っていました。

そんな会話をしながら、将来、自分の学生が、ガード下や路上で首飾りを売っていて、「先生、買って」と言われたら「ちょっと辛いな」と思いました。

別にそれで彼女が幸せならばそれで良いのでしょうが、大学で学び、仕事を得て社会に出るというパターンではありません。生活は安定しないでしょうし、剥き出しの商売ですから安全とも言えないような気もします。

そもそも、現実的な問題として留学生ですから就労ビザも取れないので、彼女が大学卒業後、ガード下や路上で首飾りを売る商売をする可能性は高くないのですが、仮定の話として私自身が自分の学生にそうなって欲しくないと思ったことも確かです。

大学というところは、それがどのようなレベルであっても、ホワイトカラーやもしくは熟練技術者養成が求められるのかもしれません。相対主義的に「幸せならどのような仕事でも良いじゃないか」、「アルバイトでも良いじゃかいか」、「派遣労働でも良いじゃないか」と考えるのは、大学教育の王道ではないようなのです。

なぜ、駄目なのか。

当ブログ、2012年4月15日に「今、誰もが学ばなくてはならない:映画『マイ・ビューティフル・ランドレット』から 」として記しましたが、自分の学生が将来、ガード下で首飾りを売ることへの私の抵抗感は、同作品の中でパキスタン系移民の主人公が親友の白人青年とコイン・ランドリー店始めるのですが、主人公の(移民1世の)父親が、自分の息子が「こんなところで他人の下着の洗濯などをして欲しくない」、「大学で学んで欲しいだ」と言う姿に重なるかもしれません。

父親はその理由を「今は、誰もが(生きるために)知識が必要なんだ」、「この国で、誰によって何が起こされているかを学ばなくてはいけないんだ」と語り、それ故に「大学へ行くべきだ」というのです。

後半の「社会が誰によってどのように動かされているかを学ぶ必要がある」という点に関しては、特定の誰か(もしくは団体)によって社会が動かされていると見なすよりも、その中心人物を含めた社会システム(構造)を把握することが今日、求められていると考えるべきでしょう。父親の言葉を言い換えれば、誰もが生きる上に、社会(世の中)のシステム(構造)を知る必要があるということになります。

全てを学び、個人として成熟した上ならば、コイン・ランドリー店をするのも首飾りを売るのも結構なのかもしれません。社会システムを理解し、社会の不公正さに負けないくらい強くなれるのならば。

やっぱり、「勉強しなさい」と教員は言い続けなくてはならないのでしょう。

2013年11月20日 23:59

小泉元首相のカリスマ性に靡いても。。。

総理大臣を退いて以降、表舞台から姿を消していた小泉純一郎元首相が、反原発を主張して再びスポットライトを浴びています。

2013年11月12日には日本記者クラブで記者会見を行い、350人もの記者を集め、その影響力の大きさを示すことになりました(時事ドットコム、11月12日)。

私は、小泉元首相がワン・イッシューで政界に「殴り込み」をかけることは政治の活性化には良いことであると考えます。2005年の郵政民営化を彷彿させますが、エネルギー問題は郵政改革より遥かに国民的な議論が求められるテーマです。

しかしながら、どうもひっかかるものがあります。

社民党の吉田忠智党首は、脱原発で連帯を模索するために小泉氏に面会を申し入れ、10月29日に会談しました。一部で、この10月に党首になったばかりの吉田氏が「党の存在感アップを狙い」(産経ニュース、10月23日)と報じられています通り、小泉氏の知名度、影響力にあやかろうというようにも見えるのです。

共産党の市田忠義書記局長までも、小泉氏の日本記者クラブでの会見後の11月13日に(小泉氏は)「考え方が大変近く一致点が多い。どういう形の力の合わせ方があるかはこれからの研究課題だ」と述べています(共同通信、11月13日)。

みんなの党の渡辺喜美代表はいち早く、9月27日に小泉氏と会食して反原発で意気投合しており、今の小泉氏ならば共産党を含めて全ての野党をひとつに纏められるかもしれません。それどころか、自民党内にも反原発派はいますので、小泉氏ならば、かつて郵政民営化の時のように自民党を半分解体するようなこともできるかもしれないのです。

しかしながら、万が一、小泉氏が政界復帰し、原発の是非を問う「原発解散」後、野党が勝利し、第4次小泉=反原発内閣が成立したとしても(自民党はその前に何らかの手を打つでしょうから、あまり現実的ではありませんが)、原発ゼロが決定した段階で、他の政策では一致できない政権は解体してしまうでしょう。

1993年、細川護煕政権が成立してから繰り返されてきたパターンです。とりあえず、野党は反自民で連合しても長続きしないのです。小泉氏のカリスマ性に靡いても同じなのではないでしょうか。

それでも、2011年3月の東日本大震災以降、日本が抱える最大の課題であります原発問題ならば、もう一度、同じことを繰り返す価値があるのかもしれません。だた、エネルギー問題だからこそ、単に小泉元首相のカリスマ性に頼らず、各政党には他の政策も含めて総合的に熟考して欲しいとも思うのです。

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プロフィール
安井裕司
安井裕司
エジンバラ大学、バーミンガム大学博士課程に学ぶ。その間、ルーマニア・アカデミー歴史学研究所研究生。国際政治学博士(PhD)。国連大学国際紛争研究所インターン、夏期講習クラスコーディネーター、法政大学国際日本学研究所客員研究員等を経て、現在、早稲田大学エクステンションセンター講師、日本経済大学神戸三宮キャンパス教授。
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