いちかわ's dialy
08 May 2009 20:42
マーケティング調査は必要か?
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最近、縁があってコンサルのようなものをしています。
コンサルとしての先輩には、F総研出身の人材が医者社長がいて、最近の話をしたら、「コンサルタントとパートナーの区別が付いていないね」とご指摘を頂きました。
コンサルタントなら、戦略の立案のためのマーケティング資料を作成する必要があるのではないかと先輩は言うのです。
個人的な意見としては、すでに定量化された情報(ここではデータと呼びましょう)をいくらきれいな図表にしたところで、それは「死んだ」データだと思っていで、心を隠しながら、その話を聴いてみました。
具体的に言うとこういうことです。
スターバックスが分かりやすいと思います。
マーケットシェアの目標を立てるとしたら、コーヒーの市場規模がどれくらいかを調べなければならないですね。
おそらく、日本では3000万人がコーヒーを飲むと思うのですが、一人単価は300円くらいでしょう。すると、30000000×300=3000000000すなわち30億が100%(市場全体)になります。そこで、小さすぎて市場から消されない存在(限界的存在)になるために10%すなわち年商3億円を目標にするわけです。
この内容をパワーポイントとエクセルで「綺麗な」資料を作ってコンサル料を取ることも可能でしょう。
しかし、問題は「本当にスターバックスはコーヒーを売っているのか」ということです。
実は、彼らが売っているのはコーヒーではありません。彼らは空間を売っているのです。言い換えれば、リビングルームのアウトソーシングをしているわけです。したがって、真面目にコンサルをやろうとすれば、その場合の市場規模を調べなければなりません。
日本にある1000万世帯のうち、家賃には平均3万くらいかかっているそうです。すると10000000×30000=300000000000円(3000億)がこの場合の全市場となります。
同じコーヒーを、どういう満足をもたらすものかと捉えることによって、資料の母数が100倍も変わってくるのです。
それでも、コンサル会社にマーケティング調査を依頼する価値があるのでしょうか?1対100の幅があるデータは、果たして統計的に意味のあるデータなのでしょうか?
留意すべきなのは、既存のマーケターの分析は、自分が対象としているお客様の価値を定義していない限り、無意味なものになりがちだということです。
ぜひともご意見ください。よろしくお願いいたします。
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